赤松&山田&スリーピー韓口蹄疫 2010年6月25日

選挙が始まったけれども、まだ宮崎県では口蹄疫への警戒は続いています。
しかも、選挙で車や、選挙運動員が動き出すことで、感染拡大が懸念されているのは今も同じ事です。
 
しっかし・・・口蹄疫の報道ってのは、無くなりましたね、前から無かったけども。
まるで、すでに終わったのかのような報道ってのに、違和感を感じるのは私だけじゃないでしょう。
 


口蹄疫 殺処分と埋却作業終了 家畜19万9293頭
6月24日23時24分配信 毎日新聞

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、感染または疑いが確認され殺処分の対象となった家畜19万9293頭の殺処分と埋却作業が24日、すべて終了した。しかし、殺処分を前提にワクチン接種した家畜3万428頭が残っており、6月末までの処分完了を目指す。
 口蹄疫はこれまで291例の感染が確認されているが、18日を最後に新たな疑い例は出ていない。24日は西都市高鍋町の2農場の牛1560頭の処分を終えた。東国原英夫知事は記者団に「関係者への敬意と感謝の気持ちでいっぱい。一つの段階を超えることができたが、あくまでも通過点」と述べた。【石田宗久】


まあ、18日から新たな発生がないという事で、一つの山は越えたと言えるかも知れないけども。
どうなんだろ?もう、感染する先の家畜が居なくなったから発生していないだけじゃ無いのか?
 
次には、思わぬ所で発生するかも知れんね。引き続き警戒をせんとあかんよね。
しかし、ニュースをみますと、『完了』とか『終了』って文字が躍ってるけども。
本当に終息宣言が出るのはまだ先だからね。


感染疑いの処分完了=牛・豚など20万頭―宮崎口蹄疫
6月24日17時25分配信 時事通信

 宮崎県の東国原英夫知事は24日、県庁で記者会見し、口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある牛や豚など約20万頭について、殺処分して埋める作業が完了したと発表した。今後はワクチン接種した家畜のうち、残り約3万頭の処分を急ぎ、月内の完了を目指す。東国原知事は「一つの段階を越え、うれしく思っている」と語った。
 県内では18日を最後に、新たな感染疑い例は見つかっていない。知事によると、畜産農家や県内経済全体の復興に向け、来週にも約30人の復興対策専任組織を庁内に設置する方針だ。
 


結局23万頭もの被害が出たのか。10年前には740頭の被害で終わったものが
しかも、終了しているのは、『殺処分』だけ。
この記事の見出しだけ見た人は、『そうか、終わったのね』って思うんだろうな。
口蹄疫の発生がないことを確認して、復興を遂げるまでには、とんでもない長い道のりが待ち受けているだろうに。
選挙にもこんな影響が出ているようです。


参院選選挙カー? 消毒車? 宮崎・鹿児島対応割れ
6月24日21時48分配信 毎日新聞

 宮崎県の家畜伝染病口蹄疫(こうていえき)が終息しない中で24日公示された参院選。宮崎県と隣接する鹿児島県では、選挙カーのすぐ後方を専用消毒車に“追走”させる陣営も現れた。宮崎県選管は、候補のキャッチフレーズが消毒車に張られていたことから公職選挙法に抵触する可能性があるとして口頭で改善を指導。鹿児島県選管は24日中の指導などは見送り、対応が分かれた。
 宮崎県の陣営では、口蹄疫対策として遊説先での消毒を目的に、トラックの荷台に消毒液を搭載した消毒車を準備。候補のキャッチフレーズのシールを張り、選挙運動を続けた。公選法は、選挙区の候補者1人につき選挙カー1台と定めており「シールを張れば、2台の選挙カーを使っていると誤解をされかねない」として改善を求めた。
 鹿児島でも、ある陣営が荷台部分に「選挙車両消毒車」と大書した消毒車を追走させたが、陣営のマークを張った点が問題視された。【小原擁、黒澤敬太郎】


鹿児島では、酪農家に飼料を配送する車や、牛乳を運ぶ車にも、消毒車がついて回っていると聞いている。
だから、選挙カーに『消毒車』がついて回るのは当然だと思うけど。
 
まあ、陣営のマークなんか貼るのはどうかと思うけど。ただ、その費用について陣営が負担してるのならば、
『消毒車は必ずセット』って事で、2台で一台と見なしても良いんじゃ無いかと思うけどね。
 
むしろ・・・『形だけ消毒車を用意して、消毒してない』なんて事があると、大問題だよな。
チェックすべきなのは、むしろそういうところじゃ無いかと思ったりするんだけど。
 
今行うべき事は、感染拡大を防ぐ事だろうし。
 
 
 
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