とうとう、デフレ入り発表

8月の選挙の時、鳩はこう鳴いていた。
政権交代こそ最大の景気対策である』
そして、その最大の景気対策である政権交代が実現したわけで。

見せてもらおうか、その景気対策の効果を。

そんなわけで、本日の発表。


政府、デフレを公式宣言=景気下押しを警戒-11月月例経済報告
11月20日15時10分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000094-jij-pol

 菅直人副総理兼経済財政担当相は20日、関係閣僚会議に提出した11月の月例経済報告で「物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある」との見解を表明し、物価が持続的に下落するデフレに逆戻りしたことを公式に宣言した。政府がデフレと認定するのは2006年6月以来3年5カ月ぶり。
 報告は、デフレが日本経済の先行きに与える影響について「景気を下押しするリスクが存在する」と言及。価格競争の激化が企業収益を圧迫し、賃金低下や個人消費の低迷につながりかねない状況に警戒感を強めている。政府が検討中の追加経済対策での対応や日銀の量的緩和策に注目が集まりそうだ。
 内閣府は、
(1)生鮮食品、石油製品などの影響を除いた消費者物価指数が前月比で6カ月連続の下落
(2)7~9月期の名目GDP国内総生産)伸び率が2四半期連続で実質GDPを下回り、デフレを示す「名実逆転」が継続
(3)大幅な需要不足が続き、物価の下押し圧力となっている
-ことから、現状がデフレ状況にあると判断した。
 政府は01年3月~06年6月、戦後初めてデフレと判断。内閣府は翌7月の月例経済報告で「デフレ」の表現を削除した。その後数カ月間はデフレ脱却を公式に宣言することが模索されたが、「デフレに逆戻りする可能性が否定できない」(内閣府)との判断からそうした宣言には至らないまま、再びデフレに突入した格好だ。 



いや、そんな事発表せんでも、少なくとも私は最近の景気後退を肌に感じてるよ?

韓直人よ。『副総理兼経済財政担当相』ってすごい肩書きやな。

11月の月例経済報告で「物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある」との見解を表明し、物価が持続的に下落するデフレに逆戻りしたことを公式に宣言した。

そんな評論家みたいな発表はどうだって良いんだよ、私に言わせれば。

それに対して、『何をするか』だろうが。

つーかな。

お前らが、郵政やら政局やらにうつつを抜かしてる間、経済対策を何もやらなかったツケだろ。


麻生総理は、金融危機に端を発した不況に対して
『全治3年』と言っていた。残り二年だが、麻生総理在任中に行った経済対策は効果があったことは間違いないだろう。
先日発表されたGDPの増加も、麻生総理在任中の時期ですからな。

麻生政権で打ち出した経済対策をことごとく潰し、わずか三ヶ月でこの有様。

民主党『破壊力』は凄まじいものがあるねぇ。


その民主党の鳩の見解はというと・・・


需給ギャップ解消が重要=鳩山首相
11月20日21時7分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000196-jij-pol

 鳩山由紀夫首相は20日夕、政府がデフレを宣言したことについて、首相官邸で記者団に「需要と供給のギャップを埋め、デフレスパイラルから脱却させる施策が求められている」と述べ、景気対策に万全を期す考えを示した。
 首相は「コンクリートをどんとやるような、昔風の経済政策ではない、もっと賢いやり方の経済刺激(策)を作りあげていく」と、財政規律を重視する姿勢を強調。「エコポイントなどで、国民の(消費への)関心を高くすることができ、エコ化も実現できている」と述べ、投資効果が大きい対策が必要だとの認識を示した。 



・・・意味が判りません。なんつーか、お前首相だろ一応は。

「需要と供給のギャップを埋め、デフレスパイラルから脱却させる施策が求められている」

それをどうするか、それが課題だって事は分かるけどな。お前のやってる事、何か効果あるか?


>首相は「コンクリートをどんとやるような、昔風の経済政策ではない、もっと賢いやり方の経済刺激(策)を作りあげていく」


これから考えるんじゃダメだろ。経済政策については何も考えてなかったって事か。まあ、考えてなかったんだろうな。


「エコポイントなどで、国民の(消費への)関心を高くすることができ、エコ化も実現できている」


効果があったのは、麻生政権で実施したものか。

一体なんの為に政権交代したんだ、おい。


東京株4日続落、政策不信も=4カ月ぶり9500円割れ
11月20日17時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000120-jij-biz

 20日の東京株式市場では、前日の米国株安に加え、円高への懸念や鳩山内閣の政策に対する不信感から売り優勢となった日経平均株価終値は前日比51円79銭安の9497円68銭と4日続落。終値が9500円台を下回ったのは7月17日以来約4か月ぶりだ。今月初に1万円を割って以来、頭の重い展開が続いている。
 米国株は高値警戒感から半導体関連銘柄主導で下落。これを引き継いだ東京市場でも、ハイテクなど主力株を中心に売りが先行した。
 日本の株安の背景には、企業や金融機関の大型増資による需給悪化懸念とともに、政策への強い不信感がある。同日、政府は公式にデフレ宣言したが、市場ではめぼしい対策も示されないため「経済に対する理解を疑う」(中堅証券)と失望の声が上がっていた。


とうとう、時事通信にも経済対策で注文付けられるようになりましたか。
まあ、数字は正直ですからねぇ。


>同日、政府は公式にデフレ宣言したが、市場ではめぼしい対策も示されないため「経済に対する理解を疑う」(中堅証券)と失望の声が上がっていた。 

株価ってのは、経済の状態を表す指標と思って良いのかな。
世界同時不況といわれたとき、日本の金融機関は幸いにも大きな傷を負わなかった。むしろ、日本が最も世界同時不況の影響を受けなかったと言えるんじゃないのかな。
あの時、海外からの仕事が軒並みSTOPされてキツカッタですからねぇ。
しかし、今、海外からの仕事は増えているけれど、国内の仕事はさっぱり・・・
ここ最近のアメリカの株価を見ると、10パーセントばかり上がってるけど、日本の株式は10パーセントばかり下落してるのでは無かったかな。

これは、明らかに鳩山の鳥頭政権不況でしょう。

そういえば、鳩さん、前にこんな事言ってたな。

「政府・与党が追加経済対策を打ち出そうとしたにもかかわらず株価が下がるのは、政府に対する信頼が全くないということだ。政府の信頼を回復しなければ日本の景気は回復しない」


鳩、その鳥頭で良く考えてみろ。
お前らは、追加経済対策すら打とうとしてないわけだが。


ここでもブーメランが帰ってきたか。


『最大の景気対策政権交代だ』と。



にほんブログ村でランキングに挑戦中。応援urlクリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ↓
https://politics.blogmura.com/