中国食品終了のお知らせ、その158・・・『中国メラミンミルク続々』

中国産の牛乳に化学物質のメラミンが混入されていたと言う事件。
日本でも、中国の工場で製造された加工食品に、今回問題となった中国企業の乳製品が使われていたという事で、回収騒ぎになっています。
なんつーか、いくらコストが安いといっても、中国で食品を製造すると言う事のリスクは無視できなくなりますね。


中国粉ミルク汚染拡大 政府対応に不信感 メラミン、22社製品から検出
9月17日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000075-san-int

 【北京=野口東秀】有害物質メラミンが混入した粉ミルクを飲み、乳児が腎臓結石になった事件で、中国政府は16日、メラミンが大手メーカー「三鹿集団」を含め、全国22社の乳製品69品目から検出されたと発表。中国中央テレビを通して会社名を明らかにした。一方、中国公安当局は同日までに、有害物質を含んだ製品を生産・販売した疑いで4人を逮捕したもようだ。

 メラミンが入った製品はすでに一部が海外に輸出されており、中国政府は製品の回収を命じたという。中国衛生省のまとめでは、16日午後の時点で、この粉ミルクを飲んだ乳児2人が死亡。飲んだ乳児は1万人近くに上っている。1253人が診察を受け、このうち53人が重症という。

 中国のニュースサイト「中国新聞網」は同日、この事件で4人が逮捕されたと伝えている。報道によると、逮捕された4人のうち2人は河北省石家荘市正定県に住む搾乳業の兄弟。2人は昨年末、利益目的で自分たちの搾乳場の牛乳に水を入れて量を増やしたが、三鹿集団の検査で不合格となった。このため、水増し牛乳にさらにメラミンを混ぜ、タンパク質含有量を高く見せる偽装をし、検査を通過していたという。2人はメラミンを近くの化学原料販売店で購入していた。

 兄弟は容疑を認めているが、「メラミンが有害であることは知らなかった」と供述しているという。

 この牛乳から製造された粉ミルクを飲み、甘粛省で5月1日に男児が、7月22日に女児が死亡している。逮捕された兄弟のほか、牧場や授乳場数十カ所の経営者らにメラミンを混入させた疑いがあり、当局はすでに22人を拘束している。逮捕者はさらに増える見通しだ。

 この問題をめぐっては、今年3月以降、「三鹿集団」にクレームが相次いでおり、6月には国家品質監督検査検疫総局にも異変を訴える通報が届いていた。北京五輪開幕直前の8月初めには、同社の検査で製品からメラミンが検出されていた。

 消息筋によると、五輪直前に当局から中国の国内メディアに対し、「食の問題」を含め、「中国のマイナスイメージになる報道はしないよう」指示が出ていたという。インターネット上では「なぜ公表や調査が遅れたのか明確にせよ」「政府に対する信頼がなくなった」など批判が広がっている。



なんつーかねぇ。

オリンピック前に分かっていた事を、今頃公表ですか。
去年は、中国産のペットフードにメラミンが混入し、ペットの被害が続出。中国産の食品の安全性が問われるきっかけになったわけですが、人間用にも使われていたってことですか。
しかも、犠牲になるのは幼い子供達ばかり。

一時の金儲けが出来れば、自分の客に健康被害が出ても関係ないって事か。

日本で基準値以上のメタミドホスが検出された米を流通させていた業者が話題になってますが、あれも元をただせは中国産ですからね。

もう、中国産の食品が信頼を取り戻すのは無理かも分からんね。


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