石山寺、秘仏如意輪観音御開帳
先週、休みを取って関西方面に行っておりました。 |
全く残念な事に、琵琶湖の大きさを過小評価しており・・・ |
宿を『彦根』に取ってしまったことが一番の失敗ですが。 |
いや、湖北の寺を回るには絶好のポジションですが、他には遠い事・・・(^^;) |
さて、初日にこちらから移動し、高速道路を降りて最初に向かったのは、石山寺。 |
なんとか、閉門時間には間に合いました。 |
前回訪れた時、気が付かなかったんですが、門の横に青鬼が。 |
どうやら、お寺の中興の祖、朗澄師が死後、青鬼の姿となって、降魔招福を請願した事によるらしいです。お亡くなりになった、5月にその遺徳を偲んで作られるのだとか。 |
小雨が降る石山寺、とりあえず本堂を目指します。 |
こちらの如意輪観音は33年に一度と、天皇陛下即位の時に御開帳。最近では、開基1250年を記念して、2002年に御開帳されているようですが、本来であればそうそう開帳されるものでは無いんですが、西国三十三箇所霊場の千年記念で特別にご開帳されているとか。 |
以前に訪問した時には、蔵王権現塑像の心木が公開されておりました。その時に聞いた話では、『ご本尊は、木造ではなく塑像である』と説明を受けたのですが・・・ |
その職員の方も、ご本尊を御覧になった事が無かったのかも知れません。 |
当初は塑像であったようですが、火災にあった際に作り変えられ、現在は木造となっているというのが正解のようです。 |
しかし、その胎内には、創建時の塑像が納められている可能性もありますが。 |
閉門に迫った時間。ご本尊の前に進み出て、ご本尊を独り占めして対面する事が出来ました。 |
印象的であったのは、目の前にある、大きな掌。 |
体のバランスを考えると、異常に大きいように感じますが、それでいて、全く違和感が無い。そして、巨大な如意輪観音様がこちらを見下ろして微笑んでいる・・・ |
なんとも美しいお姿でありました。 |
時間があまり無かったので、大日堂の快慶作大日如来を。 |
暗い中、失礼して一枚。フラッシュなど焚けないため、はっきりしませんが。 |
このお寺の参道を歩いてますと、横の建物の瓦に気になるものが。 |
お前、誰や?(笑) |