民主党の斬新な人事を称える。

民主党政権が誕生してはや三日。まあ、これまで全く支持していなかった民主党政権ですが、国のルールに基づいて正当な手段で選ばれた政権である以上、その政権の存在は尊重しなければなりますまい。
国のリーダーには敬意を払う。そういう当然な事が出来なければ、一人前の社会人とは言えないでしょう。
私も普段の顔は、一人のサラリーマンです。時には長いものに巻かれたほうがいい事も知っています。

ですから、信念を曲げてでも、現政権を称えます。

現政権は、経験豊富な人材でこの国の舵取りを行っているぞぉ~!!

昨年の秋、リーマンショックと呼ばれる金融危機が発生しました。
アメリカの老舗証券会社、リーマンブラザーズが破綻。そのきっかけはサブプライムローンと呼ばれる低所得者向けのリスクの高い住宅ローン証券化して金融商品として売り、利益を上げていたものが、『住宅価格が上がっていく』という前提が崩れ、低所得者向けのローンの焦げ付きが続出。
証券化して売っていた為に、その焦げ付きの影響がどこまで広がるか分からないという不安から資金が逃げ出し、食料や原油などの先物市場に流れ込んで、食料価格、原油価格の高騰を招いた。つー事かな。
結局、一箇所に集まっていたお金行き場所を求めて暴走した。それを止める事が出来なかった。って事も言えるのでは無いかな。

まあ、金融不安ってのは、多少落ち着いて来てはいるけれども。
金融不安に対して、日本の立場ってのは重要なわけです。

そこで、民主党が投入した刺客がこの人。


海外勢が「亀井発言」嫌気、閣内の影響力は限定的の見方も
9月17日19時34分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000557-reu-bus_all

 [東京 17日 ロイター] 亀井静香郵政・金融担当相の発言が金融市場に波紋を広げている。17日の東京株式市場では、中小企業による借入金や個人の住宅ローンなど銀行への返済にモラトリアムを設けるとのコメントが海外勢に嫌気され、金融株が売られた。
 市場関係者は金融行政の運営に対して懸念を強めている。ただ、先の総選挙で300議席超を獲得した民主党主体の政権にあって、少数政党の国民新党の代表として影響力は限定的との指摘もある。
 17日の東京株式市場は、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行株が続落。中でもみずほの下げが目立った。大手証券の株式トレーダーは、前場では米系投資家が売り、後場に入ってからはアジア勢が追随し、金融株の下げ幅が拡大したという。
 亀井担当相は就任後の記者会見で、中小零細の企業・商店が日本の経済の基になっており「貸しはがしによって黒字倒産がドンドン起きている」のが実態と指摘。個人も住宅ローンの返済で苦労しているとして「3年ぐらいは借入金の返済を猶予する措置をとるべきだと考えている」と語った。
 ただ、具体的な制度の詳細は「まだきちんと決めているわけではない」としつつ、郵政民営化凍結法案と合わせて、モラトリアムを法案として整備し、10月に召集予定の臨時国会に法案を提出するとの考えを示した。
 日本全国に新幹線を建設する――。1993年8月に発足した細川政権整備新幹線の凍結を決めていたが、94年に政権を奪還した自民・社会・さきがけの村山内閣で運輸相に就任した亀井氏は、初閣議の後の記者会見でいきなり凍結解除を打ち出した。亀井担当相の豪腕ぶりが分かるが、その当時は自民党が第1党として強力な政権基盤が背景にあった。 
 8月30日に実施された総選挙に向けて策定された国民新党マニフェストは、第1章の「国家の姿」のなかで「郵政民営化を見直すことが日本のやさしい社会を取り戻すことにつながる」とし、7項目の政策提言のうち、冒頭が「郵政民営化・4分社化を抜本的に直す」となっている。
 欧州系証券のシニアストラテジストは、郵政民営化の巻き戻しについて海外からみれば「3公社5現業」という非効率な運営がイメージされるので政権にはネガティブなイメージを与えると指摘する。その上で鳩山政権が「人為的に誤った政策運営をするとの懸念を持たれる恐れがある」との見方を示す。
 同時に「亀井氏の大臣就任は小泉純一郎元首相への恨みを抱いてきた亀井氏へのはなむけの人事だ」と指摘する。というのは「今や大政党となった民主党主体の政権内で、議席過半数に届かない参院での国会対策としての連携であって、来年の参院選民主党過半数を獲得すれば、亀井氏は自然と不要になる」と説明する。
 先のシニアストラテジストは、衆院民主党が結成した会派は311議席なのに対し、国民新党は3議席に過ぎず「最終的にバランスのとれた政策が期待できる」とし、亀井氏の影響力は限定的との見方を示す。
 ただ、金融担当相は、メガバンクをはじめ国内で営業する銀行、証券を監督する巨大な権限を持つ。亀井担当相の発言で早くも大揺れの金融界は、強い風圧にさらされることになった。



