昭和天皇、Ａ級戦犯合祀に不快感
首相の靖国神社の参拝に否定的な意見を持つ人は、この報道を見て『わが意を得たり』という感じなのでしょうかね。
＜昭和天皇＞Ａ級戦犯の靖国合祀に不快感 元宮内庁長官メモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000045-mai-soci
昭和天皇が１９８８年に、靖国神社のＡ級戦犯合祀（ごうし）について強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝はしていない」などと語っていたとされるメモが、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏（故人）の手帳に残されていたことが分かった。昭和天皇は７８年にＡ級戦犯が合祀されて以降参拝しなかったが、その理由はこれまで明らかになっていなかった。間接的なメモとはいえ、昭和天皇の合祀についての考えが公になったことで、今後のＡ級戦犯分祀論議や首相の靖国参拝問題などに影響を与えそうだ。
＜昭和天皇＞靖国合祀不快感に波紋…遺族に戸惑いも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000062-mai-soci
「だからあれ以来参拝していない。それが私の心だ」。富田朝彦・元宮内庁長官が残していた靖国神社Ａ級戦犯合祀（ごうし）への昭和天皇の不快感。さらに、合祀した靖国神社宮司へ「親の心子知らず」と批判を投げかけた。昭和天皇が亡くなる１年前に記されたメモには強い意思が示され、遺族らは戸惑い、昭和史研究者は驚きを隠さない。Ａ級戦犯分祀論や、小泉純一郎首相の参拝問題にどのような影響を与えるのか。
ふ～～ん・・・
昭和天皇はＡ級戦犯の合祀に反対されてたんですか。
で？
天皇陛下もお一人の『人間』として、そういう思いがあったということでしょう。
昭和天皇は戦争が始まった時、日本を代表するお立場にあったわけですから、戦争を開始し、遂行した当時の指導層に特別な思いがあったことは容易に予想できる。
昭和天皇個人の思いとしては反対であった。そういうことでは無いのでしょうかね。
個人的には反対であった天皇陛下も、公式には何の発言もなされていないはず。
個人の思いと、公のお立場をわきまえていらっしゃったからの『はからい』では無いのかと。
そして、このメモの公開は・・・
先の天皇陛下の『はからい』を無視するものではないのかと。
この件に関する小泉首相の発言はというと・・・
昭和天皇メモ 小泉首相「靖国参拝に影響ありません」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000004-maip-pol
小泉純一郎首相は２０日夕、首相官邸で記者団に対し、昭和天皇が靖国神社のＡ級戦犯合祀（ごうし）に不快感を示した資料の発見が自らの参拝に与える影響について「ありません、それぞれの人の思いですから」と述べ、否定した。一方、自民党の久間章生総務会長や中川秀直政調会長が分祀論に同調する見解を改めて表明するなど、新資料の波紋が与野党に広がっている。
首相は８月１５日の終戦記念日に参拝するかが焦点となっているが、新資料とは切り離して判断する意向を示したものだ。また、「天皇陛下が参拝できる状況にした方がいいと考えますか」と記者団から問われ「それぞれ、心の問題ですからね。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから」と述べた。
さらに、Ａ級戦犯の分祀論について「一宗教法人に対してはあああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいいと思う」と述べ、政治的な働きかけは好ましくない、との見解を示した。
一方、自民党の久間総務会長は２０日の記者会見で「かねてからの持論だが、やっぱり合祀すべきでなかったと今でも思っている」と語った。中川政調会長は党本部で記者団に対し「私は最初から分祀・分霊論だ」としたうえで、「政治が口出しできる話じゃない」と述べた。【小林多美子】
◆富田朝彦元宮内庁長官のメモに関する小泉純一郎首相と記者団とのやりとり
－－どう受け止めるか。
◇これは心の問題だから、陛下（昭和天皇）もさまざまな思いがおありだったと思う。
－－合祀後、天皇が参拝していないが。
