西松建設裏金事件・・・果たして。

確か、タイ・バンコク市発注工事を受注した謝礼として、現地高官に謝礼を支払った疑いで捜査されたのがきっかけでしたかね。その後、海外の『裏金』を日本に持ち込んだ『外国為替法違反』で逮捕者が出た西松建設
それに留まらず、政治家との繋がりが明らかになってきているようで。これは大変な事になるかも知れませんな・・・

「西松」幹部にパー券購入依頼、政治家「隠れみの」認識か

1月18日4時0分配信 読売新聞
 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が二つの政治団体を使って企業献金をしていた問題で、政治家側から政治資金パーティー券を購入する際、本社や支店の幹部らが窓口になっていたことが分かった。

 政治家側はパーティー券に番号をつけて管理しているケースが多く、後で政治団体から購入代金が振り込まれても、同社への販売分だと分かる仕組みになっていたという。政治家側も西松建設政治団体を隠れみのにしていたことを認識していた可能性が出てきた。

 西松建設はOBを代表にした政治団体新政治問題研究会」(1995年設立)と「未来産業研究会」(99年設立)を通じ、解散する2006年までに献金やパーティー券の購入費など総額約4億7800万円を支出。このうち、両団体名義で購入したパーティー券は9000万円前後に上る。

 複数の同社関係者によると、同社は本社の役員や支店長クラスの幹部らを、国会議員や自治体の首長の窓口にし、パーティー券の購入要請を受けていた。政治家と同郷、同窓の幹部が担当になるケースもあった。元幹部は「自分が担当した政治家の場合、秘書がパーティー券を会社へ郵送したり、自分の所へ直接持ってきたりした」と明かす。

 政治家側から購入要請を受けた幹部らは、パーティー券の枚数と金額を同社総務部に文書で連絡。最終的に同部が購入する枚数を決め、政治団体の代表である西松OBが代金振り込みの手続きをしていた。

 一方、政治家側はパーティー券にあらかじめ番号を割り振って管理しており、西松建設の担当者に対して、パーティー券と一緒に、番号を記載した振込用紙を渡すケースが多かった。指定口座に政治団体名義で代金を振り込んでも、振込先にこの番号が伝わるので、政治家側は西松建設に渡したパーティー券の代金とわかるようになっていた。

 西松建設の元幹部は「ある国会議員の秘書から『新政治問題研究会からの振り込みになっているが、券の番号によると西松建設に配ったものではないか』と尋ねられ、『それはうちだ』と答えた」と証言。また、「担当した政治家の秘書に、『二つの政治団体が振り込んだのは、西松建設の金だ』と説明したこともある」と語った。

 総務部が購入枚数と金額を決めていたのは、複数の幹部が同じ政治家側から別々にパーティー券購入を依頼された場合、政治資金規正法が定める一つのパーティーあたりの購入限度額(150万円)を超過する恐れがあり、調整する必要があったためだという。

 04~06年の政治資金収支報告書に、二つの政治団体のいずれかにパーティー券を購入してもらったと記載していた政治家や派閥などの政治団体は少なくとも12あった。読売新聞が西松建設と両団体の関係を知っていたかを取材したところ、「全く知らなかった」「収支報告書に記載した通り」などの回答だった。

 同法は、他人名義でのパーティー券購入や代金の受け取りを禁止している。

 東京地検特捜部もこれまでに、両団体の代表者の自宅を捜索し、西松建設献金の実態を調べている。


>政治家側はパーティー券にあらかじめ番号を割り振って管理しており、西松建設の担当者に対して、パーティー券と一緒に、番号を記載した振込用紙を渡すケースが多かった。指定口座に政治団体名義で代金を振り込んでも、振込先にこの番号が伝わるので、政治家側は西松建設に渡したパーティー券の代金とわかるようになっていた。

これは上手い仕組みを考えたもんですな。一体どんな政治家が乞ういう事をやっていたのか。


西松建設子会社が政界工作の窓口? 資金提供、裏金流出も

1月16日23時40分配信 産経新聞

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 準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の外為法違反事件で、東京地検特捜部に元社長の宇都宮敬容疑者(67)が逮捕された子会社「松栄不動産」(同)が、西松の政界への資金提供の窓口だった疑いのあることが16日、分かった。松栄は民主党小沢一郎代表が党首を務めた旧自由党政治資金団体などに献金。西松が小沢氏ら国会議員8人の資金管理団体に事実上の企業献金を行った際のダミーだった政治団体の代表は、松栄の監査役を兼務していた。特捜部は松栄を通じて裏金も政界に流れていた可能性があるとみている。

 調べでは、宇都宮容疑者は、国内に持ち込まれた裏金の一部を受け取った疑いが持たれており、特捜部は外為法違反容疑で松栄も家宅捜索。特捜部では、松栄が裏金支出の窓口だったとみている。

 政治資金収支報告書などによると、松栄は平成13年、旧自由党政治資金団体改革国民会議」に200万円、14年にも100万円を献金。国会議員のパーティー券購入など、政界に資金を支出していた。関係者によると、これらの献金について、松栄は西松本社から指示を受けていた。

 松栄の社長には、西松の元幹部が歴代就任。宇都宮容疑者も13年に西松を退社すると同時に、社長に就任した。

 一方、西松はOBに2つの政治団体をつくらせ、与野党の国会議員側などに約4億8000万円の脱法的な政治献金をしていた。16~18年の間、最も献金額が多かったのは小沢氏だった。松栄の監査役を務めていたのは、このうちの一つ「新政治問題研究会」の代表者で、代表者は西松の土木営業本部営業管理部長などを歴任、退職して7年に同団体設立と同時に代表者となっていた。特捜部は同団体と松栄は一体で、松栄が政界工作の窓口だったとみており、「表」の献金以外に、裏金が政界に流れていなかったか注目している。

 また、宇都宮容疑者は、特捜部が西松本社を捜索した昨年6月、松栄を退社しており、特捜部はその経緯にも関心を寄せている。

なんと、その一位は・・・

民主党党首、小沢盗首がダントツですか。

>16~18年の間、最も献金額が多かったのは小沢氏だった。

なるほどねぇ。
そう言えば、このブログにも『小沢の事務所費問題は解決している。小沢事務所に聞いてみるくらいの事はしたらどうなんだ?』というありがたいアドバイスをいただいた事がありますが・・・




どう見てもアウトです。
検察が動き出したら、小沢盗首は入院ですかねぇ。

さすが、旧田中派ですな。
当然の事だけどね。この人に何か悪事が発覚した場合・・・

民主党の皆さんには、任命責任があるよね?
この政治問題研究会とやらのHPを見てみると・・・
政治問題研究会

ここに並ぶ名前には、麻生首相の名前は無いようだね。安倍元首相も、小泉元首相も無いようだ。

やっぱ、金に困らない人が政治をやる方が、良いんじゃ無いかとすら思えるんですがね。



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