小沢一郎君、退場はまだかね?

さすがにマスコミもスルー出来なくなったのか。それとも、先日の
対馬を韓国人が買って問題だというなら、円高WON安のうちにWON済州島を買っちゃえ』
発言が、韓国系圧力団体から不評を買って、小沢降しでも始まったのか。小沢一郎の政治資金問題が報じられる事が多くなってきました。
それでも、しばらく前の異常な麻生政権バッシングと比較したらかわいいもんですが。

父の病室で、暇つぶしにと買ってきた週刊誌に目を通していると・・・

『麻生総理の独裁的手法に怯え、麻生降しの声も小さくなった』
的な記事が載ってて苦笑しましたね。
麻生総理が検察に圧力をかけて、政治献金問題を材料にして、意に反するものを粛清しようとしていると言うような内容でしたが・・・


そんな事出来るなら、とうの昔にやってるんじゃねーか?常識的に考えると。

一つだけ言えることは、こういうことか。

麻生総理は、企業からの政治献金に関しては、何も後ろめたいことは無いという事ですか。

やはり、お金の心配の無い人で無いと、政治家になるのは難しいんでしょうかね。

そんなわけで、今日の小沢一郎とその仲間達の話題。


小沢氏選挙に西松社員 元秘書 自身の比例も大量動員
3月16日7時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000043-san-soci
 小沢一郎民主党代表の資金管理団体陸山会」の政治資金規正法違反事件で、小沢氏の元秘書が、西松建設の社員を小沢氏の選挙に大量動員していたことが15日、西松関係者の話で分かった。元秘書は自身が当選した平成12年の衆院選で、小沢氏だけでなく、自分が名簿に載っていた比例代表にも西松の社員を動員していたという。捜査関係者によると、東京地検特捜部は、元秘書が西松に、こうした小沢氏への支援の一環として、トンネル献金を始めさせたとみているもようだ。一方、元秘書は「献金の仕組みにかかわったことはない」と否定している。

 西松関係者によると、元秘書は岩手県の旧胆沢町(現奥州市)出身で、陸山会の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)の前任者。小沢氏の秘書を20年以上にわたって務めた。小沢氏の選挙を実質的に取り仕切っていた実力者で、小沢氏の“腹心”とも呼ばれた。ゼネコン幹部が公共工事の受注にあたり、繰り返し元秘書のもとを訪れるなど、東北の建設業界に発言力を持っていたとされる。

 捜査関係者によると、西松が考案したトンネル献金の仕組みも、元秘書が了承し、後任の大久保容疑者らに引き継いだとされる。

 地元関係者によると、元秘書は小沢氏の選挙で、西松に支援者の名簿作りを要請。西松は、下請け業者で作る任意団体「松和会」などを通じて小沢氏への支援を依頼し、献金やパーティー券の購入、後援会への入会や選挙運動の支援を行わせていた。西松も運動員として社員を多数派遣、ポスター張りや演説会に参加させるなどしていた。

 元秘書は旧自由党候補として比例代表東北ブロックから出馬した12年の衆院選で、西松に自由党側の運動員として社員の派遣を求め、選挙運動を展開。自身の当選にもつなげた。

 東北のゼネコン関係者は、「元秘書の信用を得なければ、工事は受注できなかった」と証言。西松は、東北の公共工事に影響力のある小沢氏の選挙支援を重視していたという。これらの選挙運動は、小沢氏側と西松との深いつながりを示すものとみられる。

 元秘書は1期で衆院議員を退き、小沢氏との関係を絶っている。元秘書は、トンネル献金への関与を否定しており、選挙への西松社員の動員などについても「関係ない」と話している。



それで、こーいう結果ってことですか。

西松は東北で請負額3位…過去5年で大手3社上回る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090316-OYT1T00040.htm
 準大手ゼネコン「西松建設」から小沢一郎民主党代表の資金管理団体陸山会」への違法献金事件で、主なゼネコン9社の東北地方における過去5年間の公共工事の請負状況を読売新聞が集計したところ、西松建設の請負額は計約390億円で3位に食い込んでいたことがわかった。

 同社は売上高ベースで9社のうちの下位に位置している。西松建設幹部は東京地検特捜部の調べに、「東北地方で工事を取るために小沢代表側への献金を続けていた」と供述しており、特捜部は献金工作と受注の関係について解明を進めている。