◇それぞれ人の思いがあるから、私がどうこう言う問題じゃない。
－－天皇が参拝できる状況の方がいいのでは。
◇それぞれの心の問題だから。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから。
－－追悼施設としてどのようなものが理想的か。
◇なかなか結論が見えにくい。
－－首相自身の参拝に影響があるか。
◇これはありません。それぞれの人の思いですから。心の問題ですから。強制するものでもないし、
あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。
－－これからも行くか。
◇心の問題ですから。行ってもいいし、行かなくてもいいし、誰でも自由ですね。
－－Ａ級戦犯分祀に対する考えは。
◇一宗教法人に対して、あああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいい。
議論は結構です。
どのような意見をお持ちになるのも本来自由である。
それだけの事だと思うのだけどね。
私自身の考えはどうか。
○日本の現在の指導者が、過去の戦争で命を落とされた戦没者のために哀悼の意をささげることは
当然の事ではないか？
○靖国神社にＡ級戦犯が祀られているから参拝するべきでないという意見には賛成できない。
靖国神社に祀られている戦没者は２４５万人といいます。それに対してＡ級戦犯として有罪となった
人は２５名。０．００１パーセントです
その０．００１パーセントで９９．９９９パーセントを否定するのはどうなのよ。
（ま、人は屁理屈と言うだろうが）
○そもそも、靖国神社という宗教法人が、祀る神として迎えることは、宗教法人の裁量によるものであり
そこに参拝することは個人の自由じゃないのか？と。
○では次期総理は靖国神社に参拝するべきか？・・・それも次期首相の自由だろう。
ただ、個人的には参拝なさるべきだろう、と。
○戦争で亡くなった方とは、『戦争で亡くなった方は、靖国神社に神として迎える』そういう『約束』
をしているはず。その約束は守るべきだと思うのです。
と、言うわけで・・・
小泉首相の意見に賛成です。
追記：過去記事の中から、Ａ級戦犯について記したもの↓
http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/34384270.html
＜昭和天皇＞Ａ級戦犯の靖国合祀に不快感 元宮内庁長官メモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000045-mai-soci
昭和天皇が１９８８年に、靖国神社のＡ級戦犯合祀（ごうし）について強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝はしていない」などと語っていたとされるメモが、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏（故人）の手帳に残されていたことが分かった。昭和天皇は７８年にＡ級戦犯が合祀されて以降参拝しなかったが、その理由はこれまで明らかになっていなかった。間接的なメモとはいえ、昭和天皇の合祀についての考えが公になったことで、今後のＡ級戦犯分祀論議や首相の靖国参拝問題などに影響を与えそうだ。
＜昭和天皇＞靖国合祀不快感に波紋…遺族に戸惑いも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000062-mai-soci
「だからあれ以来参拝していない。それが私の心だ」。富田朝彦・元宮内庁長官が残していた靖国神社Ａ級戦犯合祀（ごうし）への昭和天皇の不快感。さらに、合祀した靖国神社宮司へ「親の心子知らず」と批判を投げかけた。昭和天皇が亡くなる１年前に記されたメモには強い意思が示され、遺族らは戸惑い、昭和史研究者は驚きを隠さない。Ａ級戦犯分祀論や、小泉純一郎首相の参拝問題にどのような影響を与えるのか。
ふ～～ん・・・
昭和天皇はＡ級戦犯の合祀に反対されてたんですか。
で？
天皇陛下もお一人の『人間』として、そういう思いがあったということでしょう。
昭和天皇は戦争が始まった時、日本を代表するお立場にあったわけですから、戦争を開始し、遂行した当時の指導層に特別な思いがあったことは容易に予想できる。
昭和天皇個人の思いとしては反対であった。そういうことでは無いのでしょうかね。
