赤松&山田&ミラクル★韓直人内閣口蹄疫 2010年6月17日

宮崎で牛や豚に猛烈な勢いで感染する口蹄疫が発生して二ヶ月くらいですか。
見逃してしまったという最初の例からは3ヶ月程度経過してるのではないかと
それでもまだ、解決の目処は立っていません。
 
深刻な状態にも関わらずこの口蹄疫については、報じられる事が少ない事そもそも疑問です
何故報じられないか。以前、原口総務大臣『報道統制』を思わせるような発言をした事が思い出されます。
それが、『ネタではない』のではないかと思えるくらいです。
 
そんな中、与党民主党は、選挙に突入するおつもりのようで。
チャンスをピンチに、ミラクル★韓直人さんは、口蹄疫に対して、『国家的危機』と表明してましたが・・・
 
同じく、国家的危機と判断したイギリスでは、選挙を先送りして、与野党を超えて対応したと聞きますが、この辺が民主党『一味違うところ』なのでしょうか。
江藤拓議員のブログから。
 


 衆議院本会議が終わりました。菅内閣不信任案は当然のように否決されました。
赤澤代議士が不信任案の趣旨説明で、多角的に民主党の政策マニフェスト違反について追求しました。
その中で、日本代表は、サッカーワールドカップで国家を全員で歌っていたことに触れました。
そこで
菅総理を筆頭に民主党の皆さんは、肩を組んで国家を歌えますか?」と問うた時、菅総理はひな壇で歯を見せて笑っていました。民主党議員も同様です。
国民の生活が第一」というのであれば、国家に対する深い思いがなければ到底成し得るものではありません。
農水委員会で赤松大臣に「何を笑っているんですか」と詰め寄った事を思い出します。
本会議中に宮崎で、新たな発生の報告が届きました。
4時から緊急に口蹄疫対策本部を招集する事になりました。
本当に選挙どころではありません。



なんだか、民主党政権の人たちって・・・『今の地位が揺ぎ無いもの』とでも思っているんでしょうなぁ。 
笑ってる場合じゃ無いのに、不用意に笑うよね、この人たち。
選挙が始まるって事で、宮崎県では危機感が広がっているようで。
 


東国原知事困った?選挙で口蹄疫広がる?
6月17日8時1分配信 スポーツ報知

 宮崎県の東国原英夫知事(52)は16日、口蹄(こうてい)疫感染拡大が収束しない中で7月11日に参院選を行うことに強い危機感を示した。「人や車が全県的に動くので、非常に危機感を持っている。選挙中に飛び火したら、誰が責任を取るのか」と、県庁で経済団体幹部と会った席上、述べた。

 宮崎県内では9日、国内屈指の畜産地帯の都城市口蹄疫の感染が飛び火。その後、宮崎市や日向市に拡大し、この日は国富町でも感染疑いの牛が見つかった。東国原氏は「宮崎では選挙どころではない。非常事態宣言で不要不急の外出を自粛してもらっている中、選挙は民主主義の手続きなのできちっとやって下さいとアナウンスすべきか、すごく迷っていると困惑。ブログでは、繰り延べ投票について「政治が決定すれば、できる」としている。
 また、東国原氏はこれまで、選挙ポスターを掲示するなどの選挙運動についても「戦後の情報インフラが整備されていない時代の旧弊」と指摘。「候補者は選挙カーを走らせず、テレビや新聞などで平等に討論すればいいのでは」と話した。
 この日、閉会した国会では、インターネットを利用した選挙運動を解禁する公職選挙法改正案(ネット選挙解禁法案)の見送りが決まっている。


 
東国原知事の言ってる事、後半もその通りかもな。
選挙カーで名前を連呼して回ることで、一体何が分かるのか、と。
名前を連呼、政党名を連呼して走り回って、お前らの何が分かるんだ。
大体、感染を拡大しないように外出を自粛している宮崎県の人達の目に、この選挙はどう映るんだろうか。
 
