アサヒ新聞、敗北の弁
大変です、アカヒ新聞がとうとう終了を悟った模様です。
長文引用するけど、たぶん文字制限になるんだろうなぁ。
「世の中が見えていたのは橋下氏」朝日新聞大阪社会部デスクの嘆き
web ronza
最近、夕方が近づくと憂鬱が襲ってくる。原因は、大阪の「お客様オフィス」から全デスクのもとに送られてくる、読者の電話やメールをまとめたリポート。
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最近、夕方が近づくと憂鬱が襲ってくる。原因は、大阪の「お客様オフィス」から全デスクのもとに送られてくる、読者の電話やメールをまとめたリポート。
「朝日は橋下の宣伝機関か」
「維新の会の話を垂れ流すのはいいかげんやめろ」
「もう購読を辞めさせていただく」
ああ、またか、と思う。
橋下氏のことを紙面で取り上げるたびにこうした反響がいくつも届くことを、もう何カ月繰り返しているのだろう。
もちろん苦情とはいえ、貴重な読者の声。一瞬ムッとしたとしても、ちょいと深呼吸して冷静にとらえればよいのだ。正面から受け止め、今後の紙面づくりに生かしていく大事なきっかけにしていけばよいのだ。
■同じ記事に寄せられる真逆の反応
だが、コトはそれほど簡単ではないのである。
橋下氏をウオッチしている大阪社会部は当然のことながら、橋下氏を宣伝しようと記事を書いているわけではない。原則は中立だし、もちろん、氏の発言に危惧を感じて記事化することも多い。それでもこの反響なのだ。
<<内容無しのため中略>>
さてどうしたものか。担当記者と顔を見合わせてため息をついた。
君が代強制は降ってわいた話題ではない。国旗・国家法が制定された後は各地で強制が進み、折に触れ記事化されていた。だが記事はややもすれば教職員組合や護憲派の学者に強制反対を代弁してもらうパターンになり、どうみても読者の心を揺さぶっている気がしなかった。まして「公務員なら決まりを守れ」と平易な論理で押してくる知事に、大所高所から正論をふりかざすだけではなんとも弱い。どうすればいいのか……。
画期的アイデアが降りてくるのを待ったが、もちろん降りてこなかった。不起立教員ではなく、ちゃんと起立している先生の違和感に焦点を当てるとか、そもそもなぜ不起立教員がいるのかを一から戦争体験者に聞くとか。かっこ悪くても、せめて取材者側の必死さが伝わればと願いながらぽつぽつと記事を発信するのがせいいっぱい。
さえない日々の中、あることを思いつく。条例制定は「府民の総意」と繰り返す橋下氏に、争点になったわけでもない君が代強制がホントに府民の総意なのか突きつけようと思ったのだ。維新の会に投票した人は既得権に切り込む橋下氏の改革力に期待したのであって、君が代強制に期待したのではないはずだ。
記者が街に出て、維新の会に投票した人を探し条例への是非を聞いて回った。我ながらなかなかのアイデアだ。
結果は思ってもみないものだった。
30人中26人が「君が代条例に賛成」。当たり前のルールを守れない人が先生をしていること自体おかしいという。
ショックだった。正直、6~7割が「反対」と答えると思っていた。良心的な日本人にとって、国内外に大きな犠牲をもたらした戦争の記憶とつながる国旗・国歌の強制は根源的に受け入れられないものと信じていた。その人たちこそ朝日新聞の読者だと思っていた。
だがそんな人たちは、もはや1割しかいないのだ。良心的な世論をリードしているつもりが、振り返ってみたら誰もいなかったのである。私が想定していた読者像は、自分たちに都合のいい甘いものだった。本当に想定しなくてはいけない読者は、朝日新聞的リベラルな主張を、ウソっぽい、あるいは嫌いだと感じている、世の中の9割の人たちだった。世の中が見えていたのは朝日新聞ではなく、橋下氏のほうであった。
もしかすると、条例反対にこだわった朝日は時代から完全に取り残されたアナクロな存在なのかもしれない。書けば書くほど読者を失ったのかもしれない。
どちらが正解だったのか。マスコミの役割とは何なのか。
■戦後民主主義への正面からの挑戦状
君が代条例が一本の木を倒すチェーンソーなら、教育基本条例はすべてをなぎ倒すブルドーザーだ。
条例案はA4サイズの紙で約30ページに及ぶ。大きな特徴は二つ。
