引きこもりの総理は平壌運転。

政権交代のあと、このブログへのトラックバック記事で『理系出身の新政権の政権運営から目が離せない』っていうのがありました。
今でも覚えてます。
 
心の底から冷笑させてもらいました。
 
なぜかって?鳩も韓も、確かに理系の大学出身だけれども。
その後、どんなキャリアを積んでいるかという事の方が重要ですからね。
文系出身でも優秀なエンジニアになる人だって珍しくない。
むしろ、理系の学校を出ただけで、その後市民運動家として活動してた人物が、何故理系と呼ばれるのかが意味不明です。
鳩とか韓とかが学校出てから、かなり新しい技術とか開発されてるけど、そんな事には追いついてないだろ。
むしろ、市民運動家のプロ』略してプロ市民総理』ってのが正しい呼び名でしょ。
 
しかし、理系出身の総理大臣は、『僕はものすごく原子力に詳しいんだ』って断言してたみたいね。
 


「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす―菅首相
YAHOOニュース(リンク切れ)
「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」菅直人首相は16日夜、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したとみられる。

笹森氏によると、首相は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任。東電の対応について「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」
と批判し、「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで
(15日早朝に)東電に乗り込んだ」と続けた。


ものすごく原子力に詳しいと発言していたのは16日。
さっすが理系の総理の面目躍如ですなぁ。
でも、その視察の前には・・・
 


原子力勉強したい」と首相=班目氏が明かす―震災翌日の原発視察
時事通信 3月28日(月)14時32分配信
 原子力安全委員会の班目春樹委員長は28日午後の参院予算委員会で、菅直人首相が東日本大震災の発生翌日の12日早朝に福島第1原発を視察したことについて、「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と述べ、首相の判断であることを明らかにした。自民党佐藤ゆかり氏への答弁。
 首相は12日午前7時すぎにヘリで第1原発に降り立ち、1時間弱滞在し、職員らから状況の説明を受けた。同日午後3時半ごろに1号機で爆発が起きており、首相の視察で現場の初動対応が遅れたとの指摘もある。これに関し、班目委員長は「現地において、特に首相が行ったことによって混乱があったとは承知していない」と述べた。
 原発事故への対応に追われる中、首相は16日、笹森清内閣特別顧問「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と話している。 


さすがですな。12日に勉強しに視察に行って、16日にはもう原子力について極めている
 
大天才ですな。間違いなく。
私には、大天災に見えるんだけど。
一日遅れだけれども、わが日本政府の愉快な人たちは、とってもユーモラスな発言で国民を和ませようとしていつようです。
 


原発事故「神のみぞ知る」=野党反発受け、撤回―経産副大臣
時事通信 3月28日(月)14時38分配信

 池田元久経済産業副大臣は28日午後の参院予算委員会で、福島第1原発の事故について「予見しうる最悪の事態を考えて(対処して)いるが、それ以上は神のみぞ知る」と述べた。この発言に野党側は反発、池田氏は「おわびをして取り消す」と陳謝し撤回した。
 自民党の磯崎仁彦氏が「最悪の事態をどう考えるか」と質問したことへの答弁。磯崎氏は「(発言は)ふさわしくない」と批判し、池田氏は「最大限将来を予見して安全対策に当たらなければならないというのが真意だ」などと釈明した。 


 
ま、これは言葉の選び方間違えたね。
『後は・・・人事を尽くして天命を待つという事です』
これなら、批判は少なかったかも知れんけどね。
しかし・・・
 
明らかに『人事は尽くしてない』けどね。
 
もう一人の愉快な仲間たち。東京都のハイパーレスキュー隊の精鋭に対して、
『さっさと放水しなきゃ処分するぞ』って励ましたお方。
 


「燃料破損し溶け出た」=高濃度汚染水で海江田経産相
時事通信 3月29日(火)11時0分配信
 海江田万里経済産業相は29日午前の参院予算委員会で、福島第1原発のタービン建屋外の水から高濃度の放射性物質が検出されたことについて「特に2号機の使用済み燃料プールからあふれたことは否定できないが、(原子)炉の中の燃料が破損してそこから水に溶けて流れ出したと考えている」との見方を明らかにした。自民党礒崎陽輔氏への答弁。
 海江田氏は「炉がかなり傷んでいることは確かだ」とも述べた。その上で、現状について「私どもは原子炉と戦っている。戦いが成立している。まだ抑制が可能だ。最悪の事態は抑制ができないことだ」と説明した。 


 
えっと、海江田さんって言ったっけ。
 
「私どもは原子炉と戦っている。戦いが成立している。まだ抑制が可能だ。最悪の事態は抑制ができないことだ」
 
あんた、戦ってないだろ?現地に入って現状の把握してみろよ。
 
「炉がかなり傷んでいることは確かだ」
 
まぁ、炉も傷んでるかも知れんけども。一応、内部の圧力は保たれてるんだよな?
大きさも半端じゃないからなんとも言えないけども。内部の圧力が4気圧も保たれているならば
漏れは僅かなもんだろ。報道されているように4000リットルも漏れるわけ無いと思うんだけどな。
そんなに漏れるような穴が開いてたら、内部の圧力なんか保てないだろ。
思うに、使用済み核燃料プールに、放水を続けたのが原因なんじゃねーのか。
放射性物質は、使用済み燃料の温度上昇で生じたものじゃねーかとおもうけどな。
 