外出を控えている人たちの神経を逆撫でするような、こんな話題もあるようですな。


口蹄疫・宮崎県民お断りの豊後大野市に苦情次々
(2010年6月17日14時46分  読売新聞)

 大分県豊後大野市がすべての市の施設で、口蹄疫(こうていえき)が発生した宮崎県内11市町の住民の利用を断る方針を決めたことについて、同市役所には17日朝から苦情や問い合わせの電話やメールが相次いだ。
 市によると、同市総務課の職員6人が、朝から苦情や問い合わせの電話などへの対応に追われた。宮崎県民からは、「感情を逆なでするもので許せない」という抗議のほか、「飲食店に行きたいが断られるのか」との問い合わせがあった。大分県内からは「県民として恥ずかしい対応だ」とのメールが寄せられたという。
 同市は16日、「人を介してウイルスが運ばれる恐れがある」として、公民館や体育館、小中学校など約100か所で、西都、都城市、川南町など5市6町の新規の利用申し込みを受け付けない方針を決めた。
 こうした方針について、篠原孝・農林水産副大臣は17日午前、報道陣に対し、「消毒に協力することが大事であり、そこまでするのは行き過ぎだ」と述べた。


おい、原口大臣よ。風評被害を防ぐ事は出来た』って言ってたけども。
全然防げてねーじゃねーかよ。
 
まあ、『気持ち』は分かるよ、『気持ち』はね。
大分県口蹄疫は水際で防ぎたいだろうからね。
 
でもね。防ぐなら宮崎県の人達だけじゃ不足だよね?
中国でも、韓国でも口蹄疫が発生してるよ?
中国と韓国からの旅行者も断わらなきゃおかしいって話しにならね?これは。
つーかね、コレは誰の責任なのか。
 
正しい情報を流さないマスゴミと、情報管理をしているじゃねーかな
大体、国が示した『方針』ってのも、どだい無理な話しだったみたいで。
早期出荷で空白地帯を作るってやつ。
ドーナツ状に家畜のいない空白地帯を作って、緩衝地帯にするってヤツ。
『理屈は合ってるけど、出来るかどうかは別よね』、って話し。
 


牛の早期出荷中止も、家畜空白地帯づくり見直し
(2010年6月16日  読売新聞)
 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、政府の現地対策本部長を務める篠原孝・農林水産副大臣は16日、県東部の搬出制限区域(半径10~20キロ)における早期出荷対策の実現は厳しい、との見解を示した。牛の加工中止も含め、対策は変更される見通し。
 国は、搬出制限区域を家畜の空白地帯にして感染拡大を食い止めようと計画し、5月31日に発生地域内の食肉加工場を特別に再開させた。この工場は付近で唯一、牛の加工ができる施設。しかし、対象農家が工場への家畜搬入に伴い、感染が広がることなどを恐れ、工場が受け入れた牛の頭数はわずか90頭にとどまっている。
 この日、篠原副大臣は記者団に対し「早期出荷して緩衝地帯をつくるのは簡単ではない。(国の方針は)変更されたと言っていいのでは」と述べ、代替措置として、消毒の強化や感染家畜の早期殺処分などを進める考えを示した。



>代替措置として、消毒の強化や感染家畜の早期殺処分などを進める考えを示した。
 
何もやらないのと同じって事ですね。だって、コレまでやってた事と同じでしょ?
感染した家畜の処分と、消毒の強化だもんね。代替措置とは言わんよね。
で、実現されない理由として・・・
 
>しかし、対象農家が工場への家畜搬入に伴い、感染が広がることなどを恐れ、工場が受け入れた牛の頭数はわずか90頭にとどまっている。
 
農家が拒否してるように書いてあるけれども。
生かして出荷を延ばすってのは、えさ代だけかかって返って苦しいと思うんだよな。
出荷のタイミングを逃すと、皮下脂肪がつきすぎて価値も下がると言うし。他に理由あるんじゃねーのか?
5月31日の47ニュースに、口蹄疫発生農家の方がこのように投稿されている。
 


