TPP~TPP~♪

TPP~TPP♪ TPP~TPP~~♪
 
ろくなもんじゃねぇ~(by長渕)
 
何故かマスゴミはTPP参加を急かせているように思える昨今。
そもそも、TPPってのは『米国が自らの国益に沿う形』に形を変えて作られたようなもんで。
早期に交渉に参加しないとバスに乗り遅れるとか、なにやら煽り立てるけれども、バスは一向に発車する様子が無く。
 
まあ、ぶっちゃけて言えば、日本無しのTPPなんぞ、ほとんど意味が無いわけで。
アメリカ的には。
農産物の自由化がどーとか言ってるけれども、実際はアメリカさんが狙ってるのは日本の内需
即ち、日本の金であると思うわけで。
 
そりゃ、そーですわな。米国は米国にとっての国益を第一に考えて行動しますわな。
自国の雇用を守るためには、他国の雇用を奪う事もいとわない
清清しいくらいに、シンプルなことでしょ。
友好国だからとか、そんなことは関係ない。損得の話だけでね。
この手の『仕組み』を作るときには、誰もが自らの得になるようにルールを決めるもの。
そう考えれば、『バスに乗り遅れるな!』等と思考停止したようなスローガンを叫ぶのは愚の骨頂。
 
バスなんか待たせとけば良いんですわw
 
というのが、日本の正しい対応だと思うのです。しかし・・・
 
マスゴミの報道によれば安部総理がTPPへの参加表明をした、と。
 
ありゃ?ですよ。安倍総理国益とか考えてへんの?』ですよ。
 

<TPP>関税に「聖域」代償も…交渉参加へ
毎日新聞 2月23日(土)22時24分配信 
 【ワシントン坂口裕彦、横田愛、小倉祥徳】
安倍晋三首相は22日午後(日本時間23日午前)、オバマ米大統領との首脳会談後に記者会見し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加について「なるべく早い時期に決断したい」と表明した。帰国後の25日、「一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められるものではない」との共同声明の内容を自民、公明両党に説明し、早期参加に向けた調整を本格化させる。ただ、自民党内では反対論も根強く、米国との事前協議とあわせてハードルはなお高い。

 ◇共同声明、直前まで応酬
 ホワイトハウスで行われた約1時間50分の会談の中、TPPは後半の昼食会で議論された。これに先立ち首相は、祖父の岸信介元首相が初訪米時にアイゼンハワー大統領(当時)とゴルフをしたことにちなみ、日本製のパターをオバマ氏に贈った。「ゲット・イン・ザ・ホール(カップに入れ)」と願いを込めながら手渡した首相は、自ら「イエス・ウイ・キャン」とオバマ氏のキャッチフレーズを持ち出し場をなごませた。
 自民党は昨年末の衆院選で「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対」を公約に掲げた。党内にTPP推進派と反対派が混在する中、首相が交渉参加に踏み出すには、米側に「関税撤廃に例外がある」ことを確認する必要があった。会談のヤマ場を前にした首相の機転に、周辺は「あれでうまく昼食会に入ることができた」と胸をなで下ろした。
 首相は会談で、TPPに関する自民党の公約を説明し、自動車や国民皆保険制度などに関する党の基本方針も伝えた。そのうえで、
(1)日米両国ともに2国間貿易上のセンシティビティー(敏感な問題)が存在する
(2)最終的な結果は交渉の中で決まる
(3)一方的に全ての関税撤廃を約束することを求められない
ことを提起し、オバマ氏も同意した。
 米側に「例外」を認めさせ、共同声明という形にすることに成功した首相。同行筋は「声明を発表できるかは前日まで分からなかった。オバマ政権は本当にギリギリ詰めてくるからね」と振り返る。
 だが、米側もしたたかだった。日米両政府が事前の折衝で準備したのはセンシティビティーを認めつつ、「最終的な結果は交渉の中で決まる」というところまでだった。
 会談の結果、共同声明には「2国間協議を継続し、自動車や保険部門で残された懸案事項に対処する」ことが追加された。日本は「聖域」の存在を確認できた半面、市場開放では米国から「目に見える成果」を求められた形で、経済産業省幹部は「米国の市場開放圧力はやはり強い」と漏らした。参加の前提となる米国との事前協議で、自動車や保険を巡って調整に時間がかかる可能性もある。
 自民党高市早苗政調会長は23日、党本部で記者会見し、「(TPPに関する)政権公約の肝について明確に方針が見えた」と述べ、首相が交渉参加を決断すれば支持する意向を示した。首相は判断を政府の「専権事項」として、与党から一任をとりつけたい考えだ。今夏に参院選を控えることから、首相は農業支援策も併せて検討する。
 公明党山口那津男代表も23日、党本部で記者団に「聖域なき関税撤廃が金科玉条のように言われていたが、一定の柔軟性があることがはっきりした。今後は実質的な議論ができるようになった」と首相を後押しした。
 とはいえ、自民党内の意見集約は容易ではない。約230人が参加する「TPP参加の即時撤回を求める会」の森山裕会長は23日、「TPPが厳しい自由化を求めるものであることが確認された。さらに議論を深める必要がある」との談話を発表。衛藤征士郎党外交・経済連携調査会長も首相一任に疑問を呈した。
 石破茂幹事長は23日、青森市内で記者団に「丁寧に丁寧に党内の意見を反映させるべくこれから先、努力する。党内の意見をないがしろにすることはない」と語った。.
 