個人的には反対であった天皇陛下も、公式には何の発言もなされていないはず。
個人の思いと、公のお立場をわきまえていらっしゃったからの『はからい』では無いのかと。
そして、このメモの公開は・・・
先の天皇陛下の『はからい』を無視するものではないのかと。
この件に関する小泉首相の発言はというと・・・
昭和天皇メモ 小泉首相「靖国参拝に影響ありません」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000004-maip-pol
小泉純一郎首相は２０日夕、首相官邸で記者団に対し、昭和天皇が靖国神社のＡ級戦犯合祀（ごうし）に不快感を示した資料の発見が自らの参拝に与える影響について「ありません、それぞれの人の思いですから」と述べ、否定した。一方、自民党の久間章生総務会長や中川秀直政調会長が分祀論に同調する見解を改めて表明するなど、新資料の波紋が与野党に広がっている。
首相は８月１５日の終戦記念日に参拝するかが焦点となっているが、新資料とは切り離して判断する意向を示したものだ。また、「天皇陛下が参拝できる状況にした方がいいと考えますか」と記者団から問われ「それぞれ、心の問題ですからね。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから」と述べた。
さらに、Ａ級戦犯の分祀論について「一宗教法人に対してはあああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいいと思う」と述べ、政治的な働きかけは好ましくない、との見解を示した。
一方、自民党の久間総務会長は２０日の記者会見で「かねてからの持論だが、やっぱり合祀すべきでなかったと今でも思っている」と語った。中川政調会長は党本部で記者団に対し「私は最初から分祀・分霊論だ」としたうえで、「政治が口出しできる話じゃない」と述べた。【小林多美子】
◆富田朝彦元宮内庁長官のメモに関する小泉純一郎首相と記者団とのやりとり
－－どう受け止めるか。
◇これは心の問題だから、陛下（昭和天皇）もさまざまな思いがおありだったと思う。
－－合祀後、天皇が参拝していないが。
◇それぞれ人の思いがあるから、私がどうこう言う問題じゃない。
－－天皇が参拝できる状況の方がいいのでは。
◇それぞれの心の問題だから。参拝されてもいいし、しなくてもいいし。自由ですから。
－－追悼施設としてどのようなものが理想的か。
◇なかなか結論が見えにくい。
－－首相自身の参拝に影響があるか。
◇これはありません。それぞれの人の思いですから。心の問題ですから。強制するものでもないし、
あの人が、あの方が行かれたからとか、良いとか悪いとかいう問題でもないと思う。
－－これからも行くか。
◇心の問題ですから。行ってもいいし、行かなくてもいいし、誰でも自由ですね。
－－Ａ級戦犯分祀に対する考えは。
◇一宗教法人に対して、あああるべきだ、こうあるべきだと政府としては言わないほうがいい。
議論は結構です。
どのような意見をお持ちになるのも本来自由である。
それだけの事だと思うのだけどね。
私自身の考えはどうか。
○日本の現在の指導者が、過去の戦争で命を落とされた戦没者のために哀悼の意をささげることは
当然の事ではないか？
○靖国神社にＡ級戦犯が祀られているから参拝するべきでないという意見には賛成できない。
靖国神社に祀られている戦没者は２４５万人といいます。それに対してＡ級戦犯として有罪となった
人は２５名。０．００１パーセントです
その０．００１パーセントで９９．９９９パーセントを否定するのはどうなのよ。
（ま、人は屁理屈と言うだろうが）
○そもそも、靖国神社という宗教法人が、祀る神として迎えることは、宗教法人の裁量によるものであり
そこに参拝することは個人の自由じゃないのか？と。
○では次期総理は靖国神社に参拝するべきか？・・・それも次期首相の自由だろう。
ただ、個人的には参拝なさるべきだろう、と。
○戦争で亡くなった方とは、『戦争で亡くなった方は、靖国神社に神として迎える』そういう『約束』
をしているはず。その約束は守るべきだと思うのです。
と、言うわけで・・・
小泉首相の意見に賛成です。
追記：過去記事の中から、Ａ級戦犯について記したもの↓
http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/34384270.html
