全てが後手に。ミラクル★韓直人

中国漁船が尖閣諸島で巡視艇に体当たりし、船長が逮捕された事件。

そして、いったんは、中国に対して強い態度で臨んだ民主党政権。

だって、選挙中だったしね。そりゃ、選挙中に弱気の態度なんか見せられないはず。

その辺、あらかじめ中国に根回しでもしてれば良かったのに・・・ってか、中国との間にそんなパイプは無かったのか、実際は。

その後、中国が強気に出たら船長を返還。これで落ち着くと思ったんでしょうな。

実際のところ、中国や韓国との交渉ってそんな簡単にはいかんのよ。

民間企業で、自分達の分野だけで交渉していても、その難しさを感じるのに、国レベルになったらどういう事になるか。そんな事、政権を取る前は予想もしてなかったんでしょうな。

『こちらが誠意を尽くせば、きっと分かってくれる』

んな事は、ありえねーんだよっ！！

これまでの彼らの歴史のなかでは、『善人は長生きできない』って事になってるといっても過言ではないんじゃないかね？彼らは、相手のことなどお構いなし。自分にとって最も利益が大きくなる方向を選択する。

そーいう価値観が息づいていると思うんだ。

とりあえず、尖閣諸島問題について今日の記事纏めるか。

もう、自分の領土のようにふるまってるみたいだね、中華さん。

中国、尖閣諸島周辺でパトロール常態化へ
読売新聞 9月27日(月)11時36分配信

　【北京＝佐伯聡士】尖閣諸島（中国名・釣魚島）沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件を受けて、中国政府が、同諸島近海で、漁業監視船による自国漁船の護衛とパトロールを常態化させる方針を固めたことが２７日、わかった。

　中国農業省が主管する漁業関係者向けの「中国漁業報」が２０日付で掲載した内容を香港紙「明報」が２７日伝えた。

　同諸島周辺では、漁業監視船「２０１号」と「２０４号」が活動中だという。当局者は中国漁業報に対し、「漁民の生命・財産の安全を適切に保護するため、今後、漁業監視船は釣魚島周辺でパトロール活動を常態化、強化しなければならない」と強調した。

　漁業監視船は農業省の所属だが、退役した海軍艦などを改造しているものもある。南シナ海では今年４月から、自国漁船の保護と他国漁船の「違法操業」取り締まりのためとして、漁業監視船２隻による常時パトロール態勢をとっている。

退役した軍艦を監視船にしてるってか。恐らく、武装もそのままなんだろうな。

日本の巡視艇で対応することが出来るのか？難しいかもね。

船長を釈放した事で、尖閣諸島で漁をする日本漁船だけではなく、巡視艇の海上保安庁の隊員も命の危機にさらされる事になるか。

自国の領土でありながら、外国の監視船が航行する事を止められず、日本国民の命を守る事も出来ない。

全く無能な政権ですな。

その無能な政権が中華に申し入れしているようで。

尖閣沖で中国監視船が活動＝政府、中止申し入れ
時事通信 9月27日(月)16時43分配信

　仙谷由人官房長官は27日午後の記者会見で、中国の漁業監視船2隻が沖縄県・尖閣諸島沖の日本領海への接続水域（領土周辺の約22～44キロ）で24日夕から活動していることを明らかにした。これに対し、外務省は計4回にわたって、中国側に中止を申し入れた。
　仙谷長官は、監視船「漁政201」と「漁政203」が27日午前6時の時点でも接続水域内で活動しており、海上保安庁が巡視船6隻を派遣して領海内に侵入しないよう警戒していると説明した。24日に連絡を受け、首相官邸は情報収集態勢を強化した。
　仙谷長官は「首相官邸を中心として、関係省庁の連携、協調の下で厳正に対応していく」と強調した。　

海上保安庁の巡視艇乗組員は、まさに命がけの任務です。

彼らの働きに、敬意を評したいと思います。

船長を帰した後、特定アジア諸国の決まり文句、『謝罪と賠償を求める』との発表もありました。

元外務大臣のフランケン★岡田は・・・

岡田幹事長「全く納得がいかない話」
日本テレビ系（NNN） 9月26日(日)2時52分配信

　沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、民主党・岡田幹事長は２５日、中国側が謝罪と賠償を求めていることについて「全く納得がいかない話だ」と述べ、不快感を示した。

　岡田幹事長は「日本は法治国家だから、法に基づいて粛々と進めてきた。それについて謝罪とか賠償というのは、全く納得がいかない話だ」と述べた。さらに、中国について「民主主義国家ではないし、自由とか人権という観点で違いがあからさまになることは、中国にとってプラスではない」と指摘し、冷静な対応を求めた。

　また、これに先だって外務省は談話を発表し、「尖閣諸島は我が国固有の領土で、領有権の問題は存在していない。中国側の要求は何ら根拠がなく、全く受け入れられない」などとして、日本政府として要求を拒否する姿勢を明確にした。

　こうした中、民主党・鉢呂国会対策委員長は、中国人船長を釈放した経緯などについて、法相ら司法・検察当局者に国会での説明を求める考えを示した。

　この問題の対応をめぐっては、野党だけでなく、与党からも政府への批判が出ており、来月１日に召集予定の臨時国会で大きな争点となるのは確実で、中国との対立が長期化することも懸念される中、菅首相は厳しい政権運営を強いられそうだ。

まあ、フランケン★岡田さんの発言は、一応当たっているようにも思えるけれども・・・

船長釈放の前に、あらかじめその見解を述べてから釈放するべきだったな。

釈放した後に、『領土問題なんか存在しない』『国内法で粛々と処理を行っていた』って言っても説得力ゼロだし。

さらには、こんな極論を持ち出す与党の方々もいるようで。

「尖閣に自衛隊常駐を」民主党有志１２人が声明
産経新聞 9月27日(月)12時57分配信

　民主党の松原仁衆院議員らは２７日午前、国会内で記者会見し、沖縄・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件で中国人船長が釈放された問題を受け、尖閣諸島への自衛隊常駐の検討などを政府に求める声明を発表した。声明には同党の中堅・若手の国会議員有志１２人が賛同した。

　声明は、中国人船長の釈放について「祖国の主権を隣国に蹂躙されたという国民の思いは、日中友好の精神を一気に冷却化させるとともに、政権に対する期待を大きく裏切るものとなっている」と指摘した。

　そのうえで政府に対して、尖閣への自衛隊常駐と漁業中継基地の構築の検討や、海上保安庁が事件の際に撮影したビデオテープの公開などを要求した。

　民主党国会議員有志１２人の声明の全文と、１２人の顔ぶれは次の通り。