山田&赤松&ミラクル★韓直人口蹄疫 2010年7月17日 民間種牛の犠牲で移動再開

宮崎県の、移動制限区域に残った民間の種牛6頭。
宮崎県の生き残ったスーパー種牛は5頭のみ。何とかしてこの6頭を活かして欲しいと思ってました。
メールを入れたり、電話をしたり。しかし、残念ながら本日、民間種牛は殺処分され、移動制限が解除される事になったとか。
それを報じるニュースは、本当に短い記事だけです。


農場周辺も移動制限解除へ=種牛の殺処分完了―宮崎口蹄疫
7月17日17時0分配信 時事通信

 宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、県は17日、高鍋町畜産農家薦田長久さん(72)が飼育する種牛6頭の殺処分を完了した。これに伴い、薦田さんの農場を中心とする半径10キロ圏内についても、家畜の移動・搬出制限を18日午前0時に解除する。 


これだけ。
薦田さんが何故これまで種牛だけを守ろうとしていたのか。
そして、何故殺されなければならなかったのか。これじゃ何も分からない。
 
ムッチー牧場の弥永睦雄さんは、リンクした記事の中で、『殺処分をしなければならない理由がある』と書かれています。
畜産農家の取った行動は決して間違っていない。農協も、知事の判断も間違っていない』
そう書かれた上で、
『それでも、殺処分しか道が無い』と表明されている。
 
どういう事か。
殺処分を受け入れた薦田さんも、『県の為になると信じていたが、そうではない事が悔しい
そういう趣旨のコメントを出されていた。
 
農家も、農協も、知事も間違っていない。という事は、残るのは一つですわな消去法で。
東国原知事のブログを見ますと、今回の『民間種牛殺処分の経緯』と思われる事が読み取れます。
原文はあまりにも長文で、文字制限に引っかかります。是非、リンク先の東国原知事のブログを御覧下さい。


東国原ブログ 『読売新聞社説について』(抜粋)
  <<略>>
 僕が「薦田氏にお願いするしかない」と思ったのは、何も是正指示に怖気づいたからでは決してない。
 山田大臣が、「あくまでも殺処分ありき」という論理矛盾を押し通し、自分のメンツや意地だけを優先し、「殺処分しなければ、移動制限解除はさせない」と強引・高慢な方針を突っ張られたからである。(別に、国が6頭の抗体検査をし、陰性・安全が確認されれば、移動制限解除は出来るし、OIEに清浄国申請も出来る。つまり、あの6頭の抗体検査さえしてくれれば良かったのだ。 場合によっては殺処分はそれからでも良かった)。因みに、抗体検査は国にしか出来ない。
  他に、復興支援・補助金交付金等を削られ、報復される懸念を感受したから、薦田氏にお願いする方針にしたのである。 (*1)
 県内で移動制限解除が出来なければ、当然非常事態宣言も解除出来ず、県民の皆様の生活や地域経済に大打撃となる。今でも大変なのに、これ以上延びたら致命的になる。
 薦田氏の6頭を残す利益と移動制限解除がされない不利益の総量を考慮し、大変不本意だったが、薦田氏にお願いに上がったのだ。
  <<略>>
 5月18日、ワクチン接種を山田大臣(当時まだ副大臣)に迫られた。「知事さん、このリングワクチンを地元に説得出来なければ、あんたのリーダーとしての資質は無いんだ。知事として失格だな」と低い声で言われた。国の責任でやると言っておいて、地元や農家さん達への説得・同意等は地元首長達に押し付けるのだ。その高圧的な物言いにも到底納得が行かなかったが、あの時、そんなことをとやかく言っている時間的余裕は無かった。
   <<略>>