ま、根拠は、原子炉内部の圧力が保たれているという事だけだが。
ハイパーレスキュー隊を送り出した、東京都の猪瀬副知事はこんな事を言っている。



猪瀬直樹副知事が指摘 決死の消防隊員を被曝させた菅無能政権の重大責任
2011年3月27日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ
 暴走を続ける福島原発3号機に、東京消防庁ハイパーレスキュー隊が決死の放水を敢行したのは今月18日深夜だ。その後も放水は続いており、国民はレスキュー隊の勇気に拍手喝采を送ったが、その裏では信じられないような混乱がいくつもあった。無能を絵に描いたような菅内閣のせいで、国民の命は危険にさらされ、消防隊は被曝覚悟の突入を余儀なくされたのである。東京都副知事猪瀬直樹氏の話は衝撃的だ。
「3月11日に地震があって、すぐに消防庁気仙沼や千葉で燃えた石油コンビナートに向かいました。本来は知事の要請があってから動くのですが、要請を待っていたのでは間に合わないかもしれない。そこで、とりあえず向かわせて、知事の要請を待ったのです。福島原発にも向かいました。ところが、いわき中央インター付近まで行ったところで、総務省傘下の消防庁から『来なくていい』という連絡が入った。消防庁の判断というより、上からの指示でしょう。やむなく消防隊員は引き返したのです
 11日の時点で、原発を冷やす態勢を整えておけば、その後の混乱を回避できた可能性があるのに、国が拒絶していたのである。猪瀬氏はその理由について、こんなふうに言う。
東京消防庁自治体が管轄する。自治体同士には横の連携がある。だから、千葉や福島では活動ができる。阪神大震災以後、取水口の口径も全国統一されて、どこでも消火活動ができるようになりました。しかし、原発は国の管理になる。そのため、まずは自衛隊や警察が出ることになったのでしょう
 この期に及んで、そんな縄張り争いがあったことにたまげてしまう。実際、まず、出てきたのは自衛隊だ。バケツで海水をくみ、原発の真上でまいた。焼け石に水の愚行で、隊員が被曝しただけだった。次に出てきたのが機動隊の高圧放水車。しかし、これも水が上に向かないのだから、どうにもならない。惨めな結果に終わったのは周知の通りだ。万策尽きて、ようやく、東京消防庁への出動要請になったのだが、すでに原発周辺は放射能が充満していた。現場は修羅場になり、放射線量を測る計器がアラームを鳴らし続けた。
 しかも、そんな混乱の中、原発から約20キロ離れた“前線基地”から、さまざまな指示が出され、現場はさらに大混乱になったのである。
「無線の状態も悪く、アラームが鳴り、よく聞き取れない。そんな中、現場を知らない前線基地から方針変更がたびたび出されたのです。ハイパーレスキュー隊はコンビナート火災などに備えて訓練していて、慣れている。現場に着いて、海から300メートルのホースをつなぐ最短ルートが無理だと分かった。800メートルに変更したら、それをさらに2キロぐらい遠回りするように指示されました。放水時間も『やれやれ、長く続けろ』という指示が飛んだ。長く続ければ安心するからでしょう。もちろん、消防隊だって、できるだけ続けるつもりでしたが、現場には現場の判断がある。機械も休ませなくてはならない。現場の合理性があるのに、ただやれと言われても困るわけです
 結局、4時間放水の予定が7時間になり、2台ある放水塔車のうち、1台のディーゼルエンジンがトラブルを起こした。
「軍隊と一緒で、命令されればやります。しかし、参謀本部が全体を俯瞰(ふかん)して状況を判断したうえで、命令を出していたのかどうか」
 猪瀬氏は、戦争中、兵站(へいたん)の準備もないまま突入させた参謀本部を思い出したというが本当だ。
 菅政権の“不手際”はこれだけではない。ハイパーレスキュー隊の放水の後、現場には地上58メートルからピンポイントで放水できるドイツ製の生コン圧送車が登場した。三重県四日市市の建設会社などが提供したものだが、多くの人はこういうものがあるなら、なぜ、早く投入しなかったのか、と思ったものだ対策本部は知らなかったのである。圧送車の存在は早くから、ツイッターなどで飛び交っていたのに信じられない失態だ。<<文字制限の為略>>


この記事のソースが日刊ヒュンダイか・・・時の流れに胸が熱くなるな(苦笑)
もう、ココまで不手際をやらかして、東京電力の初動体制の責任としているのは見苦しいにも程がある。
 
戦争中、兵站(へいたん)の準備もないまま突入させた参謀本部を思い出したというが本当だ。
 
これは、私もとても同意です。この人たちは、リーダになってはいけない種類の人たちだったのだ、と。
 
さて、理系の総理の頭の中では、原発の事故はもう過去の事になっているようで。


新エネルギー活用強調=菅首相
時事通信 3月29日(火)13時7分配信

 菅直人首相は29日午前の参院予算委員会で、福島原発事故を受けたエネルギー政策の見直しについて、「今回のことを教訓に、太陽、バイオなどクリーンエネルギーを世界の先頭に立って開発し、新たな日本の大きな柱にしていく」と述べ、再生可能な新エネルギーの活用を積極的に進める考えを強調した。片山虎之助氏(たちあがれ日本)への答弁。 


 
再生可能なエネルギーで、原子力発電所の発電力を賄えるエネルギーが出来るのか。
話しを聞いてると胸が熱くなるな
 
太陽?原発の動力と同じだけ発電するには、どのくらいの面積必要になるのん?
今度計算してみるか。夜間の電力貯蔵に、どんくらいの電池が必要なん?
バイオ?原料どっから調達するのん?
 
さすが理系の総理は一味も二味も違いますな。
 
(*あくまでも個人の感想です)
にほんブログ村にてランキング挑戦中。
←バナーを応援クリックよろしく。
 
さて、アフリエイト。CLUBTで探してみますと、『KAN首相 T-シャツ』を発見
 
 
いい加減に解散しろ。
 
 
被災地の皆さん頑張って下さい!!
原発で作業に当たってる方も、どうかご安全に!!