ダンボール肉まんは、捏造だったって?
北京の露店で、挽肉にダンボールを混ぜて作られた肉まんが売られていたという驚くべきニュースが流れてました。
しかし、今日は一転して、そのスクープ番組が捏造であったと。
<段ボール肉まん>中国のTV局が「やらせ報道」と謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000004-mai-int
【北京・大塚卓也】北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていたとされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。
中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。だが、中国の首都のテレビ局によるねつ造と分かったことで、中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。
同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。
北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた――という。
警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。
さて、コレをどう見るか。
北京テレビが捏造を認めている。という事は、ダンボール肉まんと言うのは存在しなかったのか。
ひょっとして、捏造を認めた報道が、捏造と言う可能性は無いのか
大体だね。
中国がヤラセなんて出来る生易しい国な訳ねーじゃん。
他の国ならまだしも、一党独裁の共産国家。言論の自由なんて無い国でしょ。
中国の報道の自由はどのように評価されているか・・・
中国…報道の自由度ランク138位(下には北朝鮮のみ)
http://zirr.hp.infoseek.co.jp/020117.html
この国で、取材を捏造するという事は、そのことに中国政府の意思が働いていると見て間違いないだろう。
それに、北京テレビとは日本で言うNHKのようなものだとか。ま、公営の放送局。政府の意に反した報道などするわけも無ければ出来るわけも無いはず。
こんな感じかな。
『中国は食の安全について取り組んでますよ。例えばほら、こんな不正を摘発していますよ
と、アピールしようとしたら、世界各国の反応はドン引き・・・
『・・・い、今のナシ!!あれ、実はウソ!!』
そう必死で誤魔化してるのが今の中国じゃないのかな。
大体、このニュースについては、こんな続報も流れていた。
ダンボール混入「恐怖の肉まん」、10年前から販売か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0713&f=national_0713_001.shtml
北京市の工商当局が11日に行った検査で、同市朝陽区の露店でダンボール片入りの肉まんが販売されていたことが分かった。12日付で京華時報が伝えた。
北京市の工商当局もやらせに協力したんですか、そうですか(笑)
要はこういう事かな。
○ダンボール入りの肉まんは、存在するのだろう。
○ダンボール入り肉まんの製造現場の『取材』は捏造であった。
と。
テレビ局のアルバイト職員が、
『肉の代わりにダンボールを入れる方法で、肉まんを作っているという取材をしよう』
そう、思ったとしたら、そのクリエイティブな才能には驚かされますな。
今回の教訓。
中国は食の安全は失墜したが、同時に、報道の信頼性も失墜した。
しかし、今日は一転して、そのスクープ番組が捏造であったと。
<段ボール肉まん>中国のTV局が「やらせ報道」と謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000004-mai-int
【北京・大塚卓也】北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていたとされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。
中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。だが、中国の首都のテレビ局によるねつ造と分かったことで、中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。
同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。
北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた――という。
警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。
さて、コレをどう見るか。
北京テレビが捏造を認めている。という事は、ダンボール肉まんと言うのは存在しなかったのか。
ひょっとして、捏造を認めた報道が、捏造と言う可能性は無いのか
大体だね。
中国がヤラセなんて出来る生易しい国な訳ねーじゃん。
他の国ならまだしも、一党独裁の共産国家。言論の自由なんて無い国でしょ。
中国の報道の自由はどのように評価されているか・・・
中国…報道の自由度ランク138位(下には北朝鮮のみ)
http://zirr.hp.infoseek.co.jp/020117.html
この国で、取材を捏造するという事は、そのことに中国政府の意思が働いていると見て間違いないだろう。
それに、北京テレビとは日本で言うNHKのようなものだとか。ま、公営の放送局。政府の意に反した報道などするわけも無ければ出来るわけも無いはず。
こんな感じかな。
『中国は食の安全について取り組んでますよ。例えばほら、こんな不正を摘発していますよ
と、アピールしようとしたら、世界各国の反応はドン引き・・・
『・・・い、今のナシ!!あれ、実はウソ!!』
そう必死で誤魔化してるのが今の中国じゃないのかな。
大体、このニュースについては、こんな続報も流れていた。
ダンボール混入「恐怖の肉まん」、10年前から販売か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0713&f=national_0713_001.shtml
北京市の工商当局が11日に行った検査で、同市朝陽区の露店でダンボール片入りの肉まんが販売されていたことが分かった。12日付で京華時報が伝えた。
北京市の工商当局もやらせに協力したんですか、そうですか(笑)
要はこういう事かな。
○ダンボール入りの肉まんは、存在するのだろう。
○ダンボール入り肉まんの製造現場の『取材』は捏造であった。
と。
テレビ局のアルバイト職員が、
『肉の代わりにダンボールを入れる方法で、肉まんを作っているという取材をしよう』
そう、思ったとしたら、そのクリエイティブな才能には驚かされますな。
今回の教訓。
中国は食の安全は失墜したが、同時に、報道の信頼性も失墜した。