アルジェリアでの人質事件、その追加情報

アルジェリアでの人質事件に思うっていう文章をUPしたのは事件が発生した後1月24日の事。
その時に。
>私も知る権利を行使したいね。取材したの記者はなんと言う名前だ?
って書いたんですけど、も。
続報から明らかになりました。
 
しかも、意外とシャレにならない続報です。今回の事件で犠牲になられた方の甥の方がツイッターで、取材申し込みから記事掲載見送りの要請、それを無視した某アカヒi新聞。その経緯を明らかにされているようす。
 

朝日新聞記者がアルジェリア被害者遺族に遺体の映像を送る
 
本白水智也 ‏@motoshiromizu
朝日新聞の記者は1/20の時点で親族の私にイナメナスの残酷な映像を見るようメールで送ってきていた。
朝日新聞はこんな冷酷な人材を採用しています。
 
イメージ 1
 
本白水智也 ‏@motoshiromizu
朝日新聞の記者のメールがあまりにも残酷すぎて、ねつ造じゃないかと思った人もいると思うのでメールヘッダ情報も出しておきます。
イメージ 2
本白水智也 ‏@motoshiromizu
人道的な視点で朝日新聞の記者の行動を考えてみて欲しいです。私の行動は一貫していて彼らがやったことの公開です。
それは今後も誰しもが私のようになる危険性があることから、これをどう解決しようかという問題提起なのです。
本白水智也 ‏@motoshiromizu
@mochimochi1919 人道上、何があっても絶対に親族に見せてはいけない映像です。
本白水智也 ‏@motoshiromizu
@michmaruyama ありがとうございます。「これはおかしい」と
誰もが思うことを当たり前にちゃんと正していける世の中になることを切に願っております。

 
ご遺族に送るメールの件名が『遺体映像』とは。
新聞記者という仕事は、人の心を持ったままでは勤まらないのでしょうか。
少なくとも、このメールを送りつけた方は、松本龍三郎という人物のようです。
やり取りについてはこのような書き込みもありました。
 

アルジェリア人質拘束事件 実名報道 朝日新聞記者と私のやりとり
http://livemedia.jp/?p=1363
投稿日: 2013年2月6日 作成者: 本白水智也
2013年1月20日お昼頃

朝日新聞 松本龍三郎記者より電話が入る
『報道各社は海外通信社からの情報として、「日本人9人が殺された」という報道をしています。恐らく信憑性は高いと思われます。この報道を受けてだと思いますが今夜12時から官房長官の会見が行われます。NHKで中継される可能性が高いので準備しておいてください。そこで、何らかの発表がある可能性が極めて高いです。初めて犠牲者の名前が出てくる可能性もあります。名前が公表された際、しっかりしたプロフィールがないとマスコミは叔父さんのことをめちゃくちゃなプロフィールで紹介します。それは叔父さんの名誉のためにもよくありません。これは私からのお願いなのですが、叔父さんを綺麗なプロフィールでご紹介したいので、しっかりしたプロフィールをいただけないでしょうか。原稿案を後ほどメールします。』
結局、この日は菅官房長官の記者会見において安否情報の発表はありませんでした。
 
2013年1月21日19時22分
松本記者より原稿案のメールが届く
 
イメージ 3

政府から公式に実名が公表された場合というのを前提に返答しました。
 
2013年1月21日23時00分
日揮より叔父の死亡確認の連絡が入る。
2013年1月21日23時10分
松本記者より電話が入り、叔父の死亡確認の連絡が入ったことを伝える。
 
2013年1月21日23時30分
官房長官が記者会見にて「名前の公表でありますけどもご家族や会社の方々の関係もありますので控えさせていただきます。」政府としては犠牲者の氏名は公表しないと明言
 
2013年1月22日1時9分
実名は公表されないということでホッとしてベッドに横になっていたところ
突然、朝日新聞 松本記者よりメールが届く。「ご確認願います。」
 
イメージ 4

2013年1月22日1時14分
朝日新聞 松本記者より電話

松本記者:「こちらの写真で宜しいでしょうか?」
私:「ちょっと待ってください。官房長官は犠牲者の名前は公表しないと言ってくれました。私たち遺族をマスコミから守ってくれたのです。このタイミングで実名と写真を公表するのはおかしい。政府が実名を公表したのでしたら、それは私たちには仕方がないこと、その際にめちゃくちゃなプロフィールが書かれるというので、政府より実名が出された場合というのを前提にプロフィールを渡したのです。母親はいま心労で憔悴しきって寝込んでいます。いとこたちは父親の死を受け入れるので精一杯です。今このタイミングで名前が出るのはうちだけでメディア・スクラムが集中するのは目に見えている。私はいとこや両親を守らなければならない立場なのに、傷付けることになる。本当にお願いですから実名報道だけはやめてください。」と31分間切実に何度も何度もお願いしました
松本記者:「もう犠牲者の名前は報道各社は知っています。おそらく明日、他のマスコミはいいかげんなプロフィールを公開します。私は叔父さんの名誉のためにしっかりしたプロフィールを出したいのです。」
私:「それでも絶対に実名公表は認めません。約束が違います。」
松本記者:「すみません、私の説明不足でした。約束について認識の違いがあったのかもしれません。」
私:「政府が公式に実名を公表するまではプロフィールも写真も記事にすることは許しません。」
松本記者:「ちょっと私、頭に血が上っているので、頭を冷やしてきてもいいですか?」
といって電話を切る。
 
2013年1月22日2時32分
松本記者は一回のコールで電話を切り、不在着信に。

すぐに私から掛け直す。
松本記者:「すみません、結論から言いますと載せました。なんとかデジタルの方は写真と名前は消しました。私にできることはそこまでです。叔父さんを貶めるようなことは書いておりません。」
 
参考記事:朝日新聞記者行動基準
取材方法
【情報源の明示と秘匿】
7.情報提供者に対して、情報源の秘匿を約束したとき、または秘匿を前提に情報提供を受けたとき、それを守ることは、報道に携わる者の基本的な倫理である。秘匿が解除されるのは、原則として情報提供者が同意した場合だけである。
【オフレコ取材】
8.報じないことに同意したうえで取材をする、いわゆるオフレコ(オフ・ザ・レコード)を安易に約束しない。約束した場合でも、発言内容を報道する社会的意義が大きいと判断したときは、その取材相手と交渉し、オフレコを解除するよう努める。
 
私:「もう何を言っても変わらないでしたら、電話を切らせていただきます。」
というやりとりでした。
皆さんのご意見を聞かせてください。

 
『いい加減なプロフィールで掲載するよりは良いだろ』って?
こりゃ完全に脅しですよね
 
メディアに何らかの情報を渡すと、その情報はメディアの手の中で情暴走を始める。
 
まして、ネットのような反論の機会が与えられる前には、どれだけの人が被害に逢ってきたのか
 
私は、不幸にも事件に巻き込まれた人のプライベートを知りたいとは思わない。
事実をありのままに伝えてくれれば、それで良い。
そんな簡単な事さえ出来ない新聞社など、なくなってしまえば良いのに。
 
この記事に接して、本当にそう思います
 
 
(*あくまでも個人の感想です)
にほんブログ村にてランキング挑戦中。
←バナーを応援クリックよろしく。