高僧からの手紙
本日、座禅会の日。
座禅会に向かう車の中で、不思議な二人の少年を見かけました。
ここは日本。なんで、そんな少年が歩いているのか・・・
私は交差点にさしかかり、右折待ちの車の後ろで待っている状態。あの二人は何だろう、このあたりに来ている?何のために?
混乱しながら、近づいてくる中学生くらいの少年に伝えるメッセージはあるか。
とっさに合掌して彼らを見つめると、左側の少年が気がついたようで、私をみて微笑む。
合掌する挨拶は、通じるものだな、と思いながら、信号と後ろの車にせかされて、座禅会に向かった私です。
そして、その帰り。一つのことに思いをめぐらせました。
ある高僧から頂いた1本のメール。
それは、ある事件のときに勇気ある発言をなさった高僧に、そのメッセージに同意、応援する旨のメールを送った事がきっかけになっています。
北京オリンピックの開催前に、数度やり取りをさせていただきました。
その後、最近になって送って頂いたメールをご紹介することを。
私信を公開するのは失礼なことかも知れません。しかし、お相手は非常にお忙しい身。
同意を頂くことは難しいでしょう。そして、そこに書かれた内容は、より多くの方に知らせたいとの思いがあると確信するにいたったわけです。
一瞬すれ違った、異国の少年僧。彼らと同じように修行している僧侶が、中国では迫害、弾圧が続いている。
それを憂い、そして、彼らを救おうという趣旨のメッセージがここにあります。
前略失礼いたします。突然のことで大変驚かれたことでしょう。
2008年4月北京オリンピックの年、私は青山繁晴氏の導きによってテレビ上で信仰の自由を奪われたチベットの人たちに、また自由世界にいる人々にメッセージをおくる機会を得ました。あの年以降国内のメディアでは中々取り上げられなくなりましたが、現状は更に厳しい状態が続いています。先のことは日本に限ったことではありません。
昨年私どもが外国人記者クラブで、抗議声明を発表したとき、欧米諸国の反応は皆無でした。
日本国内では、東日本大震災、経済、政治、日本固有の領土の問題等、抱える難題が山積みです。北京から既に次のオリンピックも終わりました。国内ではほとんど報道されませんから、中には情勢は落ち着いているように思われている方もいらっしゃるでしょう。しかし、東日本大震災の発生以前からンガバ県キルティ僧院で起きた抗議行動で、中国公安局が群集に火を放ち、少なくとも10人が殺害された事件。
昨年3月17日20歳の僧侶が、チベットにおける中国支配に抗議して自らに火を灯して焼身自殺しました。それ以降ダライラマ法王の帰還およびチベットの自由を求め、50人を超える僧侶をはじめとしたチベット人が焼身自殺を図っています。
この悲しい抗議行動の連鎖に終止符を打つために大阪に於いて慰霊法要を執り行います。
どなた様にとっても、平日の自由の利かないスケジュールでありますが、一人でも多くの方々にお知らせくださいますようお願いします。
2008年4月に私宛に頂戴した方々にお送りいたしております。驚くほどの多くの皆様に励ましをいただきました。それが今日までの支えとなっていることは明らかであります。
今回初めてそのアドレスを職員手分けして、一つずつ打ち込んでおります。
この度の催し御参加戴ければ、この上ない喜びでありますが、都合が付かなくともチベットの人たちの苦しみ、悲しみを忘れず、声をあげ、伝えていっていただければ、それはチベットの人たちの大きな支えになることは間違いありません。
最後までお読み戴き、誠にありがとうございました。
大樹玄承 Kenjo OKI
本坊TEL.079-266-3327 FAX.079-266-4908
この結集は週明けの月曜日です。もし、このブログを見て、参加していただ方がいらっしゃれば、それは大きな喜びです。
中国に侵略されたチベットでは、今も弾圧が続いている。
心の平安を得るための教えを守っている人たちを、共産党の考えに従わせようと、心の自由を奪っている。
経済的にも中央から送り込まれた漢民族に支配され、若い僧侶が命がけの抗議を行っている。
おそらく、命がけの抗議など、意にも介さないだろう。中国では人の命は紙切れのように軽い・・・
そのことを、今日すれ違った異国の少年僧が思い出させてくれた。
どうか、世の中に安穏があらんことを。
私が祈るのはその事のみ。中国の共産党政権が変わることは無いだろう。だけど、彼らの力をそぐ事は出来るはず。
私は、引き続き、中国製品の購入を辞めることを続けます。
まあ、中国の経済成長も終わったみたいだし、時間の問題だと思いますが。
久しぶりに転載可にします。
(*あくまでも個人の感想です)
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宰 相 不 幸 社 会
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