赤松&ルーピーズ口蹄疫 2010年5月23日

朝の読売新聞に、スーパー種牛に口蹄疫感染のニュースが掲載されている事を確認。
種牛避難 管理に疑問も 『隔離が不十分』だって。
そりゃ、もっと早くに移動の許可も出てれば、それなりの対応も出来ただろうけれども。
赤松脳た林大臣が、許可を出さなかったんだよな、種牛の避難について。
感染が拡大して、このままでは種牛に感染するのも時間の問題。いや、感染してるかも知れない・・・
そんな状態まで引っ張って。
東国原知事や、江藤拓議員の懇願に応じて、渋々許可を出したんだよな、
赤松脳た林大臣は
 
その結果、非難させたスーパー種牛にも感染が確認された、と。
 
対応がもっと早ければ、違った結果になっただろう。
感染がこれほど広がっていない時ならば、もっと遠くにも隔離できたはず。
そんな事は想像出来るだろうに、報道では、『管理に疑問も』と、暗に県を責めている様子。
悪いけど、振り返ってみて初動体制は悪くなかったと思える。
ただ、国、政府はは全く動いてない。全くの機能不全だった。
 
川南町の職員が、その対応の日々を日経オンラインでレポートしている。(読むためにはリンク先に登録が必要)


 
■5月10日(月)
 午後1時から午後6時まで、また新たに増設された消毒ポイントの消毒作業に従事した。朝から降り止まぬ雨は、私が担当する時間中も降り続いた。
 「いつになったらこんな作業が終わるのだろう」。先が見えない我が町の状況を物語るような雨の中の作業であった。
 この日、初めて国の対策本部長である農林水産大臣が来県した。

 大臣は現場である我が自治体などにはおいでにならず、県庁などで東国原知事をはじめ、口蹄疫対策で苦労し続ける当該自治体の首長や、関係農業団体等のトップらを呼び出し、現状を聞くなどの対応だったそうだ。


こんな現場の状況を知らない大臣の元で対策が進められているから・・・
 
口蹄疫について、真剣に話す江藤代議士に対して、こんな野次が飛ばせるんだろうね。
衆議院本会議1(←動画リンク)
衆議院本会議2(←動画リンク)
 
「お涙ちょうだいはいらないんだよ!」
「金が欲しいのか!」
「お前らだけで何とかしろ!」
「ずっと謝ってろ!」

苦言を呈する宮崎農家の方の言葉に対して
「そういう悪口しか言えねんだろお前!」
 
この人たちは、人の心を持ってるんだろうかね。
そういえば 丸川議員が鳩に『ルーピー』と言ったヤジに 対して民主党の議員さんは

「自殺しろ、お前」(←動画リンク)って言ってたそうですね。
以前、偽メール事件で仲間が自殺されているのに よく平気でそのようなことが言えますね。
民主党の議員さんたち、全員じゃないんだろうけれども、人の心を無くした人たちが居るようですね。
 
国民の生活が第一 民主党です。(キリッ)』ですか。どっちかと言うと・・・
『選挙が第一民主党です。マニフェスト?何ソレ?』
こっちの方が正しそうですね。
 
だって、口蹄疫発生について、つい本音が出ちゃった人もいたみたいだし。
 
東国原知事は、なんだか思い切った事を要請しているようで。


種牛49頭も殺処分回避を=宮崎知事、国と協議へ―口蹄疫問題
5月22日19時43分配信 時事通信

 宮崎県の東国原英夫知事は22日、県庁で記者団に対し、殺処分対象となったまま口蹄(こうてい)疫を発症していない種牛49頭について、国に処分回避を求める考えを示した。これとは別に、感染防止のため避難させていた優良種牛6頭のうち1頭に感染の疑いがあるとして同日処分されたが、並んで飼育されていた残り5頭についても経過観察を求めている。
 東国原知事「種牛が1頭もいなくなるのは、日本の畜産に壊滅的な打撃を与え、被害は甚大」と主張。優良種牛だけでなく他の49頭についても救済を模索し、国に要請する考えを強調した。
 これに対し、現地入りしている山田正彦農林水産副大臣は記者団に「大臣と相談してみたい」とし、この問題について25日にも赤松広隆農水相と協議する考えを示した。 


赤松脳た林大臣は、『特別措置を連発するのは良くない』と主張しているし、『拡大を防ぐ為に全頭処分が原則』という獣医師の人も居るようだけど・・・
こかげさんがブログに書かれているように、『畜舎クリーンルーム化して』隔離するなどの対応で、経過を見る事は出来るんじゃないかな。49頭+5頭だろ?
コレくらいの規模なら、それほど時間もかからないで出来ると思うけど。
空気清浄機じゃ不十分かな。ヘパフィルターとイオナイザーを使ってウイルスレベルの粒子の進入を防いで内部を陽圧に保っておけば、近くで飼っていても感染は防げるはず。
まあ、一頭あたり、100万円以下で用意できると思うけど。


