事業仕分けに対して意見を。

税金の使い道を『精査する』という名目で、事業仕分けってのが行われてました。
なんつーか、『国民目線』とやらで、『素人の仕分け人』が国の事業の仕分けを行う、と。
元タレントのレンホーとかが、目をギラギラさせて片っ端から税金の無駄遣いを指摘する。
しかし、その実態は・・・
最初に財務省の官僚が、その予算に対しての問題点を述べて、議論の方向性を定めてから、仕分け人がそれに沿って議論を行うというもの。
説明する側に求められているのは、『専門知識ではなくプレゼン能力』
とんだ茶番です。

いわゆる資源に乏しい日本にとって、最大の資源は何か。

『人』でありましょう。

人、いや、『人材』はどのように育てるのか。『教育』でありますまいか。

教育分野に投入するお金、これは、『投資対効果』があらわし難いものでありましょう。
その教育分野を司るのは、文部科学省でしょうか。

その文部科学省のHPには、今回の事業仕分けに対しての意見を求めたページがあるそうで。


行政刷新会議事業仕分け対象事業についてご意見をお寄せください
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm

現在、政府の行政刷新会議は「事業仕分け」を行っており、文部科学省関係の事業についても以下の表のとおり対象となっております。

この事業仕分けを契機として、多くの国民の皆様の声を予算編成に生かしていく観点から、今回行政刷新会議事業仕分けの対象となった事業について、広く国民の皆様からご意見を募集いたします。予算編成にいたる12月15日までに下記のアドレスまでメールにてお送りください(様式自由、必ず「件名(タイトル)」に事業番号、事業名を記入してください。)。なお、下記区分で宛先が不明な場合は大臣官房会計課(kaizen@mext.go.jp)までご送付願います。



このページには、事業の資料と、事業仕分けの結果。そして、担当者の名前とメールアドレスが記されています。

この手の『意見募集』ってのは、『アリバイ作り』の為に行う物だと思ってましたが、今回の件は、科学技術や教育分野への予算削減に対しての危機感を持った方々から、協力を求める声が上がっているように思えます。

12月15日には予算編成が行われる、と。
そして、科学技術や教育の分野への投資が途切れると、日本の最大の資源が消えてしまうと言う事になりかねないのだ、と。

『これくらいで消えてしまうと言うのは大袈裟だ』と思われる方もいると思うんですがね。

熾烈な競争に晒されている分野。そこで歩みを止めるとあっと言う間に追い越され、再び追いつく事は難しいって事もあるんだよ。


とりあえず、一言でも意見を送れば、少しは影響があるかも知れないのか、と。

とりあえず、声を上げるべきところでは声を上げよう。

それが出来なければ、流れは変えられないのではないか、と。


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