ガソリン税、民主党方針変更。

ガソリン税の減税で、1リットル当たり25円安くする。』
これ、民主党がアピールしてた事ですけど・・・方針変更ですかね。



ガソリン税暫定税率問題 民主、戦術変更へ 道路一般財源化に重点

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080123-00000077-san-pol

 民主党は22日、ガソリンを含む揮発油税暫定税率廃止問題で戦術を変更し、「ガソリン代値下げ」の代わりに、道路特定財源一般財源化などの制度改革に重点を置いて訴えていく方針を固めた。同党は、暫定税率廃止でガソリン1リットルあたり約25円の値下げをするキャンペーンに力を入れてきたが、人気取りとの批判に押され、「逆効果となってきた」(幹部)と判断した。

 民主党は中堅・若手衆院議員らの「ガソリン値下げ隊」を結成し、ガソリンや軽油の高騰が国民生活を圧迫しているとして、各地でガソリンの値下げを前面に打ち出した街頭キャンペーンを展開する腹づもりだった。

 だが、政府・与党から「どうやって財源を確保するのか。(平成20年度予算や関連法案の)成立が遅れれば、国民生活は混乱し、経済に打撃を与えかねない」伊吹文明自民党幹事長」などと反撃を受けている。

 このため、「値下げキャンペーンだけ続ければ、世論の風向きが変わる恐れもある」(ベテラン)との声が党内に広がり、党幹部は22日、「25円引き下げのキャンペーンは、国民に暫定税率問題へ目を向けてもらったことで役割を果たした」として、戦術を変更していくことを明らかにした。

 民主党暫定税率廃止を求め、ガソリン代値下げの主張を封印することはない。だが、今後は、党税制調査会が検討してきた地方自治体の減収分の財源確保策の説明に力を入れる。

 さらに「無駄な道路建設の原因となっている道路特定財源は、国土交通省を使った利権構造の根源。だから、与党は(使途を限定しない)一般財源化に踏み切れない」(幹部)として、すでに民主党として決定済みの道路特定財源一般財源化などの制度改革を重点的に訴えていく。

 これに対し、政府・与党は「民主党の主張に変わりはない」(閣僚経験者)として、反論を強めていくものとみられる。



・・・なんだか、訳が分からん。そもそも、だ。


>、「ガソリン代値下げ」の代わりに、道路特定財源一般財源化などの制度改革に重点を置いて訴えていく方針を固めた


今度は、自民党案の丸呑みですか。

いや、正確に言えば、自民党の改革派の人たちが主張してたことの丸呑みとでも言うべきか。

大体、ガソリン税を下げて、ガソリンが安くなって生活が助かったとしよう。

国は税収が不足して困ることになるわな。

そうすると、どーする。借金を増やすか。それとも増税か。

ガソリンが1リッター25円安くなったとしよう。一月に50リットル使ったとして1250円。
年間で1万5千円だ。

1万5千円と言えば・・・30万円の買い物をして支払う消費税分ですか。

消費税が5%から10%に上がったら、2~3ヶ月でチャラになる計算になりますかね。


税金が安くなって、ドライバーが喜ぶと言っても、所詮は一時的なこと。痛み止めどころか麻薬に手を出すようなものじゃないかと思いますけどね。


そんで・・・



「25円引き下げのキャンペーンは、国民に暫定税率問題へ目を向けてもらったことで役割を果たした」として、戦術を変更していくことを明らかにした。



これも、ようわからんな。要約するとこういうことか。

『25円引き下げキャンペーンってのは、言ってみただけ。』


アホか、と。

もうちょっと考えて政治しろ。国会の論議を停滞させる行動しか取らないでいて、それが国益に繋がると考えているとすれば、国民を馬鹿にしすぎじゃね?

そう思います。

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