北朝鮮の現状・・・

虎の子のミサイルを取り出して、日本やアメリカを威嚇している北朝鮮ですが・・・
実際のところ、彼らに戦争を起こすような体力が残っているのかどうか・・・


『追い詰めたら、暴発する』
という意見も聞くわけですが・・・私が思うに・・・




暴発できる体力あるのか?

って事で。

北、困窮進む 金総書記誕生日の贈り物中止 買う人少なく、コメ価格下落
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000011-san-int
 【ソウル=久保田るり子】通貨偽造問題などで、米国の金融制裁を受けている北朝鮮では、国内でも外貨不足の影響が出始めていることがわかった。今年二月十六日の金正日総書記の誕生日には恒例の住民や子供、党幹部への贈り物ができなかったほか、本来なら一年で最も食糧が不足するこの時期に、平壌の自由市場で毎年値上がりするはずのコメの価格が、今年は買う人が少ないため、下落する現象が起きているという。
 情報関係筋によると、二月初旬、北朝鮮の地方の朝鮮労働党機関に中央から「今年の贈り物は各地方で調達すること」との連絡があり、恒例の金正日総書記の誕生日を祝う贈り物が事実上、中止となったという。
 故金日成主席、金正日総書記父子の誕生日は北朝鮮で民族最大の祝日で、一九七二年からは政令で「名節」に定められ、子供には砂糖や菓子、家族には食糧や油などが支給されてきた。
 首領の絶対化、神格化の手段のひとつの「贈り物」ができなかったことは、資金繰りのただならぬ困難ぶりを示しているが、これは昨秋に始まったマカオの銀行バンコ・デルタ・アジアに対する金融制裁と、それに同調する各国金融機関の対北政策の影響で北朝鮮側の貿易決済が滞るなど、極端な外貨不足が生じているためとみられている。
 朝鮮半島では前年の食糧を食べ尽くした三-六月を「春窮期」と呼び、北朝鮮では通常、コメの値段が上昇するが、同筋によると最近、経済改革以降認められた平壌の自由市場で一キロ千二百ウォン(約五十セント)だったコメが九百ウォン(約三十六セント)に下落した。その理由については、「供給が増えて価格が下がったのではなく、住民がコメを買えないからだ」と分析している。
 こうした背景について同筋は、日本が米国の金融制裁に連動し昨年来、強化している対北輸出の監視強化や、送金監視などの“対北朝鮮制裁”が、じわじわと効いていることや、中国から物品は流入しているものの、北朝鮮側の経済的体力が急速に落ちていることがあると分析している。
 さらに、平壌市内の停電はこれまでもあったが、今は平壌周辺にある三つの発電所のうち燃料不足でひとつは送電が止まっている」(同筋)という。


つまり、北朝鮮は元々、『物がない』(=インフレ)の状態にあったわけですが、アメリカの金融制裁の影響から、『金が無い』(=デフレ)の状態になっているのかと。
しかも、日本で起きた『物あまりのデフレ』(=物はあるが金が無い)ではなく・・・
『物も無いんだけど、金の方がもっと深刻。』という、もう、どうにも手のつけようがない状態に陥ってるんじゃないかと。
昨日、記事にしたけど、おそらくテポドンを打ち上げるのには、数十トンの燃料が必要なはず。
用意できないんじゃないかな?
戦争になったとする。彼らにあって、唯一有効な武器は、ミサイルのみでしょう。

海上行動も取れないし、制空権なんかも取れるわけが無い。

ミサイルが何発あるか分からないけれど・・・



一発でも撃ったら、北朝鮮は終わりでしょう。

まあ、騒がずに静観してても良いのかと思いますね。
ただ、日本海イージス艦とか派遣して、万が一ミサイルが発射されたときの迎撃は行うよう準備するべきですね。迎撃できたら・・・



北朝鮮に有効な『武器』は全く無くなるわけですか?