本日は、お釈迦様涅槃の日。
2月15日はお釈迦様がお亡くなりになった日だとか。『涅槃会』と呼ばれていて、お釈迦様の報恩の法会が行われる日です。(正式には陰暦の2月15日だそうですが) |
最近、近所のお寺の座禅会に参加するようになったのですが、そのお寺でも江戸時代末期に書かれた『涅槃絵図』が掲げられていました。 |
来迎図ではなく、雲にのってやって来たお釈迦さまのお母さんが投げた薬が気に引っかかり、お釈迦さまのところには届かなかった・・・ |
様々な生き物がお釈迦さまの入滅を嘆いて集まっている。絵の下の方には、虫なども集まっている。ただ・・・ |
猫だけは画面の方を向いているとか。 |
猫は参加してないんですかね。 |
そんな日であったからでありましょうか、本日出かけようと表に出ますと、近くの神社の方から、朗々と般若心経をとなえる声がします。 |
不思議に思って車でその方向に遠回りしてみると・・・ |
托鉢のお坊さんが。 |
なんと珍しい。しかも、我が家からはそこそこの距離が離れているのにはっきりと聞こえた若々しい声の正体は、結構年配のお坊様。 |
思わず車を降りて、『ご苦労様です』とお布施を渡しますと・・・ |
『有難うございます。いただいたお布施は全額社会福祉に寄付させていただきます』 |
との事。 |
しばらくお話を聞いてみますと、近所にありながら行ったことの無いお寺の様子。 |
ご住職がいないのは承知で、お寺を訪ねて見ました。 |
色々な『書』が掛けられています。ご住職が書かれたものでありましょうか。 |
『地蔵菩薩』『不動明王』『如意輪観音』『弘法大使』等の御像があるのでしょうか。 |
『祈れよ祈れ 祈れば祈るほどに大きな御力を与えてくださるのです』 |
なるほどなぁ。祈りの力ってのは、そんなものかも知れないな、と。 |
明日もよき日であるように、祈りましょう。 |
このお堂には、樹齢400年の霊木がしっかりと立っていました。 |
また、行ってみよう。あの住職さんがいらっしゃる時に。 |