joshur2jpn2005の無防備地域宣言について考える

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ちょっとブログを休んでますと、ここぞとばかりに出てくる人物がいるようで。

更新が滞っているこのブログに、コメントを残してくださる方へのお返事を書きたいのですが、今はまだ試験運転中。とりあえず、一番最初にコメントしてきた人にブログ記事でお返事しちゃおかな、と。

元記事はここ。⇒【また無防備宣言か・・・http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/17719879.html
2005年11月22日に書き残した記事です。4年位前の記事ですかね。
無防備宣言無防備地域宣言を含む)なんて意味ねーよという趣旨の記事。今も同じ意見であるわけですが。

ここに、joshur2jpn2005という人物がコメントを付け始めたのが2009/10/3(土)。ちょうど4年後に現れた無防備地域宣言主義者ですな。

しばらくコメントもないと思っていたら、ブログを休止している間に、また性懲りも無くコメントを残すと。

しょうがない。またつまらぬ物を斬ってしまうか。
とりあえず、三つに分けて斬るか。
まず、最初のコメント。

斬その1

私の思想は
「己の如く汝の隣を愛すべし」

からですよ。
これに同意しないで敵ばかり作って何するの? そんな生き方はガンマン人生です。落ち着いて眠ることすらままならぬです。
2010/2/8(月) 午前 11:31[ joshur2jpn2005 ]


とりあえず、キリスト教徒って事ですな。私は仏教徒であるけれども、キリスト教を信じる人を否定するつもりはない。
だけど、無防備地域宣言という『極論』を主張する根拠として聖書を持ち出す人にたいしては、違和感を覚えますなぁ。
何時の隣人を愛すべしと言いながら、宗教戦争が無くならないのは何故ななぁ。

(奇跡を見せて歩いたイエスが食事に招待されなかった日)『どいつもこいつも不幸な連中だ。他のところでこれだけの奇跡を見せれば、皆私に平伏した。あの背徳の町ソドムだって、私がこれだけの奇跡を見せたら滅ばなかったはずだ。それがどうだ、この町は!この世の終わりに地獄に落ちるが良い』(マタイ伝11:21~24)【傑作】

【ある高貴な家柄の人(イエス)が王位(神の国の首座)を受けて帰るために、遠い国(あの世)へ行く事になった。その際、彼(イエス)は、10人の僕(弟子達)を呼んで、金10ミナ(福音)を渡し、『私が帰って来る(再臨)までこれで商売(布教活動)しなさい』と言った。
しかし、その国民は彼(イエス)を憎んでいたので『私たちはこの人(イエス)を自分達の王となることを望みません(メシアだと信じない)』と言った】
【(再臨後)『私(イエス)が王(神の国の首座)になるのを望まなかったあの敵どもを、ここに連れ出して、私の目の前で殺してしまえ』】(ルカ伝19:12~27)
【大傑作】
(『解体聖書』矢部正範著より引用)

有名な聖書の言葉、【汝の隣人を愛すべし】ってのは、一部抜けてる部分があるんじゃないのかな。
【汝、(汝と価値観を同じくする)隣人を、汝を愛するがごとく愛すべし】
こう理解するのが正解なんじゃね?

それに、
>車が必要な人の為に、鍵をかけっぱなしで過ごすべきではなかろうか。

極論のたとえ話をして目を覆われていることを宣伝してもしょうがありませんよ。
話は、応急処置と恒久対策をごちゃ混ぜに論じてはならない。現象である結果に対する対策と結果を発生させた原因に対する対策はまったく別な話です。
あなた方のように現象の結果に対策しても結果を発生させた原因に対策するなと言う理屈は、目先しか見ない目先論者だからそうなるのです。戦争の現象は、結果です。それを発生させる原因は平和事業の武力以外で対策しなければならない。そして、それは同時並行して対策しなければ間に合わない。世間は目先良ければ凡て良しではないと言うのです。

とにかく、武力増強するなら、それに倍して平和事業をしなければならない。武力増強は平和のためだからです。私の和戦二段構えの平和構築は無防備宣言ではなく、無防備地域宣言なのです。

要するに、世界は無防備宣言ではない。世界の常識は、軍民分離をきっち定める無防備地域宣言だと言うのです。
2010/2/8(月) 午前 11:37[ joshur2jpn2005 ]


斬その2

いや、極論なのは承知してるけどね。極論度合いは対して変わらんだろ。
改めて主張しよう。

無防備地域宣言者は、自らの名前、住所、電話番号、メールアドレスを明らかにしてその主張を述べよと。

心配するには及ばない。電話番号を明らかにしたからと言って、いたずら電話を掛けるのも、お寿司を10人前届けるのも、『違法行為』として法律で禁じられている。
住所を明らかにしても、そこに押しかけて行くような行為は、『違法行為』として法律で禁じられている。
何を心配することがあろうか。仮に、無法者が現れて、何か被害にあったとしても、その犯人は法律で裁かれる。安心して良い。

無防備地域宣言によって、『条約で守られている』って言うのと何が違う?
そうだろ。


斬その3

私の和戦二段構えの平和構築は無防備宣言ではなく、無防備地域宣言なのです。

和戦二段構えの無防備地域宣言はぁ。

まず、基本に立ち戻ろうか。


無防備地域宣言wikipediaより)

1)紛争当事国が無防備地区を攻撃することは、手段のいかんを問わず禁止する。
2)紛争当事国の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近またはその中にある居住地で、敵対する紛争当事国による占領のために開放されているものを無防備地区と宣言することができる。無防備地区は、次のすべての条件を満たさなければならない。
(a) すべての戦闘員ならびに移動兵器及び移動軍用設備が撤去されていること
(b) 固定した軍用の施設または営造物が敵対的目的に使用されていないこと
(c) 当局または住民により敵対行為が行われていないこと
(d) 軍事行動を支援する活動が行われていないこと
(以下略)

つまり、無防備地域宣言をした地域には、軍隊が居てはならないわけだな。
にも関わらず、『和戦二段構え』、と
つまり、軍隊は違う地域に居るって事か。で、軍隊のいないところは無防備地域宣言する、と。
そんなに都合良い話あるか?

で、二段構えのもう一つ、『和』の方はどうなのよ、と。

>(c) 当局または住民により敵対行為が行われていないこと

逆らっちゃならないわけだな。つーか、このジュネーブ協定ってやつでは、無防備宣言をした地域への武力攻撃は禁じてるけれども、『占領・統治』は認めている。

占拠されてから、交渉しようとしても、それはムダだな。中国が占拠した場合、占拠された地区の住民は全員『政治犯』扱いだろうしなぁ。

そして、無防備地域宣言して、そこを占拠した軍隊に対して、『和戦二段構え』『戦』を実行したとする。
自衛隊の武器がいかに最新鋭だとしても・・・
『日本人だけには危害を加えない最新兵器』など無い。
その地域にいる日本人は、『人間の盾』にされて終わりだろ。

悪いけど、無防備地域宣言を主張する人ってのは、敵にとって都合よく、味方(自衛隊)にとっては障害になるだけの存在だって事だな。
軍隊は軍隊の居るところだけを攻めるものではない。占領して有利な場所なら、無防備地域なんか喜んで占領するだろ。

とりあえず、人間の盾にさせられても、『俺に構わず撃て』と言う覚悟の無い人間は無防備地域宣言など口にするべきではない。

そう思いますけどね。


joshur2jpn2005以外の皆様、お返事はお待ちくださいね。まだ試験運転中なので(^^;)

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