よ~し、西松に決めちゃおうっかなぁ~

ま、洗剤を12個くらい付けられて、朝日新聞の契約をするような感覚だったんでしょうかね。
西松建設の不正献金事件、初公判で、生々しい証言が出てきてますねぇ。


大久保秘書「よし、西松にしてやる」=支店幹部調書、検察読み上げ-西松事件
6月19日12時45分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000078-jij-soci

 「よし分かった。西松建設にしてやる」西松建設の違法献金事件の初公判。検察側は法廷で、証拠提出した同社東北支店幹部の供述調書を読み上げ、小沢一郎民主党前代表の公設第1秘書大久保隆規被告(48)が同社や談合組織に対し、「天の声」を出し、受注予定業者の決定に深く関与したとする構図を示した。
 検察側によると、大久保被告と前任の元秘書が天の声を出した岩手、秋田両県の公共工事は5件で、同社は実際に4件を受注していた。
 2006年に入札が実施された岩手県の「遠野第2ダム建設工事」について、東北支店幹部は「04年4月、大久保被告を訪ね『お力添えをお願いします』と依頼したが、被告は『他社も営業に来ている』と色よい返事はもらえなかった」と供述した。
 しかし、「05年初めごろ、1人で行ったら、大久保被告に『よし分かった。西松にしてやろう』と言われた」と証言。ただ、入札が談合決別宣言後に行われたため、「落札はできなかった」という。



意外に思ったのは・・・『談合決別宣言』って、そんなに有効なもんだったのね。
天の声が出ても、落札が出来ない程の効果はあるって事ね。岩手のシステムを、他の都道府県も導入するべきじゃないかね?

しっかし、この大久保さん。ただの、『秘書』だよね?
普通、秘書がそんなに力あるもんかね?『よし西松建設にしてやる』と言い切るほどの力が。

やはり、これは・・・

『検察が入念に作り上げたシナリオにそった演技ですね。』(棒)


いやね、秘書でこんだけの事が言えるって事はですよ。小沢一郎本人は、どんだけ力があるんだっつー話ですよ。


いや、より正確に言うならば・・・小沢一郎は、自分に無限の影響力があると思っていたのか。って事ですか。
なんとでもなると思ってたら、『談合決別宣言』を出されて、実現しなかったってか。

とりあえず、西松建設の社長さんは、もう観念してるみたいで。



西松巨額献金 「小沢氏側から天の声」 検察側主張 前社長、罪状認める
6月19日15時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000185-san-soci

 小沢一郎衆院議員の民主党代表辞任の引き金となった西松建設の巨額献金事件で、政治資金規正法違反と外為法違反の罪に問われた前社長、国沢幹雄被告(70)の初公判が19日、東京地裁(山口雅高裁判長)で開かれ、国沢被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。午後には検察側が論告を行い、即日結審する。

 検察側は冒頭陳述で、岩手、秋田両県の公共工事の業者選定は小沢事務所の意向が決定的な影響を及ぼし、小沢氏の公設第1秘書で資金管理団体陸山会」の会計責任者、大久保隆規被告(48)=規正法違反罪で起訴=が業者と献金額の交渉や「天の声」を出す業務を行っていた、と指摘。さらに小沢氏側は西松建設にダミーとされる2つの政治団体を通じ分散献金するよう要請していた、と述べた。

 また西松建設は両県の公共工事5件で「天の声」を得て、うち4件の工事を受注したことも明らかにした。

 検察側は献金の違法性を裏付ける証拠として、大久保被告が「2つの政治団体からの献金が、実際には西松建設からの献金だと知っていた」と認めた供述調書を提出、証拠採用された。大久保被告は、衆院選後とみられる自身の公判で争う意向を示している。

 また西松建設の裏金をめぐり、国沢被告と共謀し無届けで海外から現金を持ち込んだとして、外為法違反罪に問われた元副社長、藤巻恵次被告(68)も併せて審理され、国沢被告とともに起訴事実を認めた。

