日本に謝罪したいそうな。

そりゃまあ、人間誰しも誤りはある。評論家気取りで批判しても、自分の身に降りかかって、初めて分かるって事もあるだろう。
その場面に直面し、潔く自分の過ちを認めることが出来るかどうか。それで、その人物の中身が見えるように思います。

さて、日本経済について、『対応が後手後手に回った』『失われた十年等と、今でも批判する人たちが存在するわけですが・・・
日本と同じような景気後退に直面したアメリカでは、過去に日本が歩んだ道を評価しなおす発言も出ているようで。


「日本に謝罪」…かつて対日批判急先鋒の米ノーベル賞教授
4月14日11時55分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090414-00000439-yom-bus_all

 【ニューヨーク=山本正実】「私たちは、日本に謝らなければならない」--。

 2008年のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンプリンストン大教授は13日、外国人記者団との質疑応答で、1990~2000年代のデフレ不況に対する日本政府や日本銀行の対応の遅さを批判したことを謝罪した。

 教授は、「日本は対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきたが、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている」と指摘。「(3月で8・5%と)上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」と述べ、経済危機を克服するのは予想以上に難しいとの見方を示した。

 クルーグマン教授は90年代後半、日銀にインフレ目標を設け、徹底的な金融緩和を促す論陣を張るなど、日本批判の急先鋒(せんぽう)だった。

 また、景気回復の見通しについては、「(景気判定では)今年9月に景気後退が終わっても不思議ではない。しかし、失業率は来年いっぱい上昇し続け、回復は実感されないだろう」とし、極めて緩やかな回復になるとの見方を示した。

 「1930年代の大恐慌では、景気の落ち込みには、何度か休止期間があった」とも述べ、回復に向かったとしても、一時的なものにとどまる可能性を指摘した。



日本の景気後退については、麻生総理が総理になる前に、このように発言していたはず。

金利を下げても民間資金が投資に向かわない状態を想定した経済の理論があれば示していただきたい』と。

同じ立場に立って、初めてそれがどういう事なのか分かったって事ですかね。

まあ、だからと言って、現在の日本も不景気に直面している事に変わりは無いんだが。

しかし、諸外国と比べれば、金融機関が破綻するようなことは無く、まだ健全であるという事も出来るのではないかな。

今の不況ってのも、『不況ムード』が先行したものでは無いかと感じたりします。
もうちょっと楽観的でも良いんじゃ無いかと思いますけどね。

とりあえず、頑張れ麻生総理!!


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