HENNTAI毎日新聞は、何とかしてTPPへの参加表明と自民党の内部分裂的な話に持って生きたい様子だけれども。
 
こーいう場合は、本人に聞いてみるのが一番。
良い時代になりました。ご本人の発言がそのまま聞けるじゃないですか↓
 

(書き起こし)
「(安全保障関係の同盟強化について説明。集団的自衛権、防衛費増額、防衛大綱の見直しなど同盟強化に向けた日本の取り組み、普天間基地北朝鮮の核問題、拉致問題などについて。経済について、三本の矢、日本経済の再生について。その後TPP)
 TPPに関しては、その意義や、それぞれの国内事情も含め、じっくりと議論を致しました。オバマ大統領との間で、日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品といった、二国間貿易市場のセンシティビティが両国にあること、最終的な結果は、交渉の中で決まっていくものであること、TPP交渉参加に先だって、一方的に全ての関税を撤廃することを予め約束することは求められないことの三点を、明示的に確認いたしました
 私は選挙を通じて、聖域なき関税撤廃を前提とするTPPには参加しないと、国民の皆様にお約束をし、そして今回のオバマ大統領との会談により、TPPでは聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になりました。なお、大統領との会談では、私から、これ以外にも、私たちが示してきた5つの判断基準についても、言及をしました。このほか、環境、エネルギー分野での協力、宇宙、サイバー分野での協力についても、議論を致しました。今後とも、大統領との信頼関係の上に、より強固な日米同盟を築いていく考えであります。私からは以上です。(中略)

(NHKからの質問)TPPについて伺います。聖域なき関税撤廃が前提でないことが確認できたということですけれども、国内ではまだ反対論も根強くありますが、今後どのように国内で手続きを進めていくお考えなのでしょうか。また、判断する時期についてはどのようにお考えでしょうか。

安倍総理)今般の日米首脳会談においては、TPPの意義や、それぞれの国内事情について、時間をかけてじっくりと議論を致しました。私からは先の衆議院選挙で、聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉参加に反対するという公約を掲げ、また自民党はそれ以外にも、5つの判断基準を示し、政権に復帰をしたと、そのことを大統領に説明を致しました。国民との約束は極めて重要であるという話をしたわけでございます。その上で、日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品といった二国間貿易センシティビティが両国にあること、最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであり、TPP交渉参加に先だって一方的に全ての関税を撤廃することを予め約束することを求められていないことも、今回の対談で、オバマ大統領との間で確認をしたわけでありまして、そのような大統領との議論を踏まえ、私は聖域なき関税撤廃が前提ではない認識に立ちました。そして、今後ですね、参加するかどうかということについては、この日米首脳会談の結果を、党に報告を致します。25日は役員会がございますので、そこで説明をし、また、友党である公明党にも、説明を致します。そして、その上において、交渉参加するかどうかについて、これは政府全権事項として、政府に対し一任をして頂く、そういうことをお願いしていきたいと思っております。その上において判断する考えであります。
 時期についてはですね、なるべく早い段階で、決断したいと思っています。(後略)」

 
Hentai毎日の記事では、聖域なき関税撤廃の撤回をオバマ大統領が認めたとの事。
(そもそも、オバマ大統領がTPPについて決定権でもあるのん?という疑問は置いて)
 
だけども、大事なとこ見逃してますよ。(あえて無視なんでしょうけど)
 
>大統領との会談では、私から、これ以外にも、私たちが示してきた5つの判断基準についても、言及をしました。
 
5つの判断基準って何やっちゅう話でね。
 

(1)政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
(2)自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
(3)国民皆保険制度を守る。
(4)食の安全安心の基準を守る。
(5)国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
(6)政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。

 
(1)の『聖域無き関税撤廃』が前提じゃ話にならんというだけではなく、
(2)~(6)の5つの条件もあるで。
 
という話を通したって事でしょ。そうせんと、意味が通らへんからね。
それでも、オバマ『ええよ』って言わんとあかんかったんやね。
実績も作らんとあかんからね。
 
まあ、どう転ぶか分からんけども。
マスゴミの口先介入通りにはならんような気がするね。
 
まあ、それくらいの安心感はあるでしょ、今の政権ならば。
民主党が消えてくれて本当に良かった。
 
 
 
(*あくまでも個人の感想です)
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