仏像泥棒の言い訳

仏像が好きで、仏像と向き合っている時間に安らぎを感じる私。
骨董品店で古い仏像などを買って帰ったり、仏像のフィギアを集めたりはしていますけど・・・
仏像とは元々信仰の対象であるという事を忘れてはならんと思うわけです。

中にはとんでもない勘違いをしている人もいるようで。


「仏様の許し得て持ち帰った」京都の連続仏像盗で4度目の逮捕
4月20日20時42分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000584-san-soci

 京都市内の寺院で相次いだ仏像などの盗難事件で、京都府警は20日、宝泉院(左京区)と西明寺右京区)の像計2体の窃盗容疑で、三重県四日市市の会社社長、阿部逸男被告(59)=建仁寺など3寺院での窃盗罪などで起訴=を再逮捕した。

 一連の事件で阿部容疑者の逮捕は4回目で、府警によると「何度もお祈りして、仏様のお許しを得て持ち帰った」と供述しているという。

 逮捕容疑によると、阿部容疑者は昨年9月15日に宝泉院で韋駄天像(高さ約30センチ)を盗んだほか、今年1月24日には西明寺で伝聖僧座像(高さ約60センチ)を盗んだとされる。


お許しなんかでねーよ。

いい年したおっさんが、何を訳の分からん事を言っている。
所詮、お前の頭の中で自己完結している話だろうが。

お前の持ち物ではないものが、何故お前の持ち物になる?
そもそも、何も持たずに生まれて来たお前が、過去の人々が大切に守ってきたものを独占する事が許されるわけ無いだろう。

仏像を愛するものの一人として、非常に強い憤りを感じます。



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