一つは、戦後教育の根幹である教育委員会制度を真っ向から否定したことだ。条例案は「知事は学校が実現すべき教育目標を設定する」とし、続く条項で、教育委員も学校も校長も教員も、目標に向け職務を果たすよう求める。政治と教育が一体化した戦前の反省から、政治家が直接教育に口出しできないようにした教育委員会制度を根底から覆す内容だった。
もう一つは厳しい成果主義。結果を出せなければ、教育委員も校長も教員も、最悪の場合クビになる。学校も保護者の選択にさらし、生徒を集められなければ生き残れない。
何のためにここまでするのだろう。
条例案の前文によると、グローバル社会に対応できる人材を育成するため、過去の教育から決別し時宜にかなった教育内容を実現するのだという。
うーん……。
もしヒットラーのような人が首長になり、排他的・暴力的な教育目標を立てたらどうなるのか。戦前の軍国主義教育で多くの若者が一つの思想にそめられ戦争へ駆り出されたことを思えば、条例は朝日新聞が守り育ててきた戦後民主主義に対する正面からの挑戦状である。
とはいえ、維新の会の主張にももっともなところがあった。教育委員会制度は理念は立派だが、現実は、地元の名士が月1回程度の会議で事務局の報告を受け、ちょこちょこ意見を述べておしまい。政治的中立どころか「放談会」と化しているところがほとんどだった。それを守れと主張するのはいかにも弱い。ここまで形骸化したことを放置してきた自らの怠慢を恥じたがもう遅い。
<<以下内容無しのため中略>>
■橋下ファンも納得できる批判記事をめざす
<<以下大した内容無しのため中略>>
■商売のタネになるような生やさしい相手ではない
最後に、橋下報道を間近で見て感じていることを整理しておきたい。
橋下氏とは朝日新聞にとってどういう存在なのか。橋下氏を積極的に紙面に載せて全国の読者をひきつけていこうという社の方針には全面的に協力していきたいが、氏は商売のタネになるような生やさしい相手ではない。朝日新聞が生きるか死ぬかの戦いの相手と考えた方がいい。
理由は主に二つある。
一つは、橋下氏が世間から喝采をあびている大きな理由のひとつが「既得権益の否定」だが、これまで「リベラル」と言われてきた層も既得権者としてターゲットにしているのが橋下流。そのリベラルの親玉が朝日新聞なのだ。
私自身リベラルだし、その価値を心に抱いて記者をしてきたし、これからもそうしたいと思っている。だが今世間は、インテリ業界が戦後の長い時間のなかでためてきた澱のようなものを敏感に感じ取っている。きれいごとを言い、上から目線で、一皮めくれば既得権化しているのにエラそうに説教をたれる―。そこを橋下氏は明確に突いてくる。彼の発言の前ではよほど肝を据えてかからねば、リベラルはどんどん陳腐化してしまう。朝日新聞が裸の王様にされかかっていることを自覚しなければならない。我々は少数派であり、勝ち目の薄い挑戦者である。それでもやるかどうか。
<<以下大した内容無しのため中略>>
紙面を見返すと、これは橋下報道に限る問題ではない。我々全員が「グレート・リセット」を迫られているのだろう。
えっと、原則は中立って言いながら・・・
>「公務員なら決まりを守れ」と平易な論理で押してくる知事に、大所高所から正論をふりかざす
大所高所から正論を振りかざすって、舐めてんのか、アカヒ新聞さん。
お前らが戦後民主主義を育ててきたって言っちゃいますか、原則は中立なアカヒ新聞さん
>良心的な世論をリードしているつもりが、振り返ってみたら誰もいなかったのである。
良心的な世論をリードしてるって、どんな冗談ですかアカヒ新聞さん。
あなたら、そもそも戦前は世論を戦争に駆り立ててた事を忘れちゃいけませんよ、アカヒ新聞さん。
>インテリ業界が戦後の長い時間のなかでためてきた澱のようなものを敏感に感じ取っている。きれいごとを言い、上から目線で、一皮めくれば既得権化しているのにエラそうに説教をたれる―。
全くその通りじゃないですか、アカヒ新聞さん。
ってか、橋下市長ごときに負けてしまうんですね、アカヒ新聞さん。
でも、橋下市長のやってることは、あなた方が繰り返してたやり方を洗練させただけのものだと思いますけどね、私は。
まあ、心置きなく消えてください。ご冥福をお祈りいたします。
橋下市長の功績として、アカヒ新聞を死に追いやったって事は上げてもいいのかも知れんですな。
(*あくまでも個人の感想です)
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原発で命がけで作業に当たってる方も、どうかご安全に!!