口蹄疫>産地切り替え困難 種牛殺処分
5月23日9時36分配信 毎日新聞

 宮崎県での口蹄疫(こうていえき)感染拡大で、「スーパー種牛」の「忠富士」が殺処分されたことは、宮崎から子牛の供給を受けている各地のブランド牛産地にも衝撃を与えた。流通や飲食業界では目立った混乱はないものの、将来的な牛肉調達への影響を懸念する声も出ている。【安部拓輝、竹花周、渡辺諒、高橋龍介】
 ◇滋賀
 近江牛」産地の滋賀県では、1年間に県外から仕入れる黒毛和牛の子牛4500~5000頭のうち、4割近い1700頭弱が宮崎産。改良が進み、霜降りで体の大きい牛に育つため、農家からの信頼は厚い。忠富士まで被害が拡大したと聞いた県畜産課の担当者は「宮崎の宝が……。完全防備していたはずなのに」と語る。
 同県竜王町の澤井牧場では、毎月仕入れる100頭近い子牛の約7割が宮崎産。うち約6割の40頭近くが忠富士の血統だ。今月から仕入れがストップし、飼育と出荷のサイクルは崩れている。澤井隆男社長(52)は「まずは事態の終息を待ちたい。落ち着けば、生き残った子牛が2、3カ月遅れで市場に出る。それを買い支えて応援したい」と話した。
 ◇佐賀
 佐賀牛」で知られる佐賀県の肉用牛は、出荷頭数の14%が宮崎産の子牛から育てられている。県畜産課は「農家には子牛に合わせて積み重ねた飼育のノウハウがあり、他県産に切り替えるのはリスクが高い」と指摘する。質の高い種牛が1頭減れば、口蹄疫が終息しても市場に影響が出ることは否定できないといい、「とにかく早く終息することを祈るだけ」と話した。
 ◇長野
 宮崎から年2000頭以上の子牛を買い付ける長野県。県園芸畜産課は「今回の騒ぎが始まってから、宮崎牛の供給が止まった。農家が北海道など他地域から子牛を調達する流れが出てくるかもしれないが、全国的にこの流れが加速すると、価格高騰が考えられる。これが農家の心配の第一だ」と話している。
 ◇飲食店、将来に懸念 流通業界は冷静
 東京都内の宮崎牛ステーキ専門店では、5月の来店客数が前年比で2割近く減少。17日からの週は1日5件程度のキャンセルがあったという。関係者は「現地の方が大変。弱音を吐いていられない」と気を引き締める。宮崎県産食材をそろえる都内の居酒屋もゴールデンウイーク以降に客数が2割程度落ちたという。
 将来的に牛肉の調達が難しくなるとの懸念もある。焼き肉チェーンを展開するさかいは「客足に影響はない」(商品部)とする一方で「長期的には調達が難しくなるかもしれない」(同)と案じる。宮崎牛のしゃぶしゃぶが主力の料亭を運営するニユートーキヨーも「高級品の宮崎牛が更に高くなる可能性がある」と話した。
 流通業界は総じて冷静だ。イトーヨーカ堂は「宮崎産牛は通常通り販売しており、客からの問い合わせもない」。高島屋日本橋店は26日から宮崎県産食材を集めた催事を予定通り開き、宮崎牛などを販売することにしている。農水省は4月20日から全国の小売店約1万2000店を巡回しているが「宮崎産牛肉は扱っていません」などの不適切な表示をしていた店は5店にとどまり、いずれも同省の指導で改めたという。

 宮崎の畜産業者に対する支援の輪も広がっている。県産品のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」(東京・新宿)に設置された募金箱には14日夕から20日までに約120万円が集まった。伊藤義夫館長は「『大変だね、頑張ってよ』との励ましの声が目立つ」という。【永井大介、田畑悦郎、窪田淳】


とりあえず、今日の夕食は宮崎県産豚肉を買ってきました。
 
頑張れ、宮崎の畜産業の方!頑張れ宮崎県!!
 
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アメリカ在住の友人(宮崎出身)によれば、アメリカじゃ、鳩山はLOOPY、嫁はNutsって呼ばれてるんだってさ。
 
ここで、ルーピー夫妻で検索すればこのT-シャツ買えるけど・・・出来れば、宮崎県産品を検索して買って下さいませ。↓