麻生総理、解散前に総括。

本日、衆議院が解散いたしました。以前より『今すぐに解散すべきである』と仰っていた民主党の代表や、代表代行の人たちにしてみれば、待ちに待った時が来たってことですか。
まあ、もうすぐ任期満了を迎えるわけで、そんなに大騒ぎせんでもすぐに選挙あるがなってもんですが。
自民党の中には、『麻生総理では選挙を戦えない』=自分の当選が危ういといったところからでしょうか、麻生降しを画策した連中が居ましたが、結局正論が勝ったという形になりましたかね。


「深く反省」「心よりおわび」=声荒げる一幕も-麻生首相会見
7月21日20時25分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000175-jij-pol

 衆院解散後に官邸で麻生太郎首相が臨んだ記者会見は、失言や党内混乱への「反省」と「おわび」で始まり、謝罪会見の様相を呈した。「安心社会実現選挙」と名付け、3つの公約を掲げたものの、記者からは「過半数割れした場合の責任は」などの質問が相次ぎ、声を荒げる一幕もあった。
 会見は午後6時から始まり、約30分間に及んだ。「不用意な発言のため政治に対する信頼を損なわせ、深く反省をいたしております」自民党内の結束の乱れについて、私が至らなかったため、国民に不信感を与え、総裁として心からおわびを申し上げます」。冒頭、かしこまって2度頭を下げた。
 続いて、経済回復や安心社会実現などの公約を表明。民主党議員がその場にいるごとく、挑む目つきで周囲をにらみつけ、「けた違いのばらまき政策」「夢物語」と同党批判を展開した。
 しかし質疑応答では、「一致結束できるのか」「過半数取れない場合の責任は」などの質問に、「党内結束できた」「仮定の質問には安易に答えない」。再び過半数割れした場合を問われると、「負けた前提の質問に私が安易に答えることができるとお思いでしょうか?」とし、「そもそも今から戦うんですよ」と語気を強め、ぶぜんとして会見場を出た。 


なんつーか、この記事を書いた記者の悪意が透けて見える無いようですねぇ。

まあ、党の代表という立場である以上、たとえ自らの責任でない事でも、頭を下げなければならない事はあるわけで。そういう意味では、今回麻生総理が取った行動は必要にして十分な物ではなかったかと思います。
で、この記事の見出しにもあるけど・・・


>再び過半数割れした場合を問われると、「負けた前提の質問に私が安易に答えることができるとお思いでしょうか?」とし、「そもそも今から戦うんですよ」と語気を強め、ぶぜんとして会見場を出た。 


これは、むしろ麻生総理の方が正論じゃねーのか?
ってか、おなじ事ばっかり質問して、記者って記憶力無いの?頭悪いの?
こんな質問を繰り返してる『記者』と呼ばれる連中が、この国の世論を動かす、『権力の頂点に居る』という事が信じられない事ですわ。

さて、政権公約を実現する為に、避けて通れないのは財源問題。鳩山代表は、鳥頭で必死に考えて、ボランティアによる経済って事を言ってますけどねぇ。
無料奉仕で仕事してくれる人たちに頼って人件費はまかなえても、必要なお金はそれだけじゃないしねぇ。

政権選択、避けられぬ財源論=消費増税で立場に違い-衆院選
7月21日17時51分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090721-00000115-jij-pol

 財政が危機的水準に達する中、8月の総選挙では消費税を含む政策財源の問題が、政権選択の大きな焦点となりそうだ。自民、民主とも「子育て支援」「高速道路料金減免」など似た政策を掲げるが、時限的な施策が並ぶ自民に対し、民主の施策はほとんどが恒久措置だ。裏付けとなる財源確保をめぐっても、両党の立場は大きく異なる。
 民主がマニフェスト政権公約)の目玉に掲げるのが、中学生以下の子ども1人当たり月額2万6000円を支給する「子ども手当」の創設だ。所要額は年5兆3000億円と試算。当初2年間は半額、2012年度に全額実施を計画する。財源に充当するため所得税配偶者控除と扶養控除を廃止する方針で、子どものいない世帯では実質増税となる。
 また、民主は高速道路料金の無料化やガソリン税揮発油税など)の暫定税率の廃止も政権公約に盛り込む。高速道路各社が料金収入などで返済するとしてきた約40兆円の債務は、国が承継する。これまで利用者負担が原則だった高速道路債務の返済に、税金が投入される格好となる。
 民主の主要政策にかかる費用は計16兆8000億円。大半は公共事業の大幅削減を含む予算の無駄の排除や、特別会計の剰余金など「埋蔵金」で手当てするとしている。消費税率引き上げについては「まずは徹底的に行政改革をする」(鳩山由紀夫代表)とし、4年間は議論しない考えだ。
 これに対し自民は、消費税に関し景気回復後に税率を引き上げ、少子高齢化に対応する社会保障の充実に全額を充てるとの立場。民主の財源論を「幻想や空想で遊んでいる」(与謝野馨財務相)などと痛烈に批判する。


まあね、無駄を無くすのは大事だと思うよ。こまめに電気を消すとか、水を流しっぱなしにしないとか。民間企業ではどこでもやってると思うし。
で、事業なんかにしても、無駄だと思ったら止める事は、民間でもやってますわな。
本来の意味でのリストラ(事業の再構築)ってのはそういうもんですな。

で、民主党さんは、無駄を無くす、と。

前者のような、『乾いたタオルを絞る』やり方では、削れる無駄なんてたかが知れてます。
やはり、事業の再構築(リストラ)に踏み込むって事で宜しいか。

民主党の支持母体に、自治労っていう公務員の労働組合が居るけれど、その人たち納得するんですかね?

公務員の給料は高すぎる。二割カットだ!!
この事業は無駄だ。予算の執行は停止する。これに関わっていた職員は配置転換、もしくは辞めていただこう。


出来るのか?できないだろ、民主党には。

さて、今度はどんなうまい話を聞かせてくれるのか・・・

最近、民主党の幹部の人々の『目付き』がちょっとやな感じに見えてしょうがないのは私だけですかね。


もっと面白いネタもいくつかあるんだけど、しばらくはこの手の話題ばかりになっちゃうのかな・・・
まあ、しょうがないか。


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