やはり、人は見かけによらぬもの。

2008年の1月ですから3年前ですか。
有る芸人の言葉を知り、とても感動してブログの記事に載せた事があります。
 
 
彼に対しての評価は今も変わりません。と言うか、また一つ彼は伝説を作ったようです。
 
多くの有名人、芸能人が今回の大震災に、寄付や応援のイベントを行ったりしているようです。
それは、国内にとどまらず海外のアーチストって言われる人たちも。
でも、中には『ぶっちゃけ売名行為じゃねーの?』と思ってしまう人たちもいて・・・
 
何もコメントを出さず、一億円の寄付をしていた事が分かったイチローとか、同じく数千万円の寄付をしながらそれを公表していない事が分かった安室奈美恵さんとか・・・とても立派だと思います。
結果的に公表された形となってしまっただけで、本人たちにはその意思は無かったように思えますし。
 
で、今回の地震の被災地の方から、こんなツイッターが流れていたとか。
 


RT @antique_spica: さっき、施設に大量の水とペーパーが届きました。帽子、サングラス、マスクを付けたボランティアの方が「お疲れさまです。少しですが使って下さい。」と深々と頭を下げてくれました。そのボランティアの方は江頭2:50さんでした、びっくりしました
          感動しました。感謝しました。一生忘れません。


そして、その施設の場所は・・・
 
スポーツ報知で報道されているようで。
 


江頭2:50自らトラックを運転して救援物資配送
スポーツ報知
 
 タレントの江頭2:50(45)が、自らトラックを運転して福島・いわき市に救援物資を届けていたことが22日、分かった。

 福島第1原発事故の影響で同市の一部が屋内退避指示地域に指定されていることから物資が届きにくい状況見かねた江頭がトラックで20日ごろ物資を届けたという。所属事務所の大川興業「個人的な活動でやっているので詳しくは分からない」としたが、茨城・東海村のJOC臨界事故や新潟県中越地震を取材した事務所の大川豊総裁(49)からアドバイスを聞き、現地に向かったという。すでに帰京しているが、「本人はとても恥ずかしがり屋なのでコメントを出す予定はない」(事務所)という。


原発事故の影響で屋内退避指示地域に指定されているところに、自らトラックを運転して物資を届けたって?
 
先日、3月19日の夜だったか。東名の海老名サービスエリアにたくさんのバスが止まってました。
車の前を横切るオレンジ色の服を着た人たちは、岐阜の消防隊員の方たち。
 
『これから救援に向かうのか。ご苦労様です。』
そう、思って、車の前の距離を出来るだけ広く取り、道を渡りやすくしたもんです。
しかし、後日、恐らくその隊員達の要求によるものではないだろうけれど、岐阜の消防隊は原発の50km以内では活動しないという事が報じられました。
まあ、仕方の無い事です。放射能に対しての恐怖は誰しも持っているもの。
 
しかし、江頭2:50は、経験者にアドバイスを貰い、物資が不足する中、複数のスーパーに掛け合って、自腹で救援物資を購入し、運送業者もしり込みするような場所に届けた、と。
 
しかも・・・
 
>帽子、サングラス、マスクを付けたボランティアの方が「お疲れさまです。少しですが使って下さい。」と深々と頭を下げてくれました。そのボランティアの方は江頭2:50さんでした、びっくりしました
全く普通のボランティアとして。このツイッターの発信者が気が付かなかったら、何も無かったのと同じ事。
まあ、もちろん同じように活動している無名の方々は多くいるわけで、それを考えると『有名人だから』っていう事で注目するのは不公平かも知れないけど。
 
だけど、なんだか嬉しい。
 
>所属事務所の大川興業「個人的な活動でやっているので詳しくは分からない」
 
事務所もこの行動を知らないという事実、なんだか嬉しい。
 
「本人はとても恥ずかしがり屋なのでコメントを出す予定はない」(事務所)
 
コメントを出さない理由が、恥ずかしいからと言うのも、なんだか嬉しい。
普段、『嫌いな芸能人第一位』等と言われ、狂人のように振舞う芸風の彼に、こんな一面があったという事。
でも、彼は人知れずこんなかっこいいことをさらっとやってのける人物だったのだ、と。
 
かつて紹介した彼の名言集を、もう一回紹介してみます。
 


生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?
そんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ。


 
やはり、なんとも『届く』言葉だと思えます
 
 


目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察に捕まってもいい。寿命が縮まってもいい。


 
確かに彼の生き様はその通りだな。
 


気持ち悪いって言われることには慣れたけど、たまに『死ね』って言われるんだ。
俺は言ってやりたいよ。こんな人生、死んだも同然だってね。


 
ここに、彼の『覚悟』ってのを感じます。
 


俺のライブに来てるやつらの顔を見てると、結婚はおろか、恋愛もまともにできないんじゃないかって言うような奴らばっかり。
だけど、俺はそういう奴らのためにこそお笑いをやりたい


 
 


俺はずっと戦っていくからな! テレビ局がどれだけ俺を叩こうと、俺は全部乗り越えてやるからな!
これだけはお前らに約束する!


 
彼は、彼なりの方法で戦って来たんだな。そして、これからも戦って行くんだな・・・
 


驚かせるのがとにかく好きなんですよ。驚きの一番上は恐怖じゃないですか。
それと笑いはいつも俺の中で一緒なんですよね。


 
今回の行動は、本当に驚いたな。でも、この驚きの上は恐怖じゃないと思うけど。
むしろ、驚かせたあなたの方が恐怖を感じてたんじゃないか。
 


これをやったら次回出られなくなるんじゃないかなんて考えないようにしている。
人間いつ死ぬか分からないからその時の全てを出しきりたいんだ。
俺はいつ死ぬか分からないし見ている人もいつ死ぬか分からないから。
視聴者が最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?


 
 
 
一期一会。一瞬一瞬に全てをかけていく生き様って事か。
 
 
これらの言葉の深さに比べて、今の政府と来たら・・・(元ネタ↓リンク)
 
 
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「飲める?」っていうと、
「飲める」っていう。

「食える?」っていうと、
「食える」っていう。

「安全?」っていうと、
「安全」っていう。

そうして、あとで怖くなって、

「やっぱり摂らない方がいい?」っていうと、
「やっぱり摂らない方がいい」っていう。

こだまでしょうか。
いいえ、枝野です。



駄目だコリャ。次行ってみよう、次。
 
 
 
 
 
 
 
(*あくまでも個人の感想です)
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いい加減に解散しろ。
 
 
被災地の皆さん頑張って下さい!!

このブログでは江頭2:50も応援しています。