<<中略>>

 東北地方の公共工事に関して、西松建設を含むゼネコン各社は、小沢事務所の影響力を期待して、下請け業者などを使って、小沢代表側に年間1000万円程度の献金などをしていたが、西松建設はこれとは別に、ダミーの政治団体を経由して年間1500万円程度を献金していた。ダミー団体経由の献金は、ライバル社に気付かれないようにする狙いもあったとされる。東北地方の地元大手業者は、「かつて西松建設は弱かったが、ここ10年で工事の受注が目立つようになった」と指摘している。

(2009年3月16日03時17分 読売新聞)



小沢帝国の東北で、西松建設は大活躍してたって事ね。


この疑惑が持ち上がった後、国会では変わった現象が起きているとか。


与野党、西松献金で追及手控え…審議日程スイスイ ねじれ一転、無風国会
3月16日7時56分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000063-san-pol
 与野党が激しくぶつかり合ってきた衆参両院の「ねじれ国会」が一転して、凪(なぎ)の状態になっている。小沢一郎民主党代表の資金管理団体陸山会」の政治資金規正法違反事件が、自民、民主両党を震撼(しんかん)させ、互いに追及を手控えているためだ。このため、本来なら激突するはずの予算案や法案の審議日程がスイスイと決まっている。一時は絶望視されていた東京五輪招致を目指す国会決議も実現する見通しだ。どこまで奇妙な凪が続くのか-。(水内茂幸、大谷次郎)

 「これが当たり前なのだ!」

 自民党大島理森国対委員長は13日、重要法案の審議が順調に進む状況を記者団に問われ、得意げに胸を張った。

 大島氏は同じ日の党総務会でも「これからは重要法案の審議が続く。3月いっぱいは平成21年度予算案と関連法案の早期成立を軸に進めたい」と今後の見通しを説明した。

 衆院では3月に入り、雇用保険法改正案、道路特定財源一般財源化法案の審議が始まっている。今後もアフリカ・ソマリア沖の海賊に対処する海賊対処法案、基礎年金国庫負担率を2分の1に引き上げる国民年金法改正案などの重要法案が審議入りの予定だ。

 参院では21年度予算案の審議が大詰めを迎え、参院予算委は17日に採決の前提となる公聴会を開く。集中審議などを経て、26日にも参院本会議で採決。野党の反対多数で否決されるものの、衆院の判断が優越する憲法の規定で予算は年度内成立の見通しだ。

 また、予算関連の税制改正関連法案も民主党は年度内に参院で採決する意向を与党側に伝えており、「昨年は税制改正法案のガソリン税をめぐる与野党攻防が過熱したことを考えたら不思議なくらい順調だ」(与党幹部)という。

 重要法案の大半はこれまで、与野党対決の案件として、民主党が国会審議自体に難色を示していた。それが「審議に抵抗してきた民主党だが、同党の小沢一郎代表の公設秘書が逮捕された3日以降、国会戦術が急速に軟化した」自民党国対幹部)のだ。

 民主党西松事件の動揺が広がり、国会で与党と対峙するどころではないのが実態のようだ。

 一方で、自民党も反転攻勢に出られないでいる。

 西松建設絡みでは、二階俊博経済産業相の疑惑が取り沙汰されるほか、複数の自民党議員が西松建設サイドから資金提供を受けていたからだ。東京地検特捜部による捜査に関し「自民党に波及しない」などと語った漆間巌官房副長官の発言もあって、民主党追及の機運はしぼんだままだ。

 これらの事情が国会運営をかえって円滑にしているという皮肉な状況が生まれている。与党には、「通常国会の会期を延長しなくても、新たな追加経済対策のための21年度補正予算案を成立させることだってできるのではないか」との楽観論さえ出始めた。

 ただ、民主党は「政治と宗教」など新たな追及カードを切るかどうか検討に入っている。西松建設の違法献金事件がどう展開するかも不透明で、国会が再び荒れ模様に転じる可能性もある。



ま、『自民党にこの問題が波及する可能性があるから自民党が攻勢に出ない』って見方もそりゃあるだろう。
しかしね。麻生総理は、現在の経済状況を指して、『100年に一度の経済危機が訪れている』と何度も主張している。
その為の対策を粛々と実施したいと何度も呼びかけていた。

小沢一郎の周辺で、政治資金の問題が明らかになって民主党の勢いが削がれ、国会が正常化している今。
政局に走るのではなく、本来やるべき仕事に専念するというのは喜ばしい事ではないのか。


大体、自民党西松建設献金問題が波及したとして、だ。


二階氏や、森氏がその対象なら、どんどん捜査してくれて構わんと思うんだけどね。


国会が思わぬ形で正常化した。これは、喜ばしい事だと思います。



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