中国テント希望も「残ってない」

最初、『テントも希望も残っていない』という風に読んでしまったのですが、どうやら読み違いのようで。
中国政府から、テントの支援を要請されたが、ソレが残っていないというニュースのようで。


中国から要請も「テント、ミャンマーに送り残ってない」官房長官
5月22日14時23分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000947-san-pol
 町村信孝官房長官は22日の会見で、四川大地震に見舞われた中国政府が国際社会に被災者用テントの提供を最優先で求めていることについて、「あのー、テントはですね…ミャンマーの方にたくさん送っちゃったんですね」と述べ、サイクロンによる被害を受けたミャンマーにテントを提供したため、政府としての用意が十分でなく、調達を急いでいることを明らかにした。

 町村長官は「(テントは)あんまり残ってないんですよ。ただそうもいかないということで、とりあえず18日に拠出を決定いたしました2億円のうち3000万円相当のものを今後できるだけ早く、今、調達手続きに入っております」と述べ、調達でき次第、被災地に送る考えを示した。



町村官房長官、あなたね・・・
ちょっと物言いが軽すぎないかね

まあ、ミャンマーのサイクロンの被害は深刻だと言う。ミャンマーの軍事政権はその被害の全容を明らかにしていないばかりか、海外からの支援の申し出も断わっている。
事によると、中国の地震よりも被害に遭われた方が多いかもしれない。
こちらの方に日本政府はテントを送っていたのか。これはGOOD JOB!!と言わざるを得ない。

さて、その後に発生した中国での大地震。仕事のかかわりのある成都の会社の人と連絡を取ってみると・・・

成都に駐在しているその人のマンションは無事。ただ、有感地震だけでは無いだろうけれど、実に6000回もの余震が起きている状況であるとか。(中国の報道より)

崩壊した家に住んでいた人だけではなく、余震による被害を恐れて、建物の外で寝起きしている人が非常に多いとか。

成都ですらそういう状況であれば、もっと被害の大きなところではもっと酷い事になっているんだろう。



振り返ってみると、20年位前かな。私は友人達と山の中に入ってキャンプを行うのが週末の楽しみでした。いくつかお気に入りの場所があったのだけれども・・・

アウトドアブームがやってきて、そのお気に入りの場所がどんどん荒れて行く。
私たちは、荷物を出来るだけ少なくするために、食べ物なんかは『ゴミにならないように』あらかじめ処理を行ってから出かけ、帰る時には周りの掃除をして帰るようにしていた。
ところが、アウトドアブームで現れた人たちは、大量のキャンプ道具を持ち込んで快適に過ごし、ゴミを残して帰る。夜には酒を飲んで大騒ぎ。酷い時には絡んでくる人さえいる。

一番最後に残った人の来ないお気に入りの場所は・・・
死体遺棄事件が起きたとかいう話で、立ち入りできなくなり、それとともにキャンプってのは行わなくなった。

あの時のテント、捨てちゃったかな。探したら出てくるかも知れない。


中国政府がテントの支援を求めているのであれば・・・




家庭に眠っているテント、集めて送ってあげれば良いんじゃね?

募金を行ったとしても、本当に被災者に使われるかどうか分からない。
でも、テントを送ってあげれば、それは被災者に渡る他使いようが無いんじゃ無いかな。

こういう支援なら、出来るんじゃ無いかと思うんだが。
最近のドーム式テントってのは、組み立てるのも簡単だし、快適だからねぇ




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