口蹄疫 養豚場からの投稿(6)】殺処分にあたって、赤松農水大臣は物理的に不可能な要求をしました…
<<中略>>
また、口蹄疫発生地点から、半径0~10km圏内をワクチン接種対象とし全頭殺処分 10~20km圏内を緩和地帯としその地域にいる牛・豚などの家畜を全頭を早期出荷とし家畜の居ない空白地帯を作るといった、対策が打ち出されましたが。
5/30現在、ワクチン接種対象は、ほぼ全頭接種完了しましたが、未だに緩和地帯からは出荷されずにいます。
そんな中、ワクチン接種した家畜の補償額が決まった農場から殺処分すると発表がありました。
ここでも、少しおかしいと思いました。
まず、理解していただきたいのが、口蹄疫のワクチンです。ワクチンと聞けば一般では病気を治す治療薬でしょうが、こと口蹄疫に関しては違い、ウィルスを出す量を抑えるだけの効力しかなく口蹄疫には感染をします、また効果が出る期間は2~3週間と長く、70%の効き目しかないそうで30%の確率で口蹄疫が発症してしまう家畜もいるのです。ですので、ワクチン接種した家畜も全て殺処分されます。
蔓延防止のためにワクチン接種した家畜、いわばこれは防波堤の役割をするためのものではないでしょうか?
ワクチン接種家畜の防波堤を残しつつ、口蹄疫発生農場の家畜及び、緩和地帯の家畜を処理していき、最後にワクチン接種の家畜を処理していく、これが正しい順序では?
と思います。
緩和地帯の家畜もまだ出荷されない状況で、もし防波堤の役割を担うワクチン接種対象の家畜が居なくなれば、どうなるでしょうか?
やはり、私の考えがおかしいのでしょうか?もう何が正しくて何が違うのか分かりません。
最後に、緩和地帯の対象家畜は牛1万6500頭 豚3万1800頭、食肉加工工場は日向市にある南日本ハムと都農にあるミヤチク工場だけで、南日本ハムには豚加工ラインしかなく、日に800頭前後の処理が可能で、ミヤチクには豚820頭 牛60頭の加工ラインがあります。
2社を合わせれば、豚は1日に1600頭の処理が可能で、対象の豚の処理は20日程度で終わることでしょう。ですが、牛はどうでしょうか、加工ラインをもつ工場はミヤチクしかなくそれも、1日に60頭の処理しかできません。
対象1万6500頭の処理にかかる日数は、電卓でもはじけばすぐに出ます、約9ヶ月…

また、早期出荷と言うことでまだ子豚や子牛も出荷されますが、食肉処理工場では食肉用の家畜以外はと殺できない法律があります。
様々な問題点が浮き彫りになる政府の対策。
どうなってしまうのでしょうか。
5/31 防衛省副大臣新富町にある新田原航空自衛隊基地の所有する土地を埋却地として、住民の要望があれば、提供すると発言しましたが…
こんな状況なら、住民からの要望を待つのではなく先に埋却地として所有地を提供し、そのあとに住民が埋却地として使うかどうかを決めるのが
普通なのでは?それが正しい政府の迅速な対応なのでは?
迅速な対応が、鈍足な対応にしか聞こえません。
現場を未だ知らずに発言する対策本部のトップ、その発言に右往左往され難航する現場
口蹄疫の発生が止まらない現状
どうなるのでしょうか宮崎は…
2010年5月31日
口蹄疫発生44例目農家 丸一 隆


ここに書かれている事。
 
食肉処理工場では食肉用の家畜以外はと殺できない法律があります。
これは、クリアしてるんだろうな?ドーナツ状の空白地帯を作る為に早期出荷と言っても、簡単にと殺できないみたいだけど。
 
実態を知らず、思いつきで口にしたんだろうな。普通は、出来るかどうか検討してから口にするもんだけど。
 
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