(*1)実際、関係者からそういう示唆を受けた。とあり。
 
種牛の6頭について、抗体検査をすれば、清浄国の認定は得られた。
しかし、その抗体検査を行う事が出来るのは国だけ
そして、その国の責任者が、『殺処分しか認めない』と言っている以上、選択の余地は無かったという事か。
持久戦に持ち込んでも、宮崎県が兵糧攻めにされるだけ。復興支援、補助金交付金などの面で報復を受ける恐れがあった、と。
 
いつから、この国は、こんな独裁政権になったんだろうか。
マスゴミの煽った政権交代の結果がこの有様。
ここまであからさまに、責任転嫁と脅しを行うような行為があっただろうか。
 
「知事さん、このリングワクチンを地元に説得出来なければ、あんたのリーダーとしての資質は無いんだ。知事として失格だな」と低い声で言われた。
 
こんな脅しを掛ける人物・・・いや、これは最早、人の心を無くしているだろ
 
国の責任でやると言っておいて、地元や農家さん達への説得・同意等は地元首長達に押し付けるのだ
 
汚れ仕事は地方に丸投げなんですね。
 
マフィアも真っ青な人物が大臣になっているって事でしょうか。
 
長崎3区の皆さん。この山田正彦氏の選挙区の長崎3区の皆さん。
ここに上げた記事の内容は、一方の当事者のコメントであり、ことによると公平性に欠けるかも知れない。
だけどね。これは現場で対応にあたっていた畜産農家の方や、現地で陣頭指揮をしていた宮崎県知事の発言だ
 
私は、現場での対応をしてきた人たちのコメントを信ようと思う。間違っている可能性はあるけれども。
 
こんな人物、国会議員に選んで良いのかね? 
 
追記。江藤拓議員のブログからも引用します。上で想像した事とおなじ事が書かれているようです。

 http://i.gree.jp/img/15/42/29171542/1.jpg?ff24私の考え
2010/7/17
率直なご意見有り難うございました。「だんまり」するつもりは無かったのです。火曜日に全地区回ってからと考えていました。
畜産農家のも割れていますが、政治家としての私の考えを書き込みます。
最悪なのは薦田氏が善意で申し出たことで、清浄化を大幅に遅らせることになれば、結果は宮崎県の畜産・経済にとってさらなる致命的な痛手となってしまいます。
山田大臣が特例を受け入れる見込みは全くありません。
感情的になっている印象が強く、さらに「県が悪い!」とマスコミの前で言い放つ姿には不快感を強く感じます。
国が執行することになり裁判となった場合、清浄化が何時になるのか見当もつきません。一年先か・・・?!
その間に宮崎の畜産も経済も致命的な打撃をうけるでしょう。
知事が方針転換したことに批判もあるようですが、悔しさを堪えて大局的な判断をされた事は正しいと思います
政府に全く薦田氏を例外とする可能性が無く、大多数の畜産農家もとにかく一日も早く畜産の仕事に戻りたい、再起することを望んでいます。
不公平感がワクチン接種農家に多くあって、私が激しく非難されてもれても、エース5頭は残さねばなりません。
国には既に殺処分の権限は無く、するなら県知事命令となります。
16頭の次世代を担う若い候補牛はいますが、その中にはまだ10ヶ月に満たないものも入っています。
最もうまくいってこの16頭からエースが生まれるのはH25年12月なのです。更に言えば候補であって、16頭全てが種牛になることはありえません。うまくいって3~5頭くらいでしょう。
野党であることで、唇を噛むような思いもする毎日ですが、前回も書きましたが、「とにかく現場です」
私の考えを率直にぶつけ、怒鳴られても失望されても、所詮野党議員で力がないと言われても、愛する宮崎県の為にそして日本の畜産の為に真正面から県民と向き合っていきます。
宮崎県民の苦しみ悔しさをしっかり受け止めて、国会で勝負する覚悟です。

やはり原因は、牛殺しの山田だったのですね。
政治家としての資質の前に、人間としての資質が無いようですね、山田さんには。
 
(*あくまでも個人の感想ですけど、山田と赤松は許せません)
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