さすがUS2

海難救助艇として、日本の新明和工業が開発したUS2という飛行艇がとても有名です。
なんと、3mの波の中でも着水、離水が出来るとか。
びっくりするくらい短い距離で離水することとか、時速80キロとか言われてる最低速度
何で、こんなにゆっくり飛べるの?とヘリコプターもびっくり。
太平洋戦争のときに活躍した2式大艇のDNAを引き継いでいるすごい飛行機だとか。
 
以前にも、太平洋上で墜落した米軍のF16のパイロットを救出した事があるそうで。
パイロットは、荒れた海の中、「ヘリではここまで飛べない。船は間に合わない。これで最後か」
と覚悟を決めていたら、巨大な飛行機が着水して自分を救ってくれた。
奇跡的な出来事だったと言われていたそうです。
 
ここまですごい飛行艇自衛隊の調達数はわずか4機だったはず。
しかし、あまりの高性能ぶりに、インドから20機調達の話が来ているとか。
 
さて、太平洋横断を行ったキャスターの辛坊治朗さん。
この飛行艇自衛隊に大変お世話になったそうで。
 

「再チャレンジは口が裂けても言えない」と謝罪 自衛隊救助に「僕はすばらしい国に生まれた」
 ヨットで太平洋横断中だった21日に遭難、救助されたニュースキャスター、辛坊治郎さんと岩本光弘さんは22日未明、東京都新宿区の吉本興業東京本部で記者会見し、「本当にご迷惑をおかけしました。救助していただいて心から感謝している」と声を詰まらせて謝罪した。
 疲れた様子の辛坊さんらは「救助にたくさんの人手や税金を使うことになり、反省しなければいけない」と反省の弁。再チャレンジについては「もう一回やりたいとは口が裂けても言えない」と厳しい表情だった。原因については浸水直前、船底に3回ほど衝撃音があったことを挙げ、岩本さんが「クジラが当たったのかと思ったが分からない」と話した。
 また、救助活動時は海が荒れていたのに自衛隊が航空機を着水させたといい、「普通のパイロットだったら、あの海には降りない。僕は本当にすばらしい国に生まれたと思った」と述べた。

 
この方、今は亡き中川昭一氏のG7中央銀行総裁会議での賞賛の声は取り上げず、その後の朦朧とした会見を攻撃して、『自殺するべき』とか『死んでもこのビデオを流せ』とか暴言吐きまくりの人でしたっけなぁ。
 
自分は、自らの冒険(と言ってもスポンサーつけての売名行為に近いよね)で海上保安庁自衛隊出動。これから先、税金の無駄遣いとか言えなくなるんじゃないのか。
多分、金額換算で数億円の費用がかかってるんじゃねーのかな。
そもそも、こんな荒れた海で着水できる飛行艇を持ってるのは日本だけだし、自らの命も省みずに人命救助を行う隊員がいるのも日本ならではのこと。
 
この国に生まれたことを誇りに思うのは、イマサラ感がありますな。
まあ、助かってよかったね。反省してね。
 
 
そんなわけで。
 
 
(*あくまでも個人の感想です)
にほんブログ村にてランキング挑戦中。
←バナーを応援クリックよろしく。