高速無料化詐欺

昨日だったかな、朝のテレビで、『休日のETC割引100円、アレは世紀の愚策だ。むしろ平日を割引にするべきだ』とテレビで熱弁振るってたキャスターが居ました。小ズラさんだったかな。

なんつーか、分かってねーなって実感しましたよ。
あれは、休日に行うからこそ意味があるもの。

平日の高速道路は、人の移動の為じゃなく、物流が主役なんだ。
その平日の高速道路を、乗用車で混雑させたら物流が大混乱するだろ。
物流が比較的少ない休日を乗用車に安い金額で走ってもらい、人が動いた先でお金を使う。
こういう見方の方が正しいと思うんだ、私は。


民主党さんは、高速道路について、『原則無料化』って公約に掲げてました。

この『原則』って言う一言、これ曲者ですわな。


『じゃぁ、どんな例外があるねん?』
つー話になりますわな。

大都市圏の高速道路は無料にはならず、東名高速名神高速などの『ドル箱路線』も無料にはならないそうで。

いったい、原則無料化』はどうなるのか。


高速無料化予算絞り込み 6000億→1000億円に圧縮
12月19日7時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091219-00000063-san-bus_all

 政府は18日、平成22年度予算編成で国土交通省が概算要求で6千億円を要求した高速道路無料化について、予算を1千億円程度に圧縮する方向で調整に入った。与党の意見を踏まえ最終決定するが、国交省は予算規模に合わせ、無料化実験区間の選定など詰めの作業に入る。来年度概算要求は過去最大の95兆円超に膨らんだが、政府は国債発行を抑えるため、マニフェスト政権公約)に掲げた目玉政策にも切り込む。

 国交省は来年度から社会実験として一部路線で高速料金無料化を実施し、対象区間の減収分の補填(ほてん)経費などで6千億円を概算要求した。これに対し財務省は、当初から「実験で何千億円も必要なのか」(藤井裕久財務相)などとして、削減を強く求めていた。

 前原誠司国土交通相は、「原則無料化を行うことは変わらない」としながらも、財務省との折衝による減額査定を想定し、無料化となる対象路線を絞り込んだ複数の選択肢をすでに用意しているもようだ。

 今後、国交省は確保した予算を基に対象区間を選定する。混雑が予想される首都高速阪神高速などは除くが、原則として「全国を対象に考える」(馬淵澄夫国交副大臣)方針だ。九州や北海道に限定した形ではなく、渋滞の激化や公共交通機関への影響、二酸化炭素排出量の増加なども考慮して全国の路線から区間を選ぶ。無料化は曜日や時間帯、対象車種の限定なども検討し、一部区間は割引料金を適用する。



いや、藤井の爺さんよ。

>当初から「実験で何千億円も必要なのか」(藤井裕久財務相)などとして、削減を強く求めていた。

無料化するんだから、その分の金、高速道路会社に補填しなきゃならんだろ?
爺さん、道路公団を民営化したこと忘れたか?

もう、藤井の爺さんの口、ガムテープでふさいだ方が良いんじゃねーかな、民主党さんよ。


しっかしねぇ・・・


国土交通省が概算要求で6千億円を要求した高速道路無料化について、予算を1千億円程度に圧縮する方向で調整に入った

つまり、無料化されるところも六分の一に減るってことですな。

民主党さん、字の使い方間違ってねーかな。

×⇒『原則無料化』
△⇒『減速無料化』
○⇒『無料化減速』



どう見ても、明らかな詐欺だと思います。ま、無料化はするべきじゃ無いと思うけどね。
日本の物流の動脈にとっては、乗用車はコレステロール見たいなもんだろうから。


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