おいおい、大丈夫か?中国

 
『世界経済の牽引役』と呼ばれている中国。
正直どうなんだ?無理じゃねーの?と私は思うんですが。
何故そう思うかって?今日は、とうとう温家宝首相が、その理由を認めちゃったみたいで。
 
中国の失業者「2億」 温首相の発言波紋 公式統計4.2% 実態10%超?
3月26日7時56分配信 産経新聞
 【上海=河崎真澄】中国の温家宝首相が公開の場で、「中国の失業者は2億人」と発言したことが波紋を広げている。公式統計で中国の失業率は2008年末に4.2%だったが、温首相の発言通りなら実際は10%を大きく上回ることになる。ネットサイトでは「失業者は結局のところ何人?」などと混乱した反応や、「農村の潜在失業者を含む実態をやっと認めた」との受け止めもある。雇用確保や失業問題は中国政府にとって最も頭の痛い問題だけに、温首相の発言の真意に注目が集まっている。
 この温首相の発言は、22日に北京で行われた経済討論会の席上、人民元の為替レートや貿易不均衡で揺れる米中間の経済摩擦問題にからんで飛び出した。
 英字紙チャイナ・デーリーによると、温首相は「私は米国に200万人の失業者がいることを知っている。政府に焦燥感を与えるのに十分な数だが、しかし中国の失業人口は2億人だ」と述べ、中国の深刻な状況を訴えた。
 経済学者など専門家の間で、中国の実質的な失業者数が2億人を超えるとの見方はあったが、中国の指導者が公に発言し、報じられたのは初めてとみられる。
 オバマ政権が中国を「為替操作国」と認定する可能性もある中で、ケタ違いの失業者数を持ち出すことにより、米側を牽制(けんせい)したかったようだ。温首相は「失業者2億人」とする根拠は示していない。
 中国で公表されている失業率をめぐっては、実際には都市部の登録者のみで、人口の6割を占める約8億人の農村住民の就業状況は含まれておらず、実態を反映していないとの批判があった。ネット上では温発言を受け、農村部を含む失業者は2億2300万人、失業率は17・4%との試算も独り歩きしている。
 だが、中国政府にとって失業者数はタブーに近い問題。失業者の増大が社会不満を生み、体制批判に向かうことを恐れている節があり、新規雇用の創出で努力する半面、失業率の数字を低く抑えるよう操作していたとも受け止められている。
 14日に閉幕した全国人民代表大会全人代、国会に相当)でも、都市部の失業率を4・6%以下に抑える目標を盛り込んだ、温首相による建前論の「政府活動報告」が採択された。
 中国の学識経験者は「米国の攻勢が強まる人民元問題で温首相は、社会不安増大のリスクも承知の上で、実際の失業者数を公表して、対米攻防戦の盾(たて)にする戦術に切り替えた」との見方を示している。
 
とうとう、失業者数の実態を報じる事になりましたか。
中国は、人口13億人の世界最大の市場って良く言いますわな。
その人口の人々が、皆幸せになれるものだろうか。そんな事がありえるものかね?
豊かになったのは13億人の一部。『それでも一億人居るんだぞ!!』って話も有るけどもね。
残りの12億人の犠牲の上に乗っかっているのが1億人って事にならんかね?
だって、中国の貧しい農民に対して一体どんな奇跡を起こせば、彼らが消費者になるんだ?
 
日本の農業は衰退していると言われてます。まあ、収入的に一般的な規模の農家では厳しいものがあるでしょう。機械化して、大規模に経営するか、高品質の作物を作って独自のルートを使って売るかするなら話は別かも知れんけど。
円が高いから、安い海外産の農作物と競争せんとならんしね。
で、中国の農家はどうなんだ、と。日本の農家よりも競争力があるのか、と。
 
中国の農家は、機械化は日本の農家の比ではなく進んでない。
さらに、環境破壊が進んで十分な水も無い。農薬の使い方も正しく知らないから、農薬漬けの野菜が出荷され、中国の豊かな消費者は農薬を落とす処理をしてから食べると聞く。
大体、農家一人当たりの土地面積は、日本の農家一人当たりの土地面積よりも小さいと言う。あの広大な国土を持つ国でありながら。
 
で、スーパーでは最近『中国産』と表示されている野菜を見なくなった
毒餃子事件以来、信頼の低下が半端ではないって事か。
元が不当に安いという事で輸出に有利かと言えば、輸出も伸びない。っていうか、中国は食料の輸入超過国であるはず。そうすると、元が不当に安いという事は、中国の食にとっても安全な外国産農産物は高いままって事になりますか。ま、確実に言えること。中国の農民が豊かになる道など無いって事かと。
で、彼らは都市部に働きに出る。現金収入を得るために。
ところが、最近は、輸出産業が壊滅的状態で、都市部にも仕事が無い、と。
中国政府が財政出動して、内陸部に建物建てたりさせて仕事を作ってるって話も聞くけども。
それが中国の不動産バブルを作っているのだ、と。
どう考えても、かなり厳しい局面を迎えそうです。
 
最近、韓国の住宅バブルってのが不安視されてるようですが、どう考えても中国の方がやばそうです。
鳩が青息吐息の状態で、再度政権交代やら政界再編やらが起こった場合。
中国のバブルは弾けちゃうんだろうなぁ・・・
 
なんか、そんな不安を持つ私です。
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