 起訴状によると、国沢被告は平成18年10月ごろ、2つのダミー団体名義で陸山会などに計500万円を献金したほか、藤巻被告と共謀して18年2月~19年8月、無届けで海外から計7千万円の裏金を持ち込んだとされる。

                   ◇

【用語解説】西松建設の巨額献金事件

 東京地検特捜部は3月、西松建設から小沢一郎民主党代表(当時)側への企業献金をダミーの2政治団体献金と偽り、平成15~18年の政治資金収支報告書に記載したなどとして政治資金規正法違反の疑いで、公設第1秘書の大久保隆規被告を逮捕、その後起訴した。立件された献金額は計3500万円。同社は2団体を通じ7~18年に政治献金やパーティー券購入などに計約4億8千万円を支出した。特捜部は6月、告発された二階派政治団体の元会計責任者らを不起訴としたが、東京第3検察審査会は不起訴不当と議決。前社長の国沢幹雄被告も同罪で起訴された。


これは・・・

『罪を認め、検察に有利な証言をすることで罪を軽くしてやるという検察の裏取引ですね』(棒)

ってか、秘書も一旦は認めた文書を出して、後に否認してるんだ。
衆議院選挙後の裁判で争う?その時は民主党政権で、法務大臣指揮権を発動するってか。
被告は自供し、罪を認めているけれども、国策捜査だってか(苦笑)


小沢氏事務所「名義分散を要求」=検察側冒陳・西松事件初公判
6月19日12時29分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000074-jij-soci

 政治資金規正法違反などの罪に問われた西松建設前社長国沢幹雄被告(70)の初公判。検察側は冒頭陳述で、小沢一郎民主党前代表の事務所が「社会の耳目を引かないように」などとし、西松に別の団体名義で献金するよう積極的に働き掛けたと指摘した。
 冒頭陳述では、同罪で起訴された小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告(48)について、献金企業との交渉や「天の声」を出す役割を担ったとした。西松からの献金では、どの名義でいくら寄付を受けるかの割り振りを示した一覧表を示して打ち合わせていたと陳述した。
 西松は1995年、小沢氏の事務所との関係が必ずしも良好でなく、受注実績を伸ばすために同事務所の要求に応じ、複数名義での献金を始めたとしている。
 97年には、小沢氏側の政治団体に年間2500万円を寄付することを申し合わせ、うち1500万円をダミーの政治団体名義とした。2000年には、小沢事務所から「多額の献金として社会の耳目を引かないように」と、できるだけ名義を分散させるよう要求してきたため、西松名義での献金は取りやめたという。
 この結果、西松のJVは96年から03年にかけ、岩手、秋田両県で4件の公共工事を受注し、落札額は約122億7000万円に上った。 


献金額も決めて、更に名義を分散するように要求するってあんた・・・
それは、普通、『恐喝』って言わね?


「天の声」事実ない=狙い撃ちと検察批判-小沢氏秘書弁護団
6月19日20時30分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000216-jij-soci

 西松建設事件で、政治資金規正法違反罪に問われた小沢一郎民主党前代表の公設第1秘書大久保隆規被告(48)の弁護団は19日、同社前社長国沢幹雄被告(70)の初公判の中で、小沢氏の事務所から談合組織に「天の声」があったとする検察側冒頭陳述の指摘を否定した。
 弁護団は、国沢被告の初公判についてコメントを発表。その中で「大久保氏が公共工事の受注者を決めたという事実は一切なく、この点に関して検事から取り調べを受けたこともない」とした。
 また、自民党の国会議員が西松の政治団体から献金を受けていながら、検察は実態を明らかにしていないと主張。「大久保氏のみを狙い撃ちしたことは明らか。欠席裁判に等しいだけでなく、著しくバランスを欠いている」と訴えた。 


そりゃあんた、狙い撃ちだろうさ。相手を分散させずに、一番の親玉を攻める。これは常套手段じゃねーのか。『何で、小沢だけだ』って?
一番献金額多かったからじゃねーの?

ただ、不満は分かるよね。

一緒に二階さんも葬ってくれてよかったのに。



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