いや、さすがやわ。民主党さん。金融の素人を大臣に据えるなんて、画期的な人事やで。
海外から見たら・・・
『こんな非常事態に、こんな非常識な人間を金融担当にするの?ひょっとして、首相は鳥類?
って言われるんでしょうなぁ。


>同時に「亀井氏の大臣就任は小泉純一郎元首相への恨みを抱いてきた亀井氏へのはなむけの人事だ」と指摘する。


国のためを思っての行動ではなく、私怨に基づいての行動の結果ですか。
さすが民主党さん、先見の明があるわ。

他にも画期的な人材登用はいっぱい有るみたいやねぇ。

法務大臣だっけ、千葉さんって人。死刑廃止論者の方。
ミズホタンも大臣にしちゃって良いのかね。そーいや、辻元清美国土交通省副大臣だって?
身内に過激派と繋がりのある方を入閣させるとは、さすが民主党、太っ腹やで。

とどめはこの人の登場か。


自公など、「鈴木外務委員長」に異議=衆院本会議、開会遅れ
9月18日18時20分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000155-jij-pol

 18日の衆院本会議で選任された議院運営委員長を除く常任委員長16人のうち、自民、公明、共産各党が、民主党会派に所属する新党大地鈴木宗男代表の外務委員長就任に反対を主張与野党が調整に手間取り、正午に予定していた本会議開会が1時間余り遅れた。
 自民党は、本会議に先立つ議院運営委員会理事会で、受託収賄罪などに問われる鈴木氏の公判が続いていることを取り上げ、「刑事事件の被告人が委員長になった例はない」と指摘。委員長の選任は、本会議での採決を省略する動議を可決した後、議長が一括指名するのが慣例だが、自民党は鈴木氏について、採決するよう要求した。
 これに対し、民主党は「推定無罪の原則がある」と反論。理事会で調整がつかず、民主、自民両党国対委員長が協議した。最終的には、本会議で外務委員長についても、手続きを省略し議長が指名するとの動議を与党の賛成多数で可決。これを受け、横路孝弘議長が鈴木氏を含む16委員長を指名した。 



ちょっ・・・www

鈴木宗男の外務委員長就任を社民党も認めたって?


そーいえばかつて・・・


『あんたは疑惑のデパートと言われてるけど、疑惑のデパートや無い。疑惑の総合商社ですよっ!!』

そういって宗男を追及し、その後自らの秘書給与問題が発覚して議員辞職した辻元清美

あの時の二人が、恩讐の彼方に手を取り合った、と。


ええ話しや。泣けてくるなぁ。

やっぱ、誰しも間違いはある。それを許して、再度のチャンスを与える事。これが大事やっていう事を教えてくれてるんやね。・・・・って、アホかぁっ!!!








どう考えても、今回の人事は間違いで、取り返しのつかない事になりそうです。
日本発、世界同時鳩山不況ってのが現実味を帯びてきた事が恐ろしい・・・


これも、日本国民が選んだ事なのか・・・



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