吉祥天にじらされて

本日の予定は、三重県に住むブログ仲間の『後ろの6時』さんと会う事と、本日が最終公開日の浄瑠璃寺秘仏、日本で最も美しい女神像と言っても過言ではない、『吉祥天』様に会う事。その他、浄瑠璃寺のそばにある、岩船寺の三重の塔も見てみたいな、と。岩船時には、確か有名な阿弥陀三尊がいらっしゃるはずだ、と。
昨日、後ろの6時さんと打ち合わせを行ったところ、午前中は用事があるとの事。
『では、浄瑠璃寺を先にみて、その後「後ろの6時」さんに会いに行こう』。と

で、まずカーナビに浄瑠璃寺を設定して出発。
これは、この旅を思い立った時に、場所を登録してあって、準備は万全です。
ただ・・・
助手席のウチのかみさんは、地図を見ながら首をひねっている。
『逆方向に行ってる様な気がする・・・。』と。
まあ、一つの目標に向かって、右回りと左回りって言うこともあるからなぁ~と考えていた私。しかし、「後ろの6時」さんと待ち合わせした場所に近いところに私のナビは案内を続けていく・・・

ここから20キロ??浄瑠璃寺とここって、そんなに近いのん??
『目的地に近づきました。案内を終了します。』

そんな冷たい声が到着を告げました。





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確かに浄瑠璃寺である。しかし・・・
ここが、日本で唯一、平安時代の九体阿弥陀仏がそろっている浄瑠璃寺か?

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おばちゃん達が集まって、ご詠歌歌ってるけど、本当にここが、平安時代の庭園を唯一残していると言われる浄瑠璃寺か?

・・・・!!(絶句)

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浄瑠璃寺(上野市)ってどういうこっちゃっ!!
どうやら、全く違う『浄瑠璃寺』が有ったようで・・・
ともかく、「後ろの6時」さんと合流。予想通りの好青年でありました。
ただ、後から思えば、『もし、最初に本物の浄瑠璃寺に行ってたら、会えなかったんじゃないか』と。
無事に会えた事に、まずは感謝です(^^)
この場を借りまして・・・
『後ろの6時さん、ご馳走様♪』
さて、「後ろの6時」さんと別れて、浄瑠璃寺へ。
ナビの案内に従わず、教えられた通りの道へ。そして、岩船寺までの山道を移動。とんでもない山道を・・・
岩船寺の前に到着。その少し前に、『浄瑠璃寺こっち』という矢印を発見。
岩船寺の前を通り過ぎると、駐車場が無くなってくる・・・とりあえず、見つけた駐車場に車を入れる。
そして、さっき見かけた『浄瑠璃寺、こっち』の矢印を探して、坂道を下っていく・・・


無い。無いのである。浄瑠璃寺が無いのである・・・

前から、息を切らして歩いてくる男性が・・・

私:『こんにちは。浄瑠璃寺から上がってきたんですか?』
男性:『ええ、浄瑠璃寺からです』
私:『こっからどんくらいですか?』
男性:『えっとねぇ、出発したのが2時10分やから、一時間くらいやね』
私:『!!!(絶句)』

男性:『まあ、登りやからね。

いやいやいやいや・・・(汗)
もし、「後ろの6時」さんに会う前やったら、アウトやったね(汗)
もう、だいぶ降りてきたんで、とりあえず進む。

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到着。下りの道を約30分。
ようやく到着。ようやく、吉祥天に会える・・・
しかし、本当に吉祥天さんはなかなか会ってくれないようです。
これはきっと・・・

昨日、日本一美しいと言われる、渡岸寺の十一面観音独り占めで会ってたから、妬かれたのか?(笑)

それにしても、浄瑠璃寺の吉祥天は美しかった。そして、九体阿弥陀のそろった姿も圧倒的でした。
四天王も迫力があり、不動明王とせいたか童子、こんがら童子も非常に良かった。
仏像レポートはまた後日。
問題はその後、駐車場までどうやって帰るか。
岩船寺コミュニティバスがあるんだけど、次のバスが十分後そして、その次は一時間後四十分後・・・

じっくりと仏像見ることにしました。十分くらいじゃ仏像と向き合ってもなぁ、と。

もし、一人なら一時間でも仏像の前にいただろう。だけど、かみさんも一緒。当然飽きてくるだろう、と。

とりあえず、40分くらいで外に出て庭や三重塔など見て・・・
『後は門前のお店で茶でも飲むか』
閉まってました・・・
バス停でバスを待つ時間の長かったこと・・・
そして・・・
そこから帰ってくる山道のすごいこと・・・(^^;)
ここに来るまでの間、なかなか近づかせてくれなかった吉祥天様。
立ち去る時も、なかなか離してくれない。
本日痛感したこと・・・
吉祥天様は、ツンデレである。(笑)
本日、めちゃめちゃ疲れました・・・もう寝ます・・・(^^;)




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