かなり趣の違う話。
先日、我が師僧にお会いしたときの事。(私は出家していない在家の仏教徒である)
最近、深層心理学の研究をされている師僧から『セルフセラピーカード』というのを紹介された。
無心にシャッフルして、無心に一枚のカードを選び出す。
選び出したカードの意味は『見えざる神の手』というものであった。
---注意:この先、食事中の方はお読みにならない事を推奨します。---
お彼岸なので、群馬までお墓参りに行きまして。かみさんのご両親が眠るお墓まで。
その時、大きいほうをもよおして来ましたが、お寺も人がおらず、次に挨拶に行く本家の方で借りようかと。
ところが、不在。
まあ、腹の具合もそのときは軽い波状攻撃を2回クリアしたところでした。
そこから、沼田のほうに行こうとナビに入力。
ところが、いつもと違う田舎道に案内される。
周りに何も無い山道が続くなか、第3波が襲ってくる。
絶望的な気分になっても、周りには何も無い。ひたすら耐えるほかは無い。
なんとかやり過ごした。
その十分後、第四派が襲ってくる。
今度の攻撃はコレまでと違う。耐えろ、男の尊厳を守るために!!
次の山道のカーブを曲がると『←トイレ』という文字が目に飛び込んでくる
---もう一度警告します。
この先、食事中の方、これから起きそうな話に嫌悪感を持つ方はお読みにならない事を推奨します。---
『助かった!』神の見えざる手に救われた気分でトイレに向かう。
しかし、目の前に救いがあると、気が緩む事は誰しも経験があるはず。
私も例外では無かった。
『ワレ菅野1番、機銃筒内暴発ス!!』(コレを知ってる人はかなりの通かな)
しかし、ココであわててはいけない。身障者向けと男子トイレのどちらを選ぶか迷っているときに一番大きな波が来てしまったわけだ。改めて気を引き締めて、トイレに向かう。
もうね、B29とかじゃなくって、B52レベルの爆撃です。
長い爆撃を終えて、自らの被弾状況と、誤爆した部分を確認。
普段はトランクスを愛用している私だけど、この日はニットっぽいボクサーパンツ。
もしトランクスだったら、暴発したヤツが脇から出てきたかも。
しかし、ニットっぽいパンツは暴発したものを優しく受け止めていた。(神の見えざる手だ・・・)
和式だったので後方の誤爆も大きかった。しかし、これは私の責任である。
幸いな事にトイレットペーパーは設置されている。(紙の見えざる手)
とりあえず、動きが取れるようにする。
悲惨な戦場となった個室でジーンズを汚さないように脱ぎ、その後パンツも脱ぐ。
便器後方の誤爆したものをかき集め、きれいに拭いた後流す。パンツの中の暴発分もふき取って流す。
手洗いの所を使わせてもらって、パンツを洗う。まだ固形物が残っていたのか、排水が詰まる。
指を突っ込んで時計方向に回転させ、つまりを取り除く。
洗った後、周りを拭き掃除。
最悪の展開だけど、ここにトイレがあったことに心から感謝。ジーンズごと被弾したらいったいどうしたらよかったか・・・
最後に手を洗って、沼田のほうにお土産を買いに。
車で長い時間待っていたかみさんは呆れ顔だけど、具体的に説明するわけにもいかず。。。
ただ、自分の身に降りかかった悲劇を簡単に伝えて、『きたねーなー』とコメントをいただく。orz
そんな訳で、お供え物の群馬の名物、多助最中を買いに店に。
『俺の手は汚いから、あんた買って』と店に入ると、自動ドアが開いてしばらくしたら風もないのに入り口の幟が
倒れてガシャガシャと足元に転がってくるものが。
それに目をやると『アルコール除菌スプレー』
この日、『神の見えざる手』を何度感じたのだろう。消毒させてもらったお彼岸の私。
『セルフセラピーカード』すげー。
そんなわけで。
(*あくまでも個人の感想です)
←バナーを応援クリックよろしく。