リハビリ体験その9。右足のリハビリ

ひっさしぶりにこの書庫でも更新するか、と。
 
先日、このブログと、生身の私の両方を知っている女性から、
『私、ブログで過去の記事を見ることって無いんですが、もあいさんの臨死体験の書庫だけは全部読みました』
って言われまして。
ふとそれを思い出して、自分で読み返してみると・・・
なんじゃ、この辺で止めてたのか~と。
 
ま、続きでも軽く書いても良いのかな、と。
 
大腿骨の骨折は結局手術する事に。
全身麻酔から醒めた時の苦しさ・・・
とにかく、苦しかったのです。何が苦しいか?呼吸が非常に苦しくて・・・
まあ、事故から一ヶ月くらいの時期。肺への出血で死に掛けた後という事もあったのでしょうか。
それとも、麻酔から醒めた時に、意識不明でいたときの苦しさがフラッシュバックしたのか。
 
完全に自分を失ったパニック状態が手術後から翌日の昼頃まで続いてました。
 
足先からお臍の上までギプスで固められた状態。
 
この姿で三ヶ月過ごす事になります。まー完全に寝たきりです。
つーか、動く事もままなりません。動けるわけ無いんですけど。
体の四分の一くらいがギプスに巻かれてるんだから。
 
2週間位して、一度ギプスが外れます。本格的に作り直すんですが、その時すでに足はかなり細くなってます。
作り直したギプスで3ヶ月。もちろん、車椅子も不可。ベットの上が私のすべて。
 
その結果、今でも私の右足は、左足よりも10cmほど細いのです。ま、見た目じゃ分からないけども。
 
ギプスですが、膝のところは穴が開けられてまして。膝のお皿の部分、そこを触って動くようにしなさい、と。
『そうしたらリハビリが楽になるから』
って。
 
そりゃ、ベットを傾けてもらって散々動かしました。
 
しかしね・・・
 
リハビリが楽になるって、本当だったのか疑問です。
 
だってね、リハビリってやつ。痛いとかいう騒ぎじゃないんですから。
 
合気道を習ってた時期、関節技をガシッ!と決められた時の痛み
それをタップしても緩めてくれなかったらどうか・・・
(そんなふざけた技を掛けられて病院行きになった事もありましたけども。)
 
要は、間接として機能しなくなって三ヶ月。
膝とか股関節とかいう大きな間接が動かなくなっているのを、再び動くようにするのは、関節技を掛けた時の関節と同じ状態って事ですかな。
だって、動かない方向に動くように外から力かけるんだもん。
ある角度(と言っても、膝をほんの少し曲げたところ)で、体中に電気が走るような激痛
これを、治療として行うわけです。
元通り歩けるようになるために。リハビリの先生に足を曲げられる時間・・・
全身に汗、顔からは汗やら涙やら、鼻水やら、うめき声やら・・・
なんか、ありとあらゆる分泌物が出てくるような。
そんな痛い思いをして、もう止めたいと思うんだけど、やっぱり足が曲がらないとなぁ・・・
 
まあ、意外と頑張り屋だったんですかね、当時の私は。今なら耐えられないかも知れない。あの時の苦しさには。
 
今では、正座も出来ます。足は痺れるけど、それは体重のせいか。
 
では、また気が向いたら。
 
この後も、ありえへん話がありますんで(笑)
 
 
(*あくまでも個人の経験です)
 
 
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