経済が深刻化する中、民主党随一の経済通は・・・

民主党随一の経済通と言われていたのは、確か元大蔵官僚であった藤井裕久でしたか。
その実力を買われて、財務大臣という要職についたわけですが、この人の発言ってのは、目を覆いたくなるような酷いものばかり。
こりゃ、投資家は日本から逃げますわなぁ・・・


デフレ対応には金融政策の役割が大事=藤井財務相
11月24日10時32分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000004-reu-bus_all

 [東京 24日 ロイター] 藤井裕久財務相は24日の閣議後の会見で、政府が11月月例経済報告においてデフレ宣言を行ったことに関連し、物価は金融の問題であり、金融の役割が大事と述べ、日銀の金融政策対応に期待感を示した。同時に現在の需要不足への政策対応として財政は主たる役割ではないと語った。
 政府は20日、11月月例経済報告で日本経済は「緩やかなデフレ状況にある」とし、2006年6月以来、3年5カ月ぶりに「デフレ宣言」を行った。
 藤井財務相は、デフレ状況が長期化しないように努力するとしながら、「物価は金融の問題であり、金融の役割が大事だ」と日銀の金融政策によるデフレ対応が重要との認識を示した。その上で、日銀との話し合いは「菅直人副総理兼国家戦略・経済財政担当相のところでやるかもしれない」と語った。
 財政の役割については「(菅担当相の)財政出動するのではなく、知恵でやっていこうと言っていることは正しい」と指摘。現在の需要不足に対応するための財政出動は「主たる役割ではない」とデフレ対応の財政出動に慎重な考えを示した。
 足元で日経平均株価が9500円を割り込むなど株安が進行していることに対し、「増資ラッシュ(の影響)が一番大きい。もう少し、静かに見守る必要がある」と語った。
 政府の行政刷新会議(議長:鳩山由紀夫首相)は24日から2010年度予算概算要求の「事業仕分け」について後半作業に着手するが、藤井財務相行政刷新会議が出した結論に沿って10年度予算編成を行う考えをあらためて示した。
 (ロイターニュース 伊藤純夫記者)



ジジイ、お前自分の『立場』わきまえて発言しろよ。
なに、『他人事』みたいなこと言ってんだ。


物価は金融の問題であり、金融の役割が大事と述べ、日銀の金融政策対応に期待感を示した。


デフレの対応、日銀に丸投げか。それが『政治主導』か。


>同時に現在の需要不足への政策対応として財政は主たる役割ではないと語った。

果たしてそうかの?
水を汲み上げるポンプに、『呼び水』ってのがあるの知ってるか。
ポンプの中身を、まず水で満たしてからじゃないと水を汲み上げる事は出来ない。
だから、最初に水を入れてやるんだわ。そーしないと、空気をスッコンスッコンやってるだけで重たい水は上がってこない

需要不足を解決する為の施策として、エコカー減税やらエコポイントやら、麻生政権が打ち出した政策ってのはそれなりに効果があり、お前らも続けてるじゃねーか。
需要を作り出すための財政出動ってのは決して否定するもんじゃ無いと思うけどね。

まず、『世の中でお金を回すようにする』、それが大事なわけだろ。

なんたってさ、日本って資産はいっぱいあるんだよ?
その資産がどうなってるのか。『銀行で腐ってる』って言うのが今の状態だろ。

金はいっぱいあるのに、漠然とした不安感にさいなまれてお金を使わない。
そして、その結果、景気を冷え込ましてデフレスパイラルに陥る。
最終的には、経済が立ち行かなくなって、虎の子の『預金』も意味を成さなくなる。

とりあえず、お金を回すためにどうするか考えるのがお前の役割だろ。


>足元で日経平均株価が9500円を割り込むなど株安が進行していることに対し、「増資ラッシュ(の影響)が一番大きい。もう少し、静かに見守る必要がある」と語った。


増資ラッシュって一体何社が増資して、その結果どんだけ株安になったか説明しろよ。麻生総理なら説明してたぞ。


>財政の役割については「(菅担当相の)財政出動するのではなく、知恵でやっていこうと言っていることは正しい」と指摘。


お前ら、肝心の『知恵』がねーのが問題だろうが。


さて、この経済状態の中、お気楽総理はというと・・・


日本経済はこれからさらに厳しさを増す可能性=鳩山首相
11月6日17時39分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000338-reu-bus_all

 [東京 6日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は6日、参院予算委員会で、日本経済について、これからさらに厳しさを増す可能性がある、と警戒感を示した。
 平野達男委員(民主)の質問に答えた。
 鳩山首相は日本経済について「やや持ち直しだという見方も一部ではなされている。失業率も若干好転している、有効求人倍率も若干好転している。しかし、これから年末年始になると、必ずしもそのように楽観は許されない状況だと思う」と述べた。その上で「経済はこれからさらに厳しさを増す可能性がある。世界の経済もヘタをすると、という思いもある」と警戒姿勢を維持した。
 今後の対策について「今までと同じような対策でいいかというと、必ずしもそうは思っていない。人口減少社会の中で、どのような経済を持続的に成長させるかという視点が極めて必要だ」と強調した。
 (ロイターニュース 志田義寧記者)



もう、完っ全っんに他人事やね。


こんな奴らが政権を荷ってるんだ。そりゃ、投資家も日本から離れるってもんだ。


日本は株・円・国債すべて低評価、責任なすり付けにげんなり
11月24日15時2分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000067-reu-bus_all

 [東京 24日 ロイター] 日本の株式や円、国債などへの評価が極めて低くなっている。株式は買い手不在の中で流動性相場に出遅れ。円は上昇しているが仕掛け的な買いであり、決して日本への評価ではない。
 円債市場では直近の金利低下が一服した後でこう着感が強まっている。日本資産敬遠の理由として増資ラッシュ、デフレーション、政策実行力への疑問、財政悪化など様々な要因があるが、当事者が責任をなすり付けあう姿に市場はげんなりしている。

(以下略)



麻生総理の頃は、世界各国と歩調を合わせて順調に回復してきたというのにこの有様。
ほんの3ヶ月でここまで日本経済を悪化させるとは、鳩の破壊力は天井知らずやね。



にほんブログ村でランキングに挑戦中。応援urlクリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ↓
https://politics